ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

ゴルフスイング中に要る腕力とは!?

2018年05月22日 | 思ったこと
昨日の大学の授業で、
「ボールに上手く当てるための"コツ"」として紹介した練習法を書いておきます。

この"コツ"、
単純な練習法なのですが、
やってみると、
学生さんたちも、
「ワッ!当たった!上手く打てた!…o(^▽^)o」と言っていましたよ。(^_^)v


…『ゴルフスイング体操(R)』では、
インパクト前後の動きは、
肩甲骨の内転と外転である…としています。

左右の肩甲骨の内転と外転を交互におこなうと、
下記写真の上段3つの動きになります。



そして、クラブを持って、この肩甲骨の内転・外転をおこなうと、
下段3つの動きになります。

この時、
クラブヘッドの重さを腕の力で支えきれずに、グラグラすると、
ヘッドの動きが波打ちます。



でも、
クラブヘッドの重さを、腕の力でちゃんと支えていることが出来れば、
ヘッドは、地面とほぼ平行に動きます。



ここから手の位置を下げていき、
フォロースルーに向かう時に、
下肢の動きを加えれば、



アプローチショット。

クラブヘッドは、グラつくことなく、ターゲット方向に真っ直ぐに動きますし、
一般的に良いとされる、
両腕と両肩を結ぶ三角形も崩れません。

クラブを支えきれずに、
グラグラさせてしまうと、
クラブヘッドは波打つため、
インパクトの再現性も低下します。

また、
ヘッドが速く動いても、
グラつかないようにするには、
そのスピードに見合う腕の力が必要と言うことになりますね。

だから、
ヘッドスピードの速い人は、
また、速くしていきたい人は、
それに見合う腕の力(前腕の筋力)も要るよ…ということです。

ゴルフスイングは、腕力じゃない…とは言うものの…。

…と、このように考えていくと、
スイング中のどこかで、
手首や前腕を積極的に動かす…なんて動作は、
ゴルフスイングに不必要なのでは!?

手首や前腕は、
クラブの重量を支えておくために、ある程度、固定させておく方が良いのでは?
…と分かると思います。

たから、やはり、
コック??
リストターン??
それって???…ですね。(^^;;

腱鞘炎やゴルフ肘の発症を促進してしまうかもしれません…( ̄▽ ̄;)


肩甲骨の内転・外転を使って、
こういう動きをした時に、
クラブヘッドがグラついてしまわないように…。
ヘッドを直線的に動かす。



この動きをベースに、
アプローチ練習をしてみる。
スイングをしてみる。

よろしければ、おこなってみてください。

インパクト前後でのヘッドの動きが安定します。



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