ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「小さな円」と「大きな円」の大きな違い

2017年02月28日 | ゴルフ理論…私の見解
またまた、昨日のブログの続きのようになりますが…
「スポーツ時の動作におけるインナー・マッスルの関与」は、多分、これから徐々に周知のものになって行くだろう…と思います。

指導者や専門家、あるいは、こういったことが、しっかりと語られている競技の従事者だけが知っているものではなく、もっと広く知られるようになって行くのではないかと。

私も、その「普及」に貢献して行けたら良いな…と思っています…。
それが、仕事上の「願い」、また人としての「祈り」かな…。

それで、
ちょっと前のブログに、
『ゴルフスイング体操(R)』に似てたけど、
違う種類の動きだった事について書きました。

ゴルフスイングの動きは、「身体の前額面に対する動き」であることは似てたけど、
『ゴルフスイング体操(R)』の方が、もっと大きな円だから違う…とテレビを見ていながら思った…という話し。

『ゴルフスイング体操(R)』では、腕を伸ばしたような状態を保ちつつ、身体の前額面で、一旦、大きな円を描きます。
そして、そこから、徐々に折りたたむようにして、ゴルフスイングの動作に近づけます。
これは、『肩のインナー・マッスル』に対するアプローチのため。
『肩のゼロポジション』を通さないと、肩のインナー・マッスルは綺麗に動かないため、あえて、腕を伸ばしたような状態をキープして、身体の前額面で円を描くようなエクササイズを取り入れています。



だから、
大きな円を描くことに意味があり、
小さな円と、大きな円では、動きの面は同じ前額面でも、かなり「違う」「異なる」になるのです。

これは、「小さな円」に対する批判ではなく、、
『ゴルフスイング体操(R)』をご存知でいてくださる皆様にも、お気をつけておこなっていただきたいところです。

拙著の



特にP.54〜57の『天使の羽根 回旋』と『天使の羽根 回旋リバース』は、肩のゼロポジションを感知した箇所から、肩関節(肩甲上腕関節)をしっかりさせて、腕の動きと共に肩甲骨(鎖骨を含む)も、動いていることを確認しながらおこなっていただきたいな…と思っています。



上記のイラストでは、肩甲胸郭関節をしっかりとほぐすような感じです。

肩甲上腕関節がグリグリと動いてしまうような回し方では、肩のインナー・マッスルが、どう動いているか分からない状態になるため、
かえって危ないと思えるような動かし方になってしまいます。

お気をつけください。

…ゴルフスイングに対するインナー・マッスルの関与。
広く知られるようになると良いですね。

このブログも、
その活動の一環になれば…です。(^-^)/
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