チューブアンプに関して重たさと音のどちらを取るかはギタリストの永遠のテーマです。最近はランチボックスで事足りていますが久々に1966年製フェンダープロリバーブを引っ張り出したらやっぱりいいですね。JBL12インチ2発を駆動させるのは格別です。しかし、このナンセンスな重さには参ります。20代の頃に使っていたフェンダーザツインのハードケース入りよりも重く感じるのは年齢もありますけど原因はこのJBLでしょうね。軽く30kgオーバーでアンプハンドルも伸びきる感じです。あまりの重さに前のオーナーが直接キャスターをアンプに装着していました。転がるので楽ですがどうも直接キャスター装着はどうも気に入りません。ストッパーをかけても車両の中で動いてしまいます。かといってキャスター付のハードケースにすると重量が増えます。
そこで簡易キャスターボードをDIY。アンプのオリジナルインシュレーターは無いので新調し取り付け。バリアフリーでしか使えませんがスムースで稼働できます。
やはりEQで作ったのじゃなく、キャビネットで作りだされるローエンドは迫力が違います。こんなことを言っているからベースアンプから20年遅れるんですけどね。
チューブアンプを弾いているとケーブル直の音の良さ、ピッキングレスポンス、ピックアップのキャラクター、コード感、クランチの倍音の立たせ方等、エレクトリックギターのオイシイところを感じ取れます。そうなるとフェンダー、ギブソン、シングルPU、ハムバッキングだとかどれもいい音で甲乙つけられなくなってきます。やはりエレキギターはギターとアンプのセットでナンボでペダルは隠し味的に使うか、効果音的に使うかのどちらというのに気付かされます。たまに火を入れなきゃダメですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます