年内の大学の授業は、昨日で一旦終了…。
と言っても、全15回の後期の授業、全てが終了した訳でもないし、
私にとっては最難関の成績付けも、15回目の終了時が近付くに従って、頭の痛い問題となって湧きあがって来ている…(^_^;)
また、さらに、2月には特別学期の授業も有るので、なかなかホッとすることは出来ないが…。
それでも、“今年”を一区切りに考えるなら、前期の15回と、後期の昨日までの13回を、学生さんたちが怪我をすることも無く、私自身が風邪や病気などで、授業を休講にすることも無く、無事に終えられたことには、少々、ホッとしている。
武庫川女子大学のOGで、LPGA(社団法人、日本女子プロゴルフ協会)の会員になったのは、「いない」に等しいくらいだからと言う理由だけで、非常勤講師の依頼が来た。
最初に打診が有ったのが、昨年の春。
そして、具体的にお話を伺ったのは、昨年の夏だった。
「大学の講師になるために、何か、論文でも提出なさったんですか?」なんてお尋ね下さった方もいらっしゃるのですが…全く、そんなことはしておりません(笑)。
大学に戻りたくて、学内の先生に働きかけた…なんてことも有りません(笑)。
ただ、「OGにLPGAの会員がいる」と知って下さっていた講師の先生がいらっしゃっただけ。
講師として採用されるために受けた“テスト(?)”は、学科長先生との面談だけでした(~_~;)
だけど、実際に採用して頂くことが決まると、「まさか、こういう形で、また、出身大学に戻ることになるとは、卒業した25年前には、全く、想像していなかったな…」なんて思った。
「有難い」お話には違いないし、私としては、「私でよろしければ、謹んでお引き受けさせて頂きます」と言う心境だった。
それからと言うもの…講師初心者の私は、「さて、15回の授業で何を教えるか?学生さんたちに、どんな話をすれば良いかな?」と、ティーチングプロ講習会で使ったテキストを引っ張り出してきたり、これまでに読んだゴルフ関連の本を、また読んでみたりなどして、考えあぐねる日々が、授業がはじまるまで続いた…(^_^;)
「いよいよ授業は、明日から」と言う日になってから、「やるしかない!」との度胸が据わった(笑)。
そして、授業の1回目。
受講してくれる学生さんたちは、みんな真剣な顔をして、真っ直ぐに私を見てくれていた。
その一人ひとりの目を見ていると、「私、講師初心者なんですけど…」の、“言い訳”は、できないような気がした。
「この子たちの前では、講師なんだ…。頑張れ、私…」って思うと、急にドキドキしてきて…、
思わず、声が裏返ってしまいそうになった…(^_^;)
はじめて経験する大学での前期の授業15回は、「こんなことを教えたい、こんな話をしたい」と思う事は多々有っても、授業時間には限りが有るし、「学生さんたちがゴルフに関して知っていること、知らないことは何なのか?」も伺いながら、本当に、“手探り状態”で、必死に授業を進めた。
それでも、「ゴルフ楽しい!」「月曜日は、この授業が楽しみで学校に来る」などと言ってくれる学生さんたちがいてくれたことが“救い”だったし、「そう言ってくれることが一番嬉しい…」と思った。
そして、自分の娘くらいの年代の学生さんたちとの“交流”は、徐々に、私にとっても「楽しい」と感じられるものとなり、講師としての気負いや、講師初心者の不安を取り除いてくれるものとなった。
回を追う毎に、学生さんたちのことが「かわいい」と感じられるようにもなり…、
15回目の授業を終了する時には、「講師初心者の私の授業だったにも関わらず、みんな、真面目に聞いてくれてありがとうね。楽しいと言ってくれて嬉しかった。これまでは、毎週のように顔を合わせて、みんなと会えるのが楽しみだったけど、これからは、あんまり会えなくなるね。でも、充実した学生生活を送るんだよ」って思い、学生さんたちに移った自分の“情”と相まって、胸が一杯になった。
…この前期の授業での、1回目の“ド緊張”と、15回目の“心の中での感涙”は、多分、私の中では、一生忘れられないものとなりそうだ。
後期の授業も、もう13回終了したが、学生さんたちに移って行く、自分の“情”は、前期と同じ。
ただ、後期は、前期を一度経験したことによって、全くの手探り状態からは脱却できているようには思う。
前期の“必死さ”に比べれば、少しは、心理的にも落ち着けて、『ゴルフ実技』は、大学における全授業の中で、どういう位置付けとして行なえば良いか…も考えられるようになった気もする。
…そんなこんなで、昨年より公休日が1日少なくなったことにより、遊べる時間は減ったけど(笑)、
大学を卒業する時には、全く予想もしていなかった人生の展開に、感慨深さを感じた、今年の非常勤講師としての1年目でした。
と言っても、全15回の後期の授業、全てが終了した訳でもないし、
私にとっては最難関の成績付けも、15回目の終了時が近付くに従って、頭の痛い問題となって湧きあがって来ている…(^_^;)
また、さらに、2月には特別学期の授業も有るので、なかなかホッとすることは出来ないが…。
それでも、“今年”を一区切りに考えるなら、前期の15回と、後期の昨日までの13回を、学生さんたちが怪我をすることも無く、私自身が風邪や病気などで、授業を休講にすることも無く、無事に終えられたことには、少々、ホッとしている。
武庫川女子大学のOGで、LPGA(社団法人、日本女子プロゴルフ協会)の会員になったのは、「いない」に等しいくらいだからと言う理由だけで、非常勤講師の依頼が来た。
最初に打診が有ったのが、昨年の春。
そして、具体的にお話を伺ったのは、昨年の夏だった。
「大学の講師になるために、何か、論文でも提出なさったんですか?」なんてお尋ね下さった方もいらっしゃるのですが…全く、そんなことはしておりません(笑)。
大学に戻りたくて、学内の先生に働きかけた…なんてことも有りません(笑)。
ただ、「OGにLPGAの会員がいる」と知って下さっていた講師の先生がいらっしゃっただけ。
講師として採用されるために受けた“テスト(?)”は、学科長先生との面談だけでした(~_~;)
だけど、実際に採用して頂くことが決まると、「まさか、こういう形で、また、出身大学に戻ることになるとは、卒業した25年前には、全く、想像していなかったな…」なんて思った。
「有難い」お話には違いないし、私としては、「私でよろしければ、謹んでお引き受けさせて頂きます」と言う心境だった。
それからと言うもの…講師初心者の私は、「さて、15回の授業で何を教えるか?学生さんたちに、どんな話をすれば良いかな?」と、ティーチングプロ講習会で使ったテキストを引っ張り出してきたり、これまでに読んだゴルフ関連の本を、また読んでみたりなどして、考えあぐねる日々が、授業がはじまるまで続いた…(^_^;)
「いよいよ授業は、明日から」と言う日になってから、「やるしかない!」との度胸が据わった(笑)。
そして、授業の1回目。
受講してくれる学生さんたちは、みんな真剣な顔をして、真っ直ぐに私を見てくれていた。
その一人ひとりの目を見ていると、「私、講師初心者なんですけど…」の、“言い訳”は、できないような気がした。
「この子たちの前では、講師なんだ…。頑張れ、私…」って思うと、急にドキドキしてきて…、
思わず、声が裏返ってしまいそうになった…(^_^;)
はじめて経験する大学での前期の授業15回は、「こんなことを教えたい、こんな話をしたい」と思う事は多々有っても、授業時間には限りが有るし、「学生さんたちがゴルフに関して知っていること、知らないことは何なのか?」も伺いながら、本当に、“手探り状態”で、必死に授業を進めた。
それでも、「ゴルフ楽しい!」「月曜日は、この授業が楽しみで学校に来る」などと言ってくれる学生さんたちがいてくれたことが“救い”だったし、「そう言ってくれることが一番嬉しい…」と思った。
そして、自分の娘くらいの年代の学生さんたちとの“交流”は、徐々に、私にとっても「楽しい」と感じられるものとなり、講師としての気負いや、講師初心者の不安を取り除いてくれるものとなった。
回を追う毎に、学生さんたちのことが「かわいい」と感じられるようにもなり…、
15回目の授業を終了する時には、「講師初心者の私の授業だったにも関わらず、みんな、真面目に聞いてくれてありがとうね。楽しいと言ってくれて嬉しかった。これまでは、毎週のように顔を合わせて、みんなと会えるのが楽しみだったけど、これからは、あんまり会えなくなるね。でも、充実した学生生活を送るんだよ」って思い、学生さんたちに移った自分の“情”と相まって、胸が一杯になった。
…この前期の授業での、1回目の“ド緊張”と、15回目の“心の中での感涙”は、多分、私の中では、一生忘れられないものとなりそうだ。
後期の授業も、もう13回終了したが、学生さんたちに移って行く、自分の“情”は、前期と同じ。
ただ、後期は、前期を一度経験したことによって、全くの手探り状態からは脱却できているようには思う。
前期の“必死さ”に比べれば、少しは、心理的にも落ち着けて、『ゴルフ実技』は、大学における全授業の中で、どういう位置付けとして行なえば良いか…も考えられるようになった気もする。
…そんなこんなで、昨年より公休日が1日少なくなったことにより、遊べる時間は減ったけど(笑)、
大学を卒業する時には、全く予想もしていなかった人生の展開に、感慨深さを感じた、今年の非常勤講師としての1年目でした。