ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

管理と保護

2005年07月02日 | ゴルフの空 その1
今日から、7月。
6月は梅雨…カレンダーを見ても、アジサイやカタツムリが、その月のイメージになっているのに、今年は、あまり降らなかった。
なのに、7月の声を聞いたとたんに、今日は、小雨のぱらつく一日。
人間の時差ぼけって聞くけど、地球が季節ぼけしているのではないかと、心配になってしまう。
でも、少量とはいえ、恵みの雨…。
ここ数日の、レッスンを受けて下さっている方々との雑談の話題に、「水不足」が多かった。
「山の木が(伐られて)少なくなったため、水を蓄える力が弱くなっている」とのお話を聞くと、山を切り拓いてゴルフ場をたくさん作ったせいかな?と、ドキッとした。

また、暑い時期になると、ゴルフ場に敷き詰められた芝生は、水が命となる。
ゴルフ場にいて、夕方、散水している様子を見ていると、暑さで少し茶色くなっていた芝生が、水を含んだところから、みるみる”みずみずしい”緑色に変わって行く。
小学生の頃に習った光合成を、目の当たりにするようなのだけど…。
木を切った上に、水を大量に使用する、ゴルフ場?
う~ん、肩身が狭い!?

これは、もうかなり前の話になるけれど、ゴルフ場の散布した農薬が、周辺の田畑に流出し、被害をもたらせてしまったことが、問題になったことも有った。
今では、芝草の病害、雑草発生生態の研究や、防除技術の確立が進歩してきたことと、その技術の実践により、低農薬管理が可能になってきたことで、そういう心配も激減しているらしい。(これも、先日の講習会で習った話)
ゴルフ場の農薬散布による環境破壊は、過去のもの?
ゴルフ場管理業界の方々も、環境保護を考えつつ、かなりの研究と苦心をなさっているよう。

ゴルフ場でプレーを楽しむゴルファー、ひとりひとりに出来る、芝生の管理のお手伝いとは…?
グリーン上に出来たボールマークの修復と、ティーグランドやフェアウエイの目土。
自分で作ったボールマークや、自分で彫ったディボットに目土をしておくことは、マナーの一環と言われるけれど、芝生を管理するためにもなる。
グリーン上のボールマークは、そのままにしておくと、芝生が枯れたり、病害発生、雑草繁茂の原因となる。
目土は…ダメージを受けた芝生の回復が促進される。凹凸が改善される。雑草や病害の発生を抑制する。芝生の繁殖を促進させ、老化を防ぐなどの効用が有るらしい。

ひとりひとりの力はわずかでも、まとまれば、大きい。
ゴルフ場に行って、プレーをすることが好きなみなさま。
芝生管理のお手伝いを、是非、なさって下さいね。
(私も、出来るだけ、心がけて行いたいと思います)

それから、ティーグランドで、自分の打つ順番が来るまで、タバコを口にくわえて、自分が打つ時は、それを芝生の上に置いて、打ち終われば、また、そのタバコを拾って、口にする人がいる。
コース管理の人から見ると、「よくあんなことをするなぁ~」と感じるらしい。
芝生には、飲み水ではない水を散布している。害は少ないとはいえ、薬剤をまいている。
唾液のついたタバコのフィルターは、それらのものを付着しやすくなっている。
決して、カッコの良いことでも無いから、こういうことはしない方が良いなと、私も思う。

では、7月から、また、新しい期がはじまります。
暑いですが、体調管理に、ご注意を!

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