ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

レッスンの手法

2010年07月04日 | ゴルフ理論…私の見解
本日の補習をもって、4~6月度のレッスンは終了。
7~9月度のレッスンは、7月7日(七夕)からスタートです。
4~6月度のレッスンを受講下さった皆さま、お疲れ様でした。
7~9月度のレッスンを受講下さる皆さま、今度は、暑い盛りのレッスンとなりますが、暑さに負けず、また、よろしくお願い致します。

聞くところによると、毎回同じことしか言わないティーチングプロや、少しは、言い方を変えるティーチングプロなど、レッスンを行う人によっても、その手法は、様々なようです。
私は、言い方を変える方。
目指すスイングは違わないのだけれど、その”目的”に向かって行くための方法は、あの手、この手で色々やってみた方が良いと思っている。
これまでレッスンを行ってきた経験上、毎回、同じことしか言わなければ、先ず、受講下さっている方が”飽きてしまわれる”と言うことが、その理由のひとつ。
それと、毎回、同じことしか言わなくて、同じことばかりを練習して頂いていても、動きに”新鮮さ”が無くなり、段々と動きが”淀んでくる”ように思えるから。
だから、目標とするスイングは同じでも、その”目標”に辿り着くまでの方法(練習方法や説明の仕方)を変えてみるようにしている。
経験上からも、その方が良いと思っている。

また、変えて行かないと、グリップの握り方、スイングの軌道、スイング中のフェースの向き、身体の使い方、スイング中の骨の動き、筋力の使い方、出力の仕方、スイング中の身体の動きの順、さらに、ハーフスイングなどのアプローチショット、傾斜地からのショットなど、全てを理解して頂こうと思えば、到底、ひとつの説明の仕方や練習の仕方では無理。
色んなところから説明して、意識を向けて頂く箇所を変えて練習して頂くことによって、やがて、スイングの”全体像”が見えて、色んなことを理解して頂けると思っている。

時々、「練習しているうちに”ひらめいて”、そうか、あの時、先生(←私)の言いたかったことは、これなのかと、2~3年経って、ようやく分かった」などと言って頂くことが有る。
説明したその時は理解できなくても、練習を積んでおられるうちに、”つかんで”頂けたのかもしれないと思うと、2~3年も前に言っていたことを、ちゃんと覚えて下さっていたことを含めて、とても嬉しい。
また、色んなことを、色んな部分から説明しているうちに、昔に説明していたことと、今、説明したこととが繋がって、昔に説明していたことが、よく理解できたと感じて頂けることも有るよう。

これらを考えると、スイングを理解して頂くのは、ジグソーパズルを組み合わせて行く作業に似ているのかな…なんて思える。
できるだけ、簡単でシンプルなジグソーパズルだと感じて頂けるよう、要らないものは省く、練習の仕方として効果が上がらなかったと思えるものは却下して、私も、説明の仕方などを工夫して行きたいと思っている。

ちなみに、添付写真。
あえて、誰のスイングとは書きませんが(笑)、フィニッシュでの、この左肩の収まり具合は、素晴らしくて美しい。
誰かに教えられたから、このような形になったのか、打っているうちに、自然にこのような形になったのかは、分からない。
後者だったとしたら、やはり、素質的にも逸材。

良いところは盗めるよう(笑)、7~9月度のレッスンでは、この肩周辺の動きに焦点を絞ってみたいと思っています。

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