横山大観 『霊峰』
2月23日は天皇誕生日でした。遅れ馳せながら天皇陛下の御誕生された良き日を心から祝い、陛下の御健やかな御長寿と御代の長きを謹んでお祈り申し上げます。
講談社絵本・羽石弘志 『楠木正成』
昔は天皇誕生日には、天長節と言われて、国を挙げての御祝いをしたというのに、コロナの中とは故、御目出度い日は何と、寂しく味気なく、その日は過ぎていったでしょう。
話題は秋篠宮皇嗣家にもって行かれ、陛下の御言葉は大概、皇后陛下や敬宮殿下の事ばかり取り上げていました。陛下は皇后陛下や敬宮殿下のメッセンジャーでは有りません。皇后陛下方の御体調云々は宮内庁側から発表すれば良いのです。
陛下にはもっと大切な事を公に仰せになられて、その事を大きく取り上げられて、然るべきと思うのですが、現在の状況が、それを許さないのでしょう。家庭にしか機能していない天皇。家庭内の事以外、仰せにならなくとも、良いという風潮があるのてしょう。それは先帝の頃からの引き継いた哀しき風習なのですね。
羽石弘志 『楠木正成』
・・・・YouTuberで昔の歌をイロイロと探していたら、
『天長節』(文部省唱歌)という歌を見付けました。お恥ずかしいことに、こういう歌を知りませんでした。
最近話題の皇室ブログ、薄紫さんは過去の事なんて、昔の事なんて・・・・という風に書かれていましたが、(シロガネの記憶違いでなければ)やはり例え過去の埃を被った状態でも、この歌の格調高さは現在のものとは違います。
小林古径 『菊花』
『天長節』
作詞 黒川真頼
作曲 奥 好義
今日の良き日は 大君の生まれ給(たま)いし、良き日なり
御光(みひかり)の射(さ)し出で給(たま)いし 良き日なり
光遍(ひかりあまね)き 君が代を 祝え諸人(もろびと)諸共(もろともに)に 恵み遍(あまね)き、 君が代を
祝え 諸人(もろびと) 諸共(もろとも)に
高畠華宵 『緑の林を行く』
・・・・どうしてこんな素晴らしい歌が、天皇誕生日に歌われる事もなく、復活もせずに、忘れられたのか、それを許さない勢力があったのでしょうね。(宮中では歌われているかも知れません)
それは現在でも続いているのでしょうか??
下村観山 『春の朝』
余計な事を書いてと叱られそうですが、フランスの国王、ルイ14世に仕えた、音楽家でルイ14世が好きで好きで堪らなかった、
映画・『王は踊る』より
リュリが作曲した歌劇 『“イシス„~神々が選んだのは陛下~』を紹介します。もう陛下への愛(独占欲)に満ち溢れております。
~~♪♪♪
陛下は神々に選ばれたお方 フランスを幸福で満たしてくれる~~♪
従党を組んで 陰謀を企てようとしても 多くの王が 結託しても 無駄なことよ~~♪♪
陛下に従うことは 何と幸せなのだろう~♪♪
最も偉大な英雄を世界中に広めよう~~♪♪
勝利に輝く勇敢な 国王陛下~~♪♪
~~~♪♪♪
輝ける名が 地の果てに届くように~~♪♪
輝ける名が 地の果てに届くように~~♪♪
輝ける名が 地の果てに届くように~~♪♪
我々の声を合わせよう~~♪
人々よ その声に応えよ~~♪
人々よ その声に応えよ~~♪
我々の声を合わせよう 人々よ その声に応えよ
歌おう~~♪ 陛下に従う甘美さを さぁ歌おう~~♪ 陛下の輝ける武勲を~~♪♪
お前たち 精霊は もう必要ない
お前たち 精霊は もう必要ない
何処へでも自由に行くがいい
天が 大地に告げる 天が 大地に告げる
魔法から 解かれたかと~~♪♪
走る稲妻 轟く雷鳴~~♪ 走る稲妻 轟く雷鳴~~♪
きらめく光で 幸福の瞬間を 照らせ~~♪♪
走る稲妻 轟く雷鳴~~♪ 走る稲妻 轟く雷鳴~~♪
きらめく光で~~♪
幸福な瞬間を 照らせ~~♪
ざっとこんな感じです。しかし現在の時勢やそして皇室の有り様等を、組み合わせると、なんとも、はっ!とするような歌詞のオンパレードです。
上村松園・色紙絵