ソーハム(彼は私)はシャラナガティ(帰依全託)を表明するマハーヴァキヤ(偉大なことば)です。
私の中に彼(神)を迎え入れ、彼(神)の中に私が帰融します。
分離や差別が消失し唯一者のみが存在するという訳です。
この世に在ってはあなたたちは、親であったり子であったり、上司であったり部下であったり、妻であったり夫であったり、敵であったり友であったり、教師であったり学生であったり、医師であったり患者であったり、売る人であったり買う人であったり、支配する人であったり追従する人であったり、立ち向かう人であったり逃げ出す人であったり、優秀な人であったり凡庸な人であったり、善人であったり悪人であったり、理性の人であったり思い惑う人であったり、喜ぶ人であったり悲しむ人であったり、するかもしれませんが、霊に在ってはあなたたちは皆、神の愛し子なのですから、誰もがみな愛しい兄弟として、慈しみあい愛しあわなければなりません。
それでこそ、神の御前での平等なのです。