またまた「精霊の王」関連です。
金春禅竹(1405~1470)の作の謡曲 『芭蕉』について載っていました。
この世界は私には全くの初めてで、どのようなものか知りませんでした。
本を読んだ今でも、全然分かっていません!(えらそう)
この謡曲『芭蕉』の物語をかいつまんでご紹介しますね。
楚の時代の中国の小水という所のお話です。
粗末な庵に法華経の持経者が住んでいました。
その庵は藁屋根だったので雨音が聞こえないのを残念がった彼は庭に芭蕉の木を植えます。
それ以来雨が降れば「ほろほろはらはらとする」芭蕉の葉をしとやかに打つ
雨音が聞こえるようになったのです。
ある時から持経者が読経していると、誰かがいる気配を感じるようになりました。
一体誰なのか、今夜こそたしかめようと心に決めていたら、いつものように人の気配がありました。
彼は読経をやめ、その気配を見ると月影に女性の影が浮かび上がりました。
誰かと尋ねると女性は
「このあたりに住むものですが人間に生まれることは難しく、
その上真理の教えに接することはなおさら難しいと言われますのに
こうしてそれに接することが出来ました仏法結縁のために上がらせていただいても
よろしいでしょうか?」
はじめは女性を庵に入れる事を躊躇していた持経者ですが、志の深さに感じ入り読経を拝聴することを許したのです。
そして、その後、持経者は女性が芭蕉の精だという事を悟るのです。
うちの裏の空き家の庭に芭蕉の木が植えられています。
私はこの空間が大好きで、通る時に眺めています。
古い空き家は平屋で、空の風景も大好きなのです。
今、急に思い立って写真を撮ってきました。
夜なので、ちょっと不気味ですが、雰囲気が少しは伝わるのではないかと思います。
この風景を見ると、芭蕉の精が本当にいるのではないかと思います。
私の所にも来てくれないかしら(^^)
金春禅竹(1405~1470)の作の謡曲 『芭蕉』について載っていました。
この世界は私には全くの初めてで、どのようなものか知りませんでした。
本を読んだ今でも、全然分かっていません!(えらそう)
この謡曲『芭蕉』の物語をかいつまんでご紹介しますね。
楚の時代の中国の小水という所のお話です。
粗末な庵に法華経の持経者が住んでいました。
その庵は藁屋根だったので雨音が聞こえないのを残念がった彼は庭に芭蕉の木を植えます。
それ以来雨が降れば「ほろほろはらはらとする」芭蕉の葉をしとやかに打つ
雨音が聞こえるようになったのです。
ある時から持経者が読経していると、誰かがいる気配を感じるようになりました。
一体誰なのか、今夜こそたしかめようと心に決めていたら、いつものように人の気配がありました。
彼は読経をやめ、その気配を見ると月影に女性の影が浮かび上がりました。
誰かと尋ねると女性は
「このあたりに住むものですが人間に生まれることは難しく、
その上真理の教えに接することはなおさら難しいと言われますのに
こうしてそれに接することが出来ました仏法結縁のために上がらせていただいても
よろしいでしょうか?」
はじめは女性を庵に入れる事を躊躇していた持経者ですが、志の深さに感じ入り読経を拝聴することを許したのです。
そして、その後、持経者は女性が芭蕉の精だという事を悟るのです。
うちの裏の空き家の庭に芭蕉の木が植えられています。
私はこの空間が大好きで、通る時に眺めています。
古い空き家は平屋で、空の風景も大好きなのです。
今、急に思い立って写真を撮ってきました。
夜なので、ちょっと不気味ですが、雰囲気が少しは伝わるのではないかと思います。
この風景を見ると、芭蕉の精が本当にいるのではないかと思います。
私の所にも来てくれないかしら(^^)