(今日の記事はブログについての個人的な思いを書いています。東海岸のコンサートやオペラに関する新しい情報を知りたくてたまたまページを開いてしまった方は、是非、無視してとばしてくださいませ)
観たコンサートやオペラはノートに端書きしたり、最近はマイクロソフトのOneNoteを使って残していた。けれど、今年になって、これはもっとそういう目的に合ったとっても素敵なツールかもしれないと思って始めたブログ。日時からでもすぐクリックしてその日のページを開けるし、カテゴリーをきちんと作れば整理もつく、音楽に関しては、前に同じ作品を違う演奏家で聴いたときに思ったこと、同じ音楽家について過去に思ったこともリンクを貼っておけば、読み返したときにも便利。写真を貼れば、あぁあの時こうだったな、と思い出す助けにもなる。さらにサーチ機能もあって、これはとっても便利なフォーマット。もうOneNoteはやめて、こっちにしよう、と自分が思ったことを記録するつもりで使うようになった。
こんなところにわざわざ来て読む方はいないだろうからと自分の記録用に書きはじめたものの、だんだんブログの公開性を意識するようになった。特に夏ごろからはインターネットで鑑賞したものについては、ひょっとして万が一、不運にもわたしのブログをついうっかり読んでしまった方のために、こんな独断的な感想を読ませてしまってすいません、そのお詫びといってはなんですが、こちらでまだ聴けますので、という思いで視聴サイトのリンクを残すようにもなった。そして初めてコメントを頂いた。のはなんとKeyakiさま。グリゴロやライモンディとオペラについて貴重な情報を教えてくださるブログは存じ上げていたのでびっくり。グリゴロ関係のことだったのでたまたま見つけられたのだろうけれど、その記事は、グリゴロは大仏顔、なんてしゃあしゃあと抜かし、ごていねいにもわざわざ鎌倉の大仏の写真まで貼っていたようなものだったので、冷や汗が出た。インターネット上のものだもの、たしかに読んでくださる方がいることをちゃんと念頭において書かなければいけないのに、これはもともとブログを書き出した目的からして間違っていた。
いいものを鑑賞したら、このうれしさを共有したい、とかこれは是非皆さんにも聴いて・観てもらいたい、とつい思ってしまう音楽の持つ力はすごい。先シーズン、今年初めのメトでのラトルのぺレアスはあまりにも素晴らしく、英語の記事や感想文を読むのだけではあき足らなかった。あのときはお正月だったから、もしかしたら日本からいらして観たというかたもいらしたかも、と思って日本語でサーチして見つけたMadokakipさまのサイト。(それがきっかけで記録を残すのにブログは使えるかもと思ったのだけれど) メトといえばMadokakipさま。詳しい、しかも、他で読んだときは興味を引かれなかったけれど、こういうことならやっぱり見てみたい、と誰もがオペラ好き魂を呼び覚まさせられるような記事。そしてコメントを残される方々も素敵。それ以来、すっかり入り浸ってしまった。今シーズン観る予定にしている音楽家の最近の動向を調べているときに出会った着物をお召しのロンドンの椿姫さまのサイトも素敵、教えていただいたShevaさまのブログも情報満載、なものだから、つい嬉しくなってしまい、最近はコメントを残させて戴いたりもした。そうしているうち、スカラHDの興奮がさめやらないまま、Shevaさまのページでラジオをお聴きになった方々が話題にされているのを見て、演出も凄い良かったですよー、これは楽しみにNHKの放送は絶対見逃さないでくださいねー、と言いたくなり、なにを血迷ったか自分のジョヴァンニのページのリンクまでつけてしまった。そしてそれをきっかけに、Madokakipさまのところでも、えーこの人こんなブログをやってたの? というのが「バレて」しまった。
読み返すと、書いている内容も、誤字・脱字はもとより、やたらと体言止めが多く、です・だ調が混在した汚い文章。語彙も文章力にも問題があって、最初のころなんかは特に、「これを見た、この人が良かった、あの人は良くなかった」なんていう幼稚園生の絵日記のような感じ。最近のものでも難については長く書いているのに、音楽的に良かったことに関してはなんだか短い。
へんなブログ。
日常的には日本語の会話をすることもなく、日本語の文章を読んだり書いたりすることが殆どなく長年過ごしていて、今年から努めて日本語の文を読むようになったけれど、未だリハビリ中。自分では気がつかない、どこかおかしいところもあるかもしれない。子どものようにかわいがっている犬を指すfurry kidを、毛深い、と訳せず、まるで年頃の子どもを指すような「毛の生えた娘」なんて言って、Madokakipさまをぎょっとさせてしまったこともあったっけ。お姫様だっこ、とかちょい悪おやじなんていう(わたしにとっては)新しい言葉もだんだん使えるようにはなった。それでもこんな言い方、昔はあったっけ、と思うような新しい言葉を覚える毎日。クラおた、なんて、最近覚えたツンデレから連想して、いいパフォーマンスにクラっと感動して変なことを書いてしまい後でおたおた後悔するわたしのような人? なんて一瞬思ってしまったし、通はショスタコービッチのことをまるで蛸の一種みたいにショスタコと略す、ということも最近知った。まだまだ勉強が足りません。
問題が山積みなのにわたしのブログに寄ってくださった方、ありがとうございます。ひょっとして読んでくださる方のために、気になった情報をお知らせするページもシーズン開始以降、書くようになりましたし、音楽家のインタビューを載せたりもしました。
とはいえ、オペラ・コンサートの感想に関しては、皆様に是非感想を聞いて頂きたいと思う気持よりも、開き直って自分の感想の記録のように書いています。特にメトの出し物に関しては、わたしの記事は独断的で参考にならないと思うので、Madokakipさまのサイトをお読みになるのをお勧めします。Madokakipさまの記事も素晴らしいし、コメントで登場する皆さんもとてもオペラ通なので、とても勉強になります。
こいつおかしなことを言っているな、変だぞと思われたら、遠慮なく叩いてください。そしてあ、この人はこれは知らないんだな、とお気づきになったようなことがあれば、是非教えてくださいませ。
観たコンサートやオペラはノートに端書きしたり、最近はマイクロソフトのOneNoteを使って残していた。けれど、今年になって、これはもっとそういう目的に合ったとっても素敵なツールかもしれないと思って始めたブログ。日時からでもすぐクリックしてその日のページを開けるし、カテゴリーをきちんと作れば整理もつく、音楽に関しては、前に同じ作品を違う演奏家で聴いたときに思ったこと、同じ音楽家について過去に思ったこともリンクを貼っておけば、読み返したときにも便利。写真を貼れば、あぁあの時こうだったな、と思い出す助けにもなる。さらにサーチ機能もあって、これはとっても便利なフォーマット。もうOneNoteはやめて、こっちにしよう、と自分が思ったことを記録するつもりで使うようになった。
こんなところにわざわざ来て読む方はいないだろうからと自分の記録用に書きはじめたものの、だんだんブログの公開性を意識するようになった。特に夏ごろからはインターネットで鑑賞したものについては、ひょっとして万が一、不運にもわたしのブログをついうっかり読んでしまった方のために、こんな独断的な感想を読ませてしまってすいません、そのお詫びといってはなんですが、こちらでまだ聴けますので、という思いで視聴サイトのリンクを残すようにもなった。そして初めてコメントを頂いた。のはなんとKeyakiさま。グリゴロやライモンディとオペラについて貴重な情報を教えてくださるブログは存じ上げていたのでびっくり。グリゴロ関係のことだったのでたまたま見つけられたのだろうけれど、その記事は、グリゴロは大仏顔、なんてしゃあしゃあと抜かし、ごていねいにもわざわざ鎌倉の大仏の写真まで貼っていたようなものだったので、冷や汗が出た。インターネット上のものだもの、たしかに読んでくださる方がいることをちゃんと念頭において書かなければいけないのに、これはもともとブログを書き出した目的からして間違っていた。
いいものを鑑賞したら、このうれしさを共有したい、とかこれは是非皆さんにも聴いて・観てもらいたい、とつい思ってしまう音楽の持つ力はすごい。先シーズン、今年初めのメトでのラトルのぺレアスはあまりにも素晴らしく、英語の記事や感想文を読むのだけではあき足らなかった。あのときはお正月だったから、もしかしたら日本からいらして観たというかたもいらしたかも、と思って日本語でサーチして見つけたMadokakipさまのサイト。(それがきっかけで記録を残すのにブログは使えるかもと思ったのだけれど) メトといえばMadokakipさま。詳しい、しかも、他で読んだときは興味を引かれなかったけれど、こういうことならやっぱり見てみたい、と誰もがオペラ好き魂を呼び覚まさせられるような記事。そしてコメントを残される方々も素敵。それ以来、すっかり入り浸ってしまった。今シーズン観る予定にしている音楽家の最近の動向を調べているときに出会った着物をお召しのロンドンの椿姫さまのサイトも素敵、教えていただいたShevaさまのブログも情報満載、なものだから、つい嬉しくなってしまい、最近はコメントを残させて戴いたりもした。そうしているうち、スカラHDの興奮がさめやらないまま、Shevaさまのページでラジオをお聴きになった方々が話題にされているのを見て、演出も凄い良かったですよー、これは楽しみにNHKの放送は絶対見逃さないでくださいねー、と言いたくなり、なにを血迷ったか自分のジョヴァンニのページのリンクまでつけてしまった。そしてそれをきっかけに、Madokakipさまのところでも、えーこの人こんなブログをやってたの? というのが「バレて」しまった。
読み返すと、書いている内容も、誤字・脱字はもとより、やたらと体言止めが多く、です・だ調が混在した汚い文章。語彙も文章力にも問題があって、最初のころなんかは特に、「これを見た、この人が良かった、あの人は良くなかった」なんていう幼稚園生の絵日記のような感じ。最近のものでも難については長く書いているのに、音楽的に良かったことに関してはなんだか短い。
へんなブログ。
日常的には日本語の会話をすることもなく、日本語の文章を読んだり書いたりすることが殆どなく長年過ごしていて、今年から努めて日本語の文を読むようになったけれど、未だリハビリ中。自分では気がつかない、どこかおかしいところもあるかもしれない。子どものようにかわいがっている犬を指すfurry kidを、毛深い、と訳せず、まるで年頃の子どもを指すような「毛の生えた娘」なんて言って、Madokakipさまをぎょっとさせてしまったこともあったっけ。お姫様だっこ、とかちょい悪おやじなんていう(わたしにとっては)新しい言葉もだんだん使えるようにはなった。それでもこんな言い方、昔はあったっけ、と思うような新しい言葉を覚える毎日。クラおた、なんて、最近覚えたツンデレから連想して、いいパフォーマンスにクラっと感動して変なことを書いてしまい後でおたおた後悔するわたしのような人? なんて一瞬思ってしまったし、通はショスタコービッチのことをまるで蛸の一種みたいにショスタコと略す、ということも最近知った。まだまだ勉強が足りません。
問題が山積みなのにわたしのブログに寄ってくださった方、ありがとうございます。ひょっとして読んでくださる方のために、気になった情報をお知らせするページもシーズン開始以降、書くようになりましたし、音楽家のインタビューを載せたりもしました。
とはいえ、オペラ・コンサートの感想に関しては、皆様に是非感想を聞いて頂きたいと思う気持よりも、開き直って自分の感想の記録のように書いています。特にメトの出し物に関しては、わたしの記事は独断的で参考にならないと思うので、Madokakipさまのサイトをお読みになるのをお勧めします。Madokakipさまの記事も素晴らしいし、コメントで登場する皆さんもとてもオペラ通なので、とても勉強になります。
こいつおかしなことを言っているな、変だぞと思われたら、遠慮なく叩いてください。そしてあ、この人はこれは知らないんだな、とお気づきになったようなことがあれば、是非教えてくださいませ。
こちらこそよろしくお願いいたします。
> お母様
あ、もしかして犬の娘って... ひょっとすると私が「私の母はわんちゃん」だって言っていると思ってらっしゃったりします?(笑)
うちにはわたしの娘のような存在の犬がいるのでそうしたんですが、やっぱり日本語としておかしいのかな?
寒いのは大変ですが、よいクリスマスをお過ごしくださいませ。
> 誤解させてゴメンナサイ
とんでもないです。犬の娘?と怪訝そうだったShevaさま、この人自分の親を犬呼ばわりしてよっぽど変な人! と思ってらっしゃるかと想像したらおかしくって・・・ 私は楽しい思いをしました。
50%はたしかに音楽好きで、残りの50%を凌駕してました。父は遺伝子に全く音楽的なものを持っていないような人ですが、母方の祖父が大変熱心な音楽好きだったんです。小さい時分から本当に素晴らしいコンサートやオペラに連れて行ってくれた。オペラに限っていえば、最初のオペラはサザランドの椿姫。あんまりサザランドが素敵だったので、それからレコードをかけながらリブレット片手に無理やり友達を引きずり込んで椿姫ごっこに興じました。安静? 安藤さんの安に静岡の静だな。ヴィオレッタ役の子に一生懸命あんしずに、あんしずに、と言っていたのを思い出します。(最近になってあの時のサザランドが非常に不評だったということを知って、そう言う気持は今となっては確かに分からなくはないけれど、そこまでけなすほどのものだった? とびっくりしました。)
ドミンゴやカップッチエリのイタリア歌劇の頃になると予習のために、所々に鉛筆でマークがついたお古のリブレットとカセットをくれたんですけど、トゥリッドゥとかサントゥッツァとかこんなに小さいゥとかッとかが沢山ある言葉をそれまで見た事がなかったので、全くどう読むのか分からず。テープを聴いてからやっと読み方が分かり、これどう読むか分かる? 教えてあげようっか? なんてわざわざ母に見せにいきましたっけ。今から考えると年端もいかない子どもになんて大胆な贅沢なものを見せていたんだ、とも思いますが、祖父には素直に永遠の感謝の気持で一杯です。
中学になるころからだんだん音楽の話しができる友達も現れてきたんですが、やっぱりある程度のバランスは必要ですね。
私は今でも結構あの頃しびれるーと思っていたのと同じようなレベルで楽しんでいると思います。祖父との沢山の音楽に関する思い出は大切な宝ものですが、比較的早くから目覚めたにしろ、その機会を一生懸命生かさなかったのはもったいなかったとも思います。ピアノはコンサート前に楽譜をさらったりはたまーにはしますが、オペラやシンフォニーの楽譜はとてもじゃないけれど読みこなせません。できたらいいなとは思うんですけれど・・・
素人耳さまはMadokakipさまのところで、よく色々なことをご存知だし、お話も楽しいので、優しいMadokakipさまに甘えて、ついつい直接お話させて戴いています。こちらにも遊びに来てくださり、嬉しいです。