8月15日

オリンピック～！
ロンドン～！
メダル～！
と、盛り上がっている間に、
8月も中旬にさしかかって来た。

そして、本日は終戦記念日。

過去を取り消すことは出来ないけれど、
もしも、
もしも…、
あの時、
日本が戦争をしていなければ、
今の日本は、どうなっていたのだろう？

今とは、どう違っていただろう？
今、どんな日本になっていただろう？
…って、そんなことを考えたことは有りませんか？

どんな日本になっていたのでしょうね？
どんな国になっていたのでしょう？

“あの時”じゃなくても、
日本は、「国力をつけるために」を名目に、どこかの国と戦っていたのでしょうか？

敗戦の憂き目や、とんでもなく辛い目に遭ったから、日本人は、戦争を絶対に良しとしない平和を願う国民になれたのでしょうか？

あの戦争によって得られた教訓は、
あの戦争によって無くしたものより、大きいと言えるのでしょうか？

戦後、GHQの支配下に置かれた日本で、農地改革の憂き目に遭った私の祖父母。
あの戦争を振り返る日が来るたび、
いくら戦争を知らない世代だとは言え、
やはり、私にも、何とも言えない感情が沸き起こる。

が、それは、胸の奥底に沈めこんで、歯を食いしばって行かないといけないと、両親が身を持って教えてくれた。

…それぞれの人々に、それぞれの思いが甦るであろう終戦記念日。

甲子園球児たちも黙祷を捧げるこの日。

あの戦争を思った時に、皆様の胸に去来することって、どんななのでしょう？