LEGO BLACK Shipbuilding

ブラック業界の嵐を乗り切れ!進めレゴ艦隊!

超大型巡洋艦 ノーザン・マリアナ・アイランド

2020-04-18 16:15:16 | USS - Northern Mariana Island


アメリカ海軍の空前絶後の巨大巡洋艦アラスカ級をモデルにした艦の設計を開始しました。

【アラスカ級について】

はっきり言ってマイナーな艦だと思います。出現時期が大戦末期の1944年6月で活躍の場が無かったこともありますが、その細長すぎる船体により多くの問題を抱えており、就役から僅か2年8カ月で退役。ミサイル艦としての改装も計画されましたが結局コストの面から中止され、35,000トンという非常に大規模な水上戦闘艦でありながら有効性が見いだされることもなく1960年にスクラップ処分にされています。

詳細は画像からどうぞ。Wikipediaに飛びますので。


【ノーザン・マリアナ・アイランドについて】

前回のモンタナ級超々弩級戦艦ミシガンもそうでしたが、ほぼ架空艦として設計していきますので、存在しない7番艦ノーザン・マリアナ・アイランド(CB-7:Northern Mariana Island)としています。意味は「北マリアナ諸島」で他のアラスカ級と同じくアメリカ合衆国の準州(当時のアラスカ、ハワイ等)もしくはコモンウェルスからもらいました。ただマリアナ諸島がアメリカ領になったのは1947年ですので、この艦が存在している世界では前大戦が1945年に終結していない恐怖の時空のようです。

【作品について】

現在予定されているサイズは全長130ポッチ:全幅12ポッチです。



全長289メートルのミシガンが160ポッチですので、もし実際のサイズになると250メートル程度の大きさとなり、なく間違いなく史上最大の巡洋艦でしょう。ただし全幅が12ポッチしかないため縦横の比率が異常な数値となっております。しかもミシガンのマストを参考にしておりますので、恐るべきトップヘビーとなる予定です。ただレゴの世界にはそんなものは関係ありませんので、ミシガンと一緒に管制塔を積んで敵艦隊を威圧してあげましょう。

現在の設計進歩度は約20%といったところ。艦首側船体上から主砲、前部艦橋、水上機カタパルトあたりまで設計済みです。

各部を紹介いたしますと



艦首形状は非常に強いシア―とフレアーを採用し、これにより異様な直進性能を誇ります。あまりにまっすぐ進む力が強すぎて全く旋回できず艦隊行動を乱すほどですが、タッグを組むミシガンも同じぐらい酷いからOK。ちなみに1番砲塔から艦首に向けての反りを段差を付けて再現しています。ほんとはミシガンでもやりたかったけど、4年前の私では思いつかなかった。



次に「Mk8 12インチ50口径3連装砲塔」です。



開発の歴史は左の黒くなってるやつからスタートしました。正直デザインはお気に入りでしたが、まるで宇宙戦艦の主砲のようで似ても似つかないので没。次に真ん中ですが、これは隙間があり過ぎるのと高さがありすぎるので没。そして結局ミシガンの主砲を小型化したような形での搭載となりました。



続きまして前部艦橋です。
装備している両用砲や対空機関砲、射撃管制装置はほぼ全てミシガンからの流用です。



(この中のどこに人がいるんだろう・・・?)



最後に水上機を。こちらは新規開発機です。ミシガンと同じ「OS2U・キングフィッシャー」ですが。



残念ながら旧モデル(左)は大きすぎます。アラスカ級は水上機母艦でありませんので、泣く泣く簡素化しました。もしこのマリアナを発注するのであれば、ミシガンの分も一緒に納入してもらう予定です。

以上です。今後はノーザン・マリアナ・アイランドをメインの設計に据えていく予定です。大和は未だ設計中ですが、ミシガンの後にこれはちょっと大きすぎるのでしばらく凍結にしておきます。ではまた今度。


【編集後記と日記】

コロナウィルスのせいでわが社も一時帰休です。1か月の間8日しか出なくていいそうです。ほんと嫌になってきます。業務用アドレスに仲のいい同業者から何でもいいので仕事をくれと悲壮感漂う内容のメールが来ていますが、ホントにどうしようもありません。ミシガンを飾る棚も輸入が止まっているため金だけ取られて到着は来月下旬以降ということです。完成しても邪魔されるとは驚きです。はあ・・・溜息しかでません。出張もなく、実家に帰ることもできず、毎日毎日暇で暇でしょうがない。たぶん飽きなければ、このマリアナは今月か来月には完成するでしょう。ただ発注するかは微妙ですが。

といったところで終了です。とにかく皆さん頑張りましょう。