青森で暮らしたのは小学6年まで。それまでの思い出はたくさんあるが、中でも一番の思い出は、冬になると大きな樽につけた”ナタ割漬け”だ。寒い納屋のようなところに保存されていた漬物は薄氷が張ってて取り出す時にヒャッコイ（冷たい）思いをした事を記憶している。厳寒の中だから大根の甘みも出たのかもしれない。この暖かい千葉で旨く漬かるかなと思いつつ，挑戦した。まずはナタでバツバツ三角な形に切って、大根2本に対して塩麹2袋、昆布少々、トウガラシ、酒、塩少々を加え漬けた。で、１週間後に、試食。食感はまずまず。しかし味に深みが無い。醤油の力をちょっぴり借りるといいかも。麹の量がが少なかったのかな。最近は少々酸味もあるが自分で漬けたものだからやっぱり旨い。焼酎のお湯割りのお供に最適だ。来年は”そばつゆ”をメインに使って漬けてみよう。（福島で食べた漬物がおいしくて忘れられないから）
