ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「リストターン」の正体!?

2018年04月24日 | ゴルフ理論…私の見解
昨日のブログに、
「リストターン」って、ホントに手を返す(前腕の回内・回外)の動きのことなのか?…と書きました。

でも、ゴルフスイングは、身体の右と左で手のひらの向きが変わりますよね。



何故、変わるのか?

単純なことです。

皆さま、深呼吸をしてみてください。

息を大きく吸ってぇ〜。



はい、次は吐いてぇ〜。



手のひらの向きは、どうなりますか?

「大きく胸を開いて息を吸ってぇ〜」と言って、
このように、手の甲を前に向ける人、
あるいは、手の甲を前に向けた方が、しっかりと息を吸えると感じた人は、私の前では、これまで皆無です。



手のひらを前方に向けた方が、胸が大きく開いて、息が吸いやすいと、全ての人が、そうお感じになりました。

また、息を吐いてぇ〜の時に、
手のひらを前に向けたままだった人も、これまで皆無。



手の甲が前方を向くようにした方が、胸が閉じて、息を吐ききれる…と、全ての人がお感じになりました。

呼吸をする、
肺を広げて大きく息を吸う、肺をすぼめて息を吐ききる、
という動作は、
「胸が開く、閉じる」で、
それと共に、
肩甲骨も自動的に動きます。

肩甲骨が動くと、それに追随するかのように、上腕骨も動きます。
そのことによって、前腕も動かされるため、
身体の左右で手のひらの向きは、深呼吸しても分かるように、
自動的に変わります。
なので、
前腕の単独の動きである回内・回外をせずとも、手のひらの向きは変わる…ということです。

ゴルフスイングは、なるべくならボールを飛ばせるような身体の動きにしたいですよね。
ならば、肩甲骨パワーを活かして、腕を振りたいものです。

肩甲骨の動きを活かそうとするなら、
「手を返す」とか「リストターン」と表されるような、
前腕の回内・回外の動きは、
ゴルフスイングには必要無い…ということです。

このことに関しては、また書きますが、
平たくて大きく、
でも、凹凸が有って、
突起のようなものも有る肩甲骨の動き(肩甲上腕関節の動き)は、
「面白い」ですね。





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