きのうのこと

忘れないために残しておこう、花や植物・・ 絵や写真。 きのう拾った知らない言葉。

咲きましたよ

2015-06-29 | 花だより

 見沼代用水西縁に

 

 ヤブカンゾウ(忘れ草)が咲きはじめました。

 

  花は 7月いっぱい見られますが 2.3週が見ごろでしょうか。 
  去年のヤブカンゾウ

チダケサシ(乳茸刺)はアスチルベの仲間  淡い色です



 ヤブカンゾウを見に行くとき
 寂びた色が好もしい すてきなヒマワリに逢いました。 
 ちょうど作業中の奥さまが「伸びてしょうがない 良かったらお持ちください」と…
 若い方を呼んで剪ってくださいました。
 

  ほんとうに うれしくありがたくいただきました。 

 そばに みごとな芙蓉です  
 径30センチ以上ありそうで こんな大きなのは初めてです
  

 丹精されたお花をありがとうございました
  やさしいお心に感謝いたします

 

 自転車の前かごで揺れるヒマワリは 
  いっしょにヤブカンゾウを見て回りました。

 

 家の百合も咲きました

 

 

 

 


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牡丹臭木

2015-06-28 | 花だより

 花王の名をいただく  ボタンクサギ

 

 蕾は かわいいし   

 

 

  花もきれいだけれど いや~な匂いがする。

 

   カンナ

 

 待宵草  月見草  どちらかわかりません

 

 モントブレチア
 

  木蔭のアガパンサスを 毎年楽しみにしている
 6月29日の誕生花   花言葉 知的な装い

 お化粧なかばで  こんにちは    半夏生

 
  よそのお宅では こんなに生ってる   ブラックベリー
  家のはまだ青い

 煙のような 青白い花は? 
  


 
 ああ 知りたい!  わかるまで気になって 重度の知りたい病で。
 シマトネリコの花かしら?   街路でよく見られます。

  梅雨空を縫って まいにち歩く。  めざせ 骨太!…
  

 

 


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駒ヶ池

2015-06-26 | イーゼルの歌

 梅雨時や真夏は 野外スケッチは休む。
  それで 旅の写真をもとに描いた (4F

 

   

 

     五月の中央アルプス   ホテルのまえは駒ケ池  
   まだ雪が残っている宝剣岳が、 遥かかなたに小さく見えた。
   今週のニュースで 「千畳敷カールは雪が解け 高山植物が迎えるころ…」と聞いて
    涼しい夏山に思いをはせた。 

 

 


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馬の背を分けて

2015-06-19 | 日記

 降ったりやんだり ときおり激しく降った

 サッシを細目にあけて

  まだ咲かないのに写した
   雨粒は 首筋をなぞっている
     籠り居を愉しまなくちゃ


 ことわざに「夕立は馬の背を分ける」と言われるが、水曜日の雨がそれだった。
 雨は覚悟のうえ いざ新宿まで「ユトリロとヴァラドン」を見に行く。

 拡大できます

 

  スュザンヌ・ヴァラドン コルト通り12番地

 小さなテーブルに置かれた花束 (部分)

 

 母 ヴァラドンの生気あふれる色彩に魅了される。 生きいきと生命力溢れる作品の 高いデッサン力。 裸婦像の黒の縁どりも明快で好もしい。 情熱的。奔放さがみられる。ゆたかな色彩。ユトリロの白の時代から色彩の時代へ。 母と子の物語は作品が語っていて切なくなる、 病んでゆくユトリロの葛藤も哀しい。こころに残った。 2時間ちかくかけて愉しく相棒も喜んだ。

 会場を出るころ、外はどしゃ降りになっていた。 風は強く、舗道を叩きつけ滝のような音がする。降りしきる雨のなか途方に暮れるひとたちがあちら側に小さく見える。 こちらはビルから駅までつづく地下道があり濡れずに済むけれど、地上から流れこむ泥水をみると、ちょっと怖い。 

 荒れ模様に英国屋で昼食だけすませ 後のことは諦めて帰った。

  池袋 赤羽、川口… 電車の窓に雨粒が走り、ほそい条を引く。 
 大降り、小降り、糠雨、本降り、霧雨、場所によって様々だ。 最寄駅で改札を出ると、大きな水たまりができている。先刻こちらにも、たっぷりと降ったのだろう。 小降りになってよかったと傘をひろげ、新しい靴を気にしながら歩き出した。 
 少し行くと様子が変だ。 舗道が全く濡れていない、 側溝など白く乾ききっている。 えっ! 何が何だか、狐につままれたような感じだ。 東京ではあんなに激しく降っていた。 駅前でも降っていた。 旧中仙道を渡るころもふっていたのに。 馬の背を分けて。 家のあたりでは全く降らなかったらしい。 庭では紫陽花がうなだれて 菊の葉が萎れかかっている。 土はカラカラ。焼けた石のうえでトカゲが伸びをしている。

  驚きつつ、美術館を出たあとの慌てぶりが可笑しくなった。

 


 

 雨の日には カメラに貯まった写真を整理

 ヤマボウシ

 家のガクアジサイ

 散歩道で 名前のわからない花

 これって 兼好さんが言う 藜?

アカザ?  食べられるの
 舗装の隙間に たった1本生えてきた

 ※ 葉は食用になり 粗末な食物としてアカザの吸い物が登場する。(徒然草)

        (出典「花おりおり」)

 

 

 

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撫子

2015-06-17 | 日記

  秋の七草のひとつナデシコは 今頃から咲いています(撮影 遊歩道で)
  石竹を唐撫子と言うのに対して 大和撫子というって。

 繊細な河原撫子…  
 

  しとやかで上品なナデシコ    万葉の花 

 襲(かさね)の色 撫子は  表紅、 裏淡紫。 

追記)
 撫子は花の時期が長く、春より秋まで咲き続けることから「常夏」とも呼ばれる。その形姿をかわいい児に見立てて名付けた。

 ふくら雀さんのコメントからたのしく調べました。

   常夏のこれにしく花なかりけり まがきに咲ける大和撫子   堀川院百首


 可憐でつよい撫子
  
 おめでとう!
 なでしこ ジャパン!!!

 

 

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紫陽花いろの

2015-06-15 | 花だより

散歩コースの一角に 目の覚めるような夏の青  
 
  桜のもとに身を寄せるターコイズブルー  
  

 

  みごとな 宝石

 

    七変化する紫陽花をたのしみに歩くこの頃です    

  一週間たって 色濃くなっている

 

 紫陽花は 粒のような蕾がひらいて

 

  ほんとうの開花  花びらにみえるのは萼ですよ… しっかり勉強しました。


   母よ――
   淡くかなしきもののふるなり
   紫陽花いろのもののふるなり
   はてしなき並樹のかげを
   そうそうと風のふくなり

  (中略)
    

    淡くかなしきもののふる
    紫陽花いろのもののふる道…
        
三好達治  「乳母車」 (抜粋

   歌われた季節は違うようですが、詩壇へのデビュー作となったこの詩が大好きです。

  

  家で3年目の柏葉アジサイ 花の数は9輪   
   五重塔の九輪のように そびえて居ます


 

 アジサイに並んでうつむく花は アブチロン 
  チロリアンランプとおなじ仲間なんて 信じられない

 

 クチナシの一片解けし馨(カオリ)かな   より江
 驟雨くるくちなしの香を踏みにじり    夕爾 

 

 

 槿がもう咲いている!  早いですね
 季節が変ですよ

 

 

 わからない花がいっぱい

  ピンクノウゼン   シバの女王

 

 

 


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自然は

2015-06-11 | イーゼルの歌

 
  油彩のなかまと  見沼自然公園へ
   水鏡の写し絵に騙され続けた
  晴れたり曇ったり 移ろうひかり 吹き寄せられる睡蓮の塊り 
   自然は 瞬時に変わってしまう。   
 

 はじめ  桂の木のしたに6号をひろげ向かっていた
 遅れてきた人と話すまに 何やら上から降ってきて
  真っ白な紙に 臙脂色のシミがつく
  虫の分泌物か  シミはひろがり星形になる  いやいや びっくりマークだ

 こうなったら使い物にならない  無数の濃い染みがあとあとまで作用する
   桜には毛虫 桂ならよかろうと思ったのになあ 

 

 

 4F 2時間余かけて  完成しないけれど UP
    
    手ごわい水彩  余白がものをいう 

 牛蛙の雄々しき恋歌  鴨やバンのもぐる音  風がはこぶ漣
 鯉が跳ねる  大きな波紋  真っ赤な蛇いちご ピンクの捩花 シオカラトンボ 
  のどかなひと時   ふんわりと雲が行く 

   ぱっちり開く 庭石菖(ニワゼキショウ

 

 若いマユミの実     やがて色づくの愛らしい姿 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このごろ

2015-06-09 | 日記

 きのう 梅雨入りした。 揺れる彩錦など眺めていると 雨の日もこころ踊る。

   紫陽花いろの雨が降る…   友達にてがみを書こう

 


 

  


 わあ! 

      しばらく…   のんびり日向ぼこの君だね

 暑くなって出てみたものの  朝晩は寒いくらいね
  雨の日は 何処で休むの (6月6日

 

 門扉のかげに 白ヒオウギ発見 (6月4日
  朱色ならあるはずだけど ことしは見ない。

  草取りに熱中して 夫が抜いてしまったらしい。
  白花は 野鳥の贈りもの?

 

 

 蟻がのぼる螺旋階段  (6月7日) モジズリ草

 

 

 

 

 

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木を描く 2

2015-06-05 | イーゼルの歌

   初めてマスキング液を試す。 クローバーやシオンの花を際立たせたかった。

マスキング用に100円ショップでそろえた筆が、 たったの一度で使いものにならない。
 筆につけた液は 忽ち固まり絡まってしまう。 こまめに洗うことを知らなかった。

    4F  思い切りよく描きたいけれど まだまだ 恐る恐るためしている

 

 

 


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6月が来て

2015-06-04 | 日記

 つよい風に飛ばされまいと 

 

 

 庭に来たのは  ムギワラトンボ?

 

   必死の形相…   翅はふわふわ煽られて   

 

  しっかり つかまっていないとね


 

  金沢 尾山神社の境内で

  雨に浮かれて歌っています

  

(作品「山笑う」から)

 六月の風にのりくる瀬音あり  万太郎
 響きこもる六月の雲水の上   節子 

 
 梅雨入りも間近です。 

 

 

 


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