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写真を載せています。

ツグミ飛翔|同時に揃うべき要素は多々、だから...

2022年01月22日 | 野鳥・鳥類
大きさでは、 特に小さくはない、 ヒヨドリと似たようなところ。
飛び方が、 スピード感はあり、 でも 軌道が直線的、 という総合では、 ヒヨドリよりは難度が低く感じる方が多いだろう。
とはいえ、 大きい鳥ではないので、 超望遠レンズでも 飛翔姿を鮮明に写せるには かなり近い所を通ってくれる状況が必要。





飛翔写真もまた、 お幸せな幻想の無限ループに逝ってしまって リアル世界とはサヨナラになりがちな、 大きな“鬼門”だろう。
遠くても ド逆光でも お構いなしに、 飛び去って行く後ろ姿を 延々と大量連写し続けてご自慢し合う内輪文化がありがちだが...
当然、 そういう 同類さん同士だけでの『集い』の外では、 飛翔が写ってさえいれば 優れた飛翔写真にしていられる筈もなく...

鳥が飛んでいるシーンは 何度も見られても、 そこに 光も角度も良いタイミングが 必ず有るわけではない。
そして、 良いタイミングが有っても、 通る距離が近いほど、 条件が良いゾーンは 短時間で通り過ぎてしまう。
その 限られた機会の 僅かな間で、 動きの形とピントも揃ったコマが当たれば... の撮影シーン。

これは、 狙える状況になる可能性を まだ遠くにいる段階で事前に見つけて 対応できている必要がある。
鳥の飛翔写真で特に重要なのは、 こういう、 知識、観察力、長時間の集中力、といった 「頭」の部分での能力。
真っ先に「手先」のカメラ操作スキルが思い浮かぶのなら、 無興味な門外漢の、 無知でも目立つ外面しか見えないでの連想。
もちろん カメラ操作スキルも必要でも、 それが いくら優れていても、 活かせる機会が乏しいのでは 成果に繋がらない。


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