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新人社員Tのお仕事日記: Rhinoマスターへの道

昇降モードについて

2006-12-21 13:44:08 | インポート

モデリングをする際に、Perspectiveビューにて全体的な形状を確認しながら行う事があるかと思います。

例えば、一部分のオブジェクトを作業平面のZ軸方向に移動したい場合、対象となるオブジェクトをクリックしてマウスでドラッグすると、Z軸方向ではなく、XやY軸方向にしか移動できない。その為、ビューを変更してFrontビューにてオブジェクトを移動して、再度Perspectiveビューに戻って全体形状を確認して・・・・という具合になかなか大変です。

そんな時に昇降モードを使ってみてはいかがでしょうか。

操作はキーボードのCtrlキーを押すだけです。Perspectiveビューにて、移動対象のオブジェクトをクリックして、キーボードのCtrlキーを押しながらマウスでドラッグしてみましょう。すると最初にクリックした点から、白いトラッキングラインが表示されて、垂直方向に移動できます。

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又、オブジェクト移動だけではなく、点の配置や曲線点の配置の時にも昇降モードは使用できます。

任意のポイントでCtrlキーを一回押すだけで、その位置からの垂直方向にマウスカーソルを拘束する事ができます。

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昇降モードの解除は、キーボードのTabキーを二回押します

補足ですが、私の場合はレンダリングのスポット光源を配置する際に、この昇降モード機能を良く使用します。

例えば、オブジェクトの右斜め上からスポット光源を当てたい場合、昇降モードを使用しないと、斜めから照らされているスポット光源を作成後、光源の制御点を表示して、Frontビューで垂直方向に移動するといった手順が必要になりますが、昇降モードを使用すると、一回の動作で同じ光源が作成出来ます。

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ちょっとした機能ですが、覚えているとモデリングの際に重宝すると思いますので、みなさんも色々な場面で一度お試し下さい。


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