きのうのこと

忘れないために残しておこう、花や植物・・ 絵や写真。 きのう拾った知らない言葉。

あたらしい仲間

2015-10-31 | イーゼルの歌

 スケッチの会に入った。 月に一度 今までできなかった風景を描く。 ついてゆけるかなあ…
みなさん何年も外で描いている。
 曇り 時折雨粒が頬に当たる。 土手の上から望む荒川 旧岩淵水門が曇天に映えた。
 せっかく来たのだから 何とか形にしたいけれど、 高いところで冷たい風が吹き曝す。
   ドラマチックな雲の流れ 彩り

  いままで 感覚だけで描いていた
  堅固な構造物の フォルムをとらえきれない。 

     

  

  どこかおかしいのだろう コンクリートが崩れそうだ。 4F

  参加10名余 一斉にならべ批評を受ける
     描くことより たくさん恥をかくこと
      早く慣れて ササッと描けるのが夢

     凍える指で絵筆をつかむと スポンジが吹き飛ばされた。
      

  

 荒川と隅田川の分岐点。
 通称「赤門」 旧岩淵水門は隅田川の洪水を防いできた。今は近くにできた青門に変わっているとか。 

 詳しくは こちら

 

 

 


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習作

2015-10-29 | イーゼルの歌

  先日はおなじものを縦長に描いた
 友に見せると  上のほうは要らないという 
 
  それで今日は 横長になった
    モチーフの取り合わせは むずかしい 
     身近にあるものを並べただけだ 

 

 

 

 

 

 


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家の薔薇

2015-10-24 | 花だより

   いまごろは 光りを求めて丈ばかり伸び 

 

  上のほうで咲く

 

 足もとの明かりは 石蕗の花

 ホウチャクソウや

 藪柑子の実

 

 

 


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うさぎの

2015-10-23 | イーゼルの歌

 調神社   曇り日

 

 七五三で賑わう社殿をよけて 奥へ

 蚊に気をとられ 

               

                             4F

 

  工事のネットや杭など多く  とても難しい

   

  実景は恐ろしいほどごちゃごちゃしている
   座ったままで3時間…  第一 眼が疲れた
  重なりあう木々の 種類のちがう緑 葉の形 枝ぶり  古木の色 
  池の澱みなど あたらしいことばかり   

 調神社 ほかの写真はこちら

  公園につづく広場に入ると
   近くに住んでいた長谷川かな女の句碑がある。

  

     生涯の影ある秋の天地かな  かな女

  しみじみとした秋の句
    碑にある秋の文字は 火偏に禾と書いて「あき」 と読む
  秋の異体字で「収穫の秋」「大切な時」という意味がある と。

  カーソルを合わせると拡大できます。 

 

 

 

 


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かまつか

2015-10-18 | 花だより

 文化祭の展示は今日で終わる。 絵画によらずほかの作品を見るのは愉しい。
山野草のコーナーで赤い実をみつけた。 別名 「牛殺し」とは物騒な 
カマツカである。
 「まるばしもつけ」や「かなめもち」によく似た白い花が咲き、今は可憐な実をつけている。

 カマツカと言えば 雁来紅… 葉鶏頭を思い出し、おなじ呼び名にとまどった。
カマツカは白秋にあったと帰ってから詩集をめくるが、やはり葉鶏頭を詩っている。

   山野草のかまつかを よく覚えておこう。


 

 句会では 「熊の棚」を初めて知った。 秋の季語で 熊架(クマダナ)とも。熊が栗などの樹上に枝を折り並べてつくった「ふしど」。熊館(クマダチ)とある。

 大きな鳥の巣みたいなところで ちょっとお昼寝。

    山葡萄すでに紅葉す熊の棚  良一郎

  実をもいで折れた枝を  お尻の下に敷く習性があるらしい

 

  


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川越祭り

2015-10-17 | 日記

  祭り好きに誘われて

 

川越まで

 

 このたびは シニアボランティアガイドさんの解説つき

 

 川越氷川神社 神幸祭のあとに

 各町内からの 豪華な山車がつづく

 起源は古く360年前、 鎮守の氷川祭礼を 慶安元年(1648)に城主であった松平伊豆守信綱が奨励したことに始まる。 国指定重要無形民族文化財。
 山車は 4ツ車か3ツ車 そのうえに台座(せいご台)、 台座の上に二重のあんどん(鉾)を組む。 二層の鉾と人形(御神像。この部分は上下に迫り上がる)  


 

 興味をそそる蔵造りは、いちど40年前にスケッチしたことがある。
形にならなかったけれど楽しい思い出。 生徒はみな若く、指導の先生も元気だった。

 川越の蔵造りは倉庫ではなく、 店舗を蔵造にした店蔵(ミセグラ)である。つまり商家の顔であるとガイド氏。

 

 火事になれば 火消しが屋根にあがって観音開の扉を外から閉めて、泥を塗り完全に封じた。
そのための土は、 常に屋上に置いてあったという。 
扉下のブリキの長い箱のようなのが火消用足場  目塗台という。

堅固で立派な鬼瓦 バランスをとる「かげ盛」(厚く盛られた白い部分)。 

 重層するおびただしい瓦・・・  造詣にほれぼれする。
  絵にするのは難しいけれど 面白くなりそうだ。

  にらみを利かす鍾馗様

  蔵造のくわしいチェックポイントは こちらで

  郵便ポストも 蔵に合わせて 

 お囃子が聞こえてウキウキ・・
 蔵造りの町並を 豪華絢爛な山車が行く、 祭礼絵巻のはじまりです。

 写真整理は気長に待って…

 

 

 


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習作2

2015-10-14 | イーゼルの歌

 地域の文化祭が始まり、みなさんの作品に刺激された。 
とにかく風景画は数をこなすことと教えられる。
 油彩はほとんど室内ばかりで描いてきた。 

  曇り日の独り時間 6F
 晴れならば たとえひとりでも近くの公園でスケッチしようと思ったけれど

 好きな鉄瓶の迫力 重量感 質感  
  ガラス(壜の口は丸  底は三角で)周りが映り込み形がつかめなかった 

 マンドリンと ザクロを添えて
  ひとりだと自由な分 描き過ぎてしまう

 

  ※途中から言語バーが表示されず 入力・変換もできずにそのままUP
    本日 校正しました。
  

   

 

 

 

 


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深まる秋

2015-10-12 | 日記

   秋深しなにか幸ある今日あした    友次郎

 清澄な秋晴れがつづいて  

 近くの畑で  満天星の紅葉をみました

 

 

 マンションの植え込みは  ソヨゴの珠

  一杯生って  うれしいなあ 

 赤は 疲れた心をほっとさせる

  これも赤い実  何でしょう

 

 

 野葡萄の瑠璃は いまだ色浅く

 

  第11回 ヒアシンスハウス夢まつりのお知らせは こちらです

 

 

 


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木洩れ日

2015-10-09 | イーゼルの歌

 

   山門を描いた  4F

 よく晴れて 木洩れ日に誘われた 
  日向と日陰の鮮やかな対比
 山門の奥の店やビルがおもしろいけれど 
   とてもむずかしい  逆光に立つ像  山門の構造など苦心
 

   落ちた銀杏の実の匂い  それを拾う女性  境内をゆくひと  
  鳩をねらう猫のしなやかなからだ  

 

   
  

 

  
 


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翅が

2015-10-07 | 夢見鳥

  北風が吹くにつれて

  日向にやすむトンボが 目立ってくる

 

  風に煽られて バランスをとる赤とんぼ
   薄い翅がキラキラ光って まるで
      ラリックの ジャポニスム

      「トンボの精」を連想する

 

 

          

 


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