ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「アンカリング禁止」に備えて…!?

2013年04月16日 | ゴルフ全般
オーガスタ・ナショナルゴルフクラブで開催されていた「マスターズ」は、プレーオフの末、アダム・スコット(オーストラリア)選手が優勝しましたね。

…このアダム・スコット選手の使用していたパターは、長尺パター。
現時点では、まだ使用禁止にはなっていませんが、R&AとUSGAは、2016年~長尺パターを胸につけたり、中尺パターをお腹につけたりなどで、支点を固定して打つ「アンカリング」禁止を発表しています。

「使用禁止になるパターを使って優勝した」って、そんな風に、アダム・スコット選手の栄誉を観ているわけではありませんが、これから、このルールは、選手たちに、どのような影響をもたらすのだろう?って、これまで使用していた選手が、ちょっと気の毒なような気もします。

アダム・スコット選手にとっても、大誤算だったかもしれませんよね。
「使用できなくなるなんて、思ってもみなかった」って…。

選手たちの反対を受けて、「アンカリング禁止」のルールが、覆ることは有るのでしょうか?
R&Aが発表した以上、もう覆ることはない…かもしれませんね。

長尺パターや中尺パターを使用して、パターの一部を、身体のどこか一部に固定させて打つストローク法。
このストローク法の利点を考えてみると…
*わずかでもパターで身体を支えているため、腰痛持ちの人にとっては、“腰がラク”になるかもしれません。
*固定させるのは、利き腕でない方の腕で、主に利き腕を使ってのストロークとなるため、使い慣れれば、距離感を出しやすいかも。
*“長い道具”を使用するので、小手先でのストロークがしにくくなり、結果、ストロークが安定しやすいかも。
*支点を身体のどこか一部に固定させれば、(押し出したり、引っかけたりなど)身体に対して前後となるストロークのぶれが少なくなるかも。
…などが挙げられると思います。

でも、こういうパターが、ルール上、使えなくなるとなれば、普通のパターを使用しなくてはなりません。

「長・中尺パター」を使ってのストロークと、「普通のパター」を使ってのストロークの、大きな差は、左右非対称か、左右対称となるか…です。
「長・中尺パター」は、片腕固定、片腕振り子になるため、左右非対称。
これに対して、「普通のパター」は、両腕振り子なので、ほぼ左右対称です。

そこで、「長・中尺パター」→「普通のパター」へと使用を移行する際、“リハビリ”として良いかも…と思える練習法は…
一旦、サウスポー用の「長・中尺パター」を使用して、右へのストロークの練習を行なってみる…です(右利きの場合)。

「そうすれば、左右非対称の動きやストロークが緩和されるんじゃないかな…」

「左右非対称のストロークの時には、利き腕の肩甲骨の動きの方が大きくなる。だったら、今まであまり動いていなかった利き腕じゃない方の肩甲骨の動きを、一旦引き出せば、両方の肩甲骨の動きが調和しやすくなる。
そうなったところで、“普通のパター”を使ってみると、ストロークしやすくなるのでは…」
と思います。

…と言うのは、私のアイデア。
パッティングは、非常に繊細な動き故…
この“リハビリ法”は、机上の論理になるかもしれませんがね…(^_^;)

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