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株式会社アセラ 農薬部

農薬通信 Web版

秋野菜、ネキリムシよ 食べないで!

2016-09-20 08:30:35 | 記事

秋野菜の苗を定植すると、すぐにネキリムシに食い荒らされることがあります。

定植して数日が過ぎて畑に行くと、元気に生育しているはずの「野菜苗が根元からポキッと折れた」、「苗の葉が無くなっている」という問い合わせが多く寄せられています。

これは、ネキリムシ類の被害が中心です。

ネキリムシは正式には、カブラヤガやタマナヤガの幼虫のことを言います。

被害があった付近の土中を掘ると、体長2cmほどの黒い幼虫が出てきます。

それらが苗の茎を食いちぎってしまいます。

ネキリムシ類は、食欲が旺盛で、昼間は土中に生息し夜になると野菜苗などの茎を加害します。

そのため、被害の発見が遅くなり、防除適期を逃してしまいます。

下記のベイト剤(誘引効果のある毒餌)を使用して、被害を最小限にしましょう。

 

定植後の防除方法

株元散布できるベイト剤

○ネキリエースK(製品規格:2kg) 

 使用量:3kg/10a 登録作物:キャベツ、はくさい、ブロッコリー、だいこん、ねぎ…

○デナポン5%ベイト(製品規格:2kg)

 使用量:3〜4kg/10a 登録作物:キャベツ、はくさい、だいこん

○ガードベイトA(製品規格:2kg)

 使用量:3kg/10a 登録作物:キャベツ、だいこん、はくさい、カリフラワー、ブロッコリー…

○ラービンベイト2(製品規格:2kg)

 使用量:3〜4kg/10a 登録作物:キャベツ、たいこん、はくさい、レタス…

 

適用作物については各製品ごと確認し、ラベルに記載された注意事項を守り、正しくご使用ください。



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