abymanの思考の旅日記

思考に思いついたこと。目に焼きついた風景の日記。

正しさと間違うこと

2020-05-16 08:08:59 | 日記

点って何やろか?
絵を描く時、何の気無しに点から描いていく!

悪戯描きのように描く。
こんな描き方は間違いなんやないか?
と思う。
ひょっとして、邪道なんやないか?

どの点から描くか?
そんなことに悩んだことがない。
「なんでやろか?」
点って何なんだろう?

数学の有名な定理、谷山・志村予想!
志村が谷山を評した言葉が心に引っ掛かって離れない。
「谷山は、正しい方向に間違う奴だから」

『正しい方向に間違う』
って何なんやろか?

バブー(魔物)のこと2

2020-05-15 21:17:34 | 日記

ある日、漁を終えた父は海岸端を歩いていた。
遠くの岸壁に黒くうごめいている塊を見た。
「あれがバブーなんか?海神様が陸に上がって来たんかもしれん」
父は怖さも忘れたように黒いバブーのところに歩いた!
不思議に怖さを感じなかった。それより、黒いものの正体を知りたかった。
父はバブーの前に立っていた。
黒い正体は、何千何万という蛇が交尾のために木に巻き付いてうごめいている姿だった。
父は息を呑み、その場に立ち尽くした。

僕は父の焼酎の量が気になった。赤い顔、父の目も充血したように赤い!
僕にとってバブーは父だったのかもしれない。
父は静かに、
「お前な、世の中の実態とは、こんなもんや」
僕は俯いている。
父は、
「でもなバブーより何より人の方がよっぽど怖い」

18歳の時に書いたバブー(魔物)はつづきがあるが、
長いので止めます!


バブー(魔物)のこと

2020-05-14 23:15:29 | 日記

雲がなんか語りかけているように思えた!
衣替え、本の整理をしていたら、18歳の時に書いた短編が出てきた。
片付けするのも忘れて読んでしまう!
「へ〜、こんなこと書いたんや?」

バブー(魔物)

夜、夢をみて泣いた。
どんな夢だったのか思い出せないでいる。
布団に起き上がってもしゃくり上げて止めどなく涙が出てしまう。
喉が詰まり、声を圧し殺す。
嗚咽が天井に当たり、僕の体に戻って来るように思えた。ぐしょぐしょになったベトベトの布団の上で、汗なのか涙なのか手がヌルヌルという感触で滑る。
何故か、父から聴いた『バブーの話』が脳裏に浮かんだ。
父が18歳ぐらいの時のことだ。生まれ育った甑島の切り立った岸壁に1本の大きな木があった。
ある日、村人が、
「あの木にバブーが宿った。恐ろしか!みんな木に近づくと取り殺されるぞ」
村の老婆たちは遠い木に向かって手を合わせて拝んだ。
         つづく


秘密基地のこと

2020-05-14 16:39:21 | 日記

鶴見川の土手で椅子を置いて本を読んでいる!

ここはボクの秘密基地だ!

鳥が木にとまってている!

「気」に逆らわない生き方をしたいと思う。

「気」に逆らうとはどんなことなんやろか?

気に逆らうとは、心のどこかで「自分は正しい」と思い込んでいるからなんやという!

「自分は正しいことをしているのに・・・」

そんな想いは捨ててしまうことだ!

気の流れを自然に任せること!

「正しいことがあるんじゃなく、正しいと思っている人がいるだけだ!」

死んだ親父がいった言葉が降りてくる!





ラグーのこと

2020-05-14 10:40:08 | 日記

昨日は休日、カミさんの誕生日だ!
朝、カミさんは介護の仕事に出かける!

ボクは朝から買い出しに行く!
ささやかなサプライズ!



幸せのレシピ、合挽き肉ラグーのパスタと玉葱ドレッシングを作る!

サラダにトマトと生ハムを添え、カミさんが大好物のホワイトアスパラを入れる!

夜、カミさんが疲れた顔で帰ってくる。
「誕生日おめでとう!」

白ワインで乾杯!
カミさんの笑顔が嬉しい。
「ヘェ〜、頑張ったんやね」

カミさんが好きなモンブランを買った。
店員が、
「ロウソク付けましょうか?」
「ロウソクもあるんや!」

ありがたいな!

幸せのレシピ、合挽き肉のラグーに乾杯やね!