きのうのこと

忘れないために残しておこう、花や植物・・ 絵や写真。 きのう拾った知らない言葉。

雨の日は

2015-11-25 | 日記

 しみじみと聞く うたがある。

先日21日 母校卒業生によるソプラノ独唱を聞いた。
 去年も今年もやはり耳にのこるのは 野上彰作詞「落葉松」 作曲 小林秀雄

 

 落葉松  

  落葉松の 秋の雨に
 わたしの 手が濡れる

 落葉松の 夜の雨に
 わたしの 心が濡れる

 しっとりとこころに沁みるメロディーを いまも繰りかえし聞いている。
  ゆたかな表現を 味わう。

 落葉松の 陽のある雨に
 わたしの 思い出が濡れる

 落葉松の 小鳥の雨に
 わたしの 乾いた眼が濡れる

 季節ごとの雨が こころを揺らした。 音楽家は訓練と言いたいほどの 練習をかさね 磨かれている。
のびやかな歌声は心地よく ホールいっぱいに響く。こころからの拍手を贈った。

 3人ともソプラノ、でもそれぞれの声質 音色が違って、選曲も素晴らしく楽しんだ。
従姉妹と一緒のコンサート。   

  演奏家はちがいますが  雨には ゆっくりと You Tube


 

 第1部 オペラアリア
  1 タンホイザー ワーグナー作曲より   歌の殿堂
  2 椿姫 ヴェルディ作曲       乾杯の歌
  3 運命の力 ヴェルディ作曲     神よ平和を与え給え
  4 カルメン ビゼー作曲       ハバネラ
  5 トスカ  プッチーニ       歌に生き恋に生き
  6 ルサルカ ドヴォルザーク作曲   白銀の月よ
  7 アドリアーナ・ルクヴルール チレア作曲より  私は芸術の僕です

 2部では 在校生音楽部により
  舟おろし歌 ゴンドラの唄  
   寺山修二作詞の「ヒスイ」ははじめて聞く  (涙をとおい草原に…  ヒスイを君の掌に)

 3部 日本の歌
 市の花屋「パリ旅情」より おなじみの「くちなし」「からたちの花」「秋桜」
 霧と話した 童神ほか

  ゆたかなじかんをありがとうございました。

 

 

 

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