goo blog サービス終了のお知らせ 

小袖城

歴史についてその時々に興味をもったものについて書いています。 どうぞお立ち寄りくださいませ!

今さら「清盛」第10回感想

2012年03月22日 00時40分59秒 | 西行&精霊
ずーっと忙しくて書きたかった「義清散る」の感想をやっと書く事が出来そうです!

美しいエリート武士の佐藤義清がなぜ出家したのか?
それは今でも誰も分からない事です。世には仮説が蔓延しております。
本能寺の黒幕が誰だったか?というのと同じくらいに分からない出来事だと思います。

今書いてて初めて思いましたが、なんだか謎の感じが似てるかも?
両方とも史料が少ない事や、当時の歴史の流れの取り巻く環境が多々あって一つに絞れない所が。
まぁ義清はそんなに歴史を動かした人物ではないので、取り上げられるのも少ないですけどね。

しかし、待賢門院に振られてその上狼藉を犯して出家しちゃうってのはどうなんでしょう?
私の中では義清はそんな人物ではないんですけど!!
乙前に続いて許せない!NO2ですよ!
私の義清像は辻邦生氏の小説「西行花伝」のまんまなのですが、名前の通り清く正しく強くてやさしいカッコいい人なのです。
そんな文武両道で、蹴鞠もむっちゃ上手い!流鏑馬も難なくこなす、和歌も出来る!おまけに男前!な義清がなぜ出家したか?
最大の謎です。

いろんな説があります。恋に破れた。これは璋子だけでなく、堀川局説もあります。
西行物語では、友人の突然死に何もかもいやになったですね。
私は個人的にどちらの説でもなく、友人の死は病気ではなく暗殺でそれに危機を感じ西住とともに出家したと思ってるのです。
そのへんのところは友人のきなりさんと共に作ってるサイト「きなりずむ」内の「利剣の舞 知剣の歌~西行とその時代」で書かせていただいております。

えーっと話しを「清盛」に戻しまして、義清ですがいきなり屋敷に帰ってきて子供を縁側から蹴り落としてしまいます。
これは「西行物語」に出家しようとする義清を引きとめようとして妻子が縋り付くのを振り切る為にやる場面があるのですが、
ドラマでは本当にいきなりで何の前触れもなしです。
ちょっと強引過ぎると思いました。心に鬱積するものがあるにせよ、説得力に欠けると思います。

その後の行動もちょっとちょっとって思う所が多々ありで…。
璋子の首を絞めてる所を清盛に止められて事なきを得るのですが、そこに清盛絡ませましたかって所です。
しかし、鳥羽上皇がいくらそんなの知らないと言っても、そんな事したら出家どころで済まないですよね。
しかも、彼は上皇の信任がかなり厚かったはずです。出家した後も歌会などに参加しているようですし、恥て出家したのならば
もう宮中には顔は出せないはずですね。

それから頼長は義清を毛嫌いしている設定です。
義清が出家した記事はこの頼長の日記に少し書かれてるだけなのです。
それは淡々としていて何の感情もないようですが、ドラマでは大嫌いな感じです。
きっとまじめな頼長君には義清のような何でも出来るカッコいいやつは許せなかったのでしょう(笑)

まだ11回は見てないのですが、まだまだ宮中の権力闘争は続きますね。
これに源平が加わってくると、いっそう拍車がかかります。
今回義朝がかなりさわやかな感じで、好感がもてますね。彼のこれからの苦悩ぶりも楽しみです。






次期大河の清盛のニュース!

2011年11月17日 23時33分20秒 | 西行&精霊
何気に新聞記事を見ていると目に留まったのが「松ケン清盛お見事!やぶさめの腕前披露」

NHKの次期大河ドラマ「平清盛」(来年1月8日スタート)に主演する俳優・松山ケンイチ(26)が15日、京都・下鴨神社でロケを行った。松山演じる清盛が親友となる佐藤義清(藤木直人)と出会う場面で、やぶさめに挑戦。今夏から60回以上の馬上トレーニングを積んできただけに、テストも含め5回中3回、的を射落とす見事な腕前を披露した。

おお~~!清盛は西行こと佐藤義清と親友という設定ですね。宿神と同じです。
しかも、出会いは流鏑馬!!
清盛の腕前だけではなく、義清も絶対上手いはず!彼の流鏑馬シーンも入れて欲しいです。

とにかく西行にスポットが当たるのは珍しいので名前が出ただけでちょっと興奮ぎみです(^^)
はっきり言って清盛に興味はないです。出家するまでの西行がどれだけかっこよく描かれるかが楽しみであります!


僕のおじさん網野善彦~中澤新一

2011年09月18日 23時50分00秒 | 西行&精霊
もうだいぶ前の事になるのですが、図書館へぶらっとでかけ新書のコーナーを何気なく見ていて目についたこの本「僕のおじさん網野善彦」中澤新一を見つけて、
「何~~?中澤新一氏のおじさんが網野氏なのか??」という驚きと疑問がイッキに頭の中をぐるぐる回りまして、思わず手に取ってしまいました。

中澤氏といえば、2007年5月の記事にも書いてますが、夢枕獏氏の「宿神」の連載の起源にもなっている本「精霊の王」を書いてる方です。
そして、網野氏は歴史の光の当たらない人たち(職人や芸人たち、寺人神人職人など非農民)にスポットを当てて研究をしておられた方です。
私の好きな隆慶一郎氏(花の慶次~前田慶次郎や影武者徳川家康を書いた人)や五木寛之氏の「親鸞」にも彼の影響があるのではないか?という記述が多々登場します。

私が歴史を楽しむ中で、このお二人は欠かす事が出来ない存在でした。その方々が親戚だったなんて本当に驚きと感動です。

本を読み勧めていきますと、網野氏は中澤氏の叔母さんのお連れ合いで血のつながりは無いのですが、小さい頃に初めて出会ってかなり影響を受けたと語ってました。
網野氏は残念ながらお亡くなりになったそうで、この本は追悼文なのです。

お二人が影響し合って本を書くくだりは本当に素晴らしいと思いました。
この本を読んで、私の中の歴史がまた繋がった部分が出てまいりました。

そして、「精霊の王」もまた読みたくなったので借りてきました。
昔のブログを見ると4年も前の話なんですねぇ~(^^)本人は昨日の事のように思ってますけどね(笑)

今日、図書館で渡辺淳一氏の「天上紅蓮」の貸し出しの順番がやっと回ってまいりまして借りてきました。
かなりスキャンダラスな感じは否めませんが、どのように待賢門院と西行がかかわって行く所を描くのか興味深々です。
また、感想など書かせていただきたく思います。

昔書いた宿神関係の記事です。良かったら読んでやって下さい。


祝☆「宿神」連載

2008年05月02日 22時31分53秒 | 西行&精霊
待ちに待った夢枕獏氏の「宿神」が朝日新聞出版発行の『一冊の本』に連載がはじまりました。
かな~りうれしいのでテンションが上がっております。

新聞連載が終わって、この後は「一冊の本」という冊子に連載するという話を聞いてまして、
検索したら定期購読があるとのこと。

早速、注文いたしまして(と言っても振込みになかなか行かなかったから、1ヶ月くらいは遅れたけど…。)
4月号から送られてきました。
内容も興味深そうだったのも、すぐ購読した理由です。
一年で千円ってお安いのも理由です。

そして、4月30日に5月号が送られてきました!!
仕事から帰って「あっ、きてるわ」と軽い気持ちでパラパラとページをめくったら、
「宿神」が~~~~~~~~!!
私はうれしさのあまり、思わずきなりさんにメールしてしまいました!

西行に興味があるのはモチロンですが、夢枕先生の歴史観がすばらしいのと小説としての話が面白いのが最高です。
今回の連載は西行編のようです。
前にも書いてますが私は出家した西行よりも、佐藤義清の方が好きなんですけどね。
しかし、どんな風に西行が本の中で活躍するかを考えただけでワクワクします。

また、ゆかりの地をたずねたりしたいと思っています。

きなりさんが
夢枕獏「宿神」について語る掲示板
を開設してくださいました!!
ありがとうございますm(__)m

こちらでも、ガンガン語りたいと思います。
よろしくお願いいたします(^^)

大避神社に行ってきました

2007年07月25日 22時08分31秒 | 西行&精霊
今日、遂に憧れの大避神社に行く事が出来ました。

大避神社は兵庫県の赤穂の坂越という漁村にあります。
延喜式以前の創建とされ、秦河勝、天照大神、春日大社を祀っています。



対岸に浮かぶ生島も見ることが出来て感激いたしました。
すご~く岸から近いんですよ。泳いでいけそうでした。

炎天下の平日で、人は全然いませんでした。
大避神社は山の中腹にあるので、鳥居から参道を登り、石段を少し登ると山門に到着します。
登る距離はそれほどではなくちょうどいい感じでした。

古の時代、ここに秦河勝が流れ着いたのですね。
なんか、不思議な気持ちでした。

大避神社のページを作りました。
こちらからどうぞ!