ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「もしも、あの時…」と思う場所

2011年02月28日 | 人として思うこと
添付写真は、『東京シティビュー』の52階から撮った写真。

右側に東京タワー。
そして、左側に東京スカイツリーが写っているのですが、スカイツリーの方は、この写真では、うっすらとしか見えないですね…(~_~;)

東京は…。

何故か、時々行きたくなる好きな場所。

ティーチングプロ資格取得の際に、しょっちゅう行っているうちに、徐々に好きになった場所。

また、ティーチングプロになって3~4年目の頃に、行かないか?と打診された場所。

だけど、行かなかった場所。

なので、あの時に、もしも、転勤していたら、今頃、私、東京でどうしていただろうか?とも思う場所。

二者択一の仕事においての人生の選択で、関西にいることを選んだ私。

なので…。
あの時、もしも…とか、もしも来ていたら…の思いが東京に行くたびに、頭をよぎる。

誰にでも、人生の分岐点において、二者択一を迫られ、こちらを選んだんだけど、もしも、あの時、もうひとつの可能性が有った別の道を選択していたら、今頃、どうなっていただろう?と思えるようなものが有ると思う。

それが、私にとっては、東京か…関西か…、だったのである。

その話が有った時は、「一度は東京に行ってみるのも悪くないんじゃないか?」って、言っていた人もいた。

でも、関西にいる方が、ゴルフのできる環境が整っているのに(車で1時間も走れば行けるゴルフ場が、たくさん有ると言う意味で…)、また、元々関西人の私が、どうして、仕事のために、東京まで行かなきゃならないんだ?と思った。

だから、断ったのだが…。
今にして思えば、正直なところ、東京に出て行く勇気が無かったのも事実。

なので、東京シティビューの52階くらいの高いところから、都心を見下ろすたび、もしも、あの時、東京に出て行っていたとしたら、今でも、私は、東京で戦えているのだろうか?
都会の喧騒に疲れ果てて、やっぱり関西が良いと、舞い戻っているのだろうか?
どうなっていたのだろう?と思う。

そして、今でも、ここに来ると、この街に飲み込まれてしまい、自分が都会のもくずとなってしまいそうな感覚と、ここでも、どうにか這上がって行けるパワーを持っていなければならないんだと思う闘志のような感覚が、交錯する。

こんなことを書いているからと言って、今、あの時、東京に行かなかったことを後悔しているわけでもないし、また、これから、やっぱり、東京に出て行ってみようと思っているわけでもない。

ただ、東京は、全てにおいてスケールが大きい。
色んな意味で、やはり日本の中心であることには違いない。
だから、時々行って、刺激を受けたい場所、自分自身に刺激を与えたい場所でもあるのだ。

…東京シティビューの52階から、東京全域を見下ろすと、いつも、少し複雑な心境に駈られる。

別に東京に行ってきた余韻に浸っているわけでもないのですが…(苦笑)。

でも、また、行きたいと思う、私にとっては、何故かとても不思議な場所なんです(笑)。
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