中山道二人旅

病気持ち、かつ初老男の気まぐれ二人旅

女夫石遺跡

2007年02月09日 20時00分00秒 | 街道
<女夫石遺跡を訪ねて>山梨県韮崎市
縄文時代の祭りが現在の地名に痕跡を残す?
そんな興味をかきたてる遺跡が山梨県韮崎市で発掘され、関心を呼んでいる。
韮崎市穂坂町宮久保の女夫石(めおといし)遺跡。JR韮崎駅から北に車で数分の果樹園地帯に位置する。字名が女夫石。遺跡から100mほどのところに、高さ3mを超す巨石とひと回り小さい石の二つが夫婦のように仲良く並んでいる。農道敷設に伴う発堀は昨年始まり、掘り進むにつれ異様な光景が見えてきた。竪穴式住居地帯に隣接し、石がごろごろした一帯が出てきた。・・・省略
遺跡の西方には南アルプスが望め、春分・秋分の日には地蔵岳(2840m)山頂のオベリスク(石塔)に日が沈むこともシュミレーションで判明した。国学院大の小林達雄教授は「1000年以上祭祀が続いたこと。特別な場所であること。縄文人が石への特殊な観念を持っていること。ここから何が読み取れるか?」・・・省略

毎日新聞2007年2月9日(金)夕刊