ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「背中に激痛」のニュースを見て

2013年12月10日 | ゴルフ理論…私の見解
Yahoo!でニュースを見ていると、ジャンボ尾崎さんが背中痛のため入院なさったと出ていた。

記事によると「2カ月前に背中の激痛を訴え、痛み止めを服用してツアーに出場していたが、その後も背中の痛む場所が一定せず、家族の強い要望もあって検査のため入院した。」とのこと。

故障による痛みなのか、それとも、内臓などに原因のある痛みなのか、検査の結果は、まだ分かりませんが…。
ご回復をお祈りしていたいですね。

ジャンボ尾崎さんこと、尾崎将司プロは、青木功さん、中嶋常幸さんと共に、ゴルフ界の一時代を築いた人。

中でも、ジャンボ尾崎さんには、ジャンボさんと同じ髪型にしている熱狂的なファンも多かった。

私もゴルフをはじめた頃は、ジャンボさんのように振ったら、よく飛ぶのかな?
岡本綾子さんのように振ったら、上手になるのかな?
と、色んなプロのスイングを参考に、よくモノマネしながら練習しておりましたが、
今、考えれば、それは、とても幼稚な練習法だったなと思います…(≧∇≦)

ですが、ジャンボさんは確かに「すごい人」でした。

そんなジャンボさんの背中の激痛と、その原因は、気になるところですが…。

その昔に、身体の機能を考えた上でのスイング理論が構築されていれば、今、ジャンボさんの腰や背中は、どういう状態だったのだろう?…と、ふと思いました。

女子プロの中にも、頚椎を捻挫し、今も首の痛みを抱えておられる方もいらっしゃる。

股関節痛を発症なさり、今では、明らかに股関節が歪んでおられる方もいらっしゃる。

腰椎が右に曲がっておられる方もいらっしゃる。

ゴルフを長年やって来られた方は、みんなあのようになってしまうのでしょうか?
プロとしての成績と引き換えに身体は痛んでしまうものなのでしょうか?
名誉の負傷でしょうか?

「こういう風に身体を動かせば、その時、身体の内側はどう動く?」ってところを考慮しないまま、単にクラブを振っただけでは、どうしても、力任せ、筋力任せ、自分の身体酷使のスイングになってしまいます。

思いっきりクラブを振ったら、身体のどこかの筋肉がちぎれそうに痛かった…なんて誇れることではありません。

パワーアップのためには、筋力アップだけが能ではありません。

…ゴルフをしたことによっての怪我や故障が、少しでも減少するようなスイング理論が浸透すれば、
プロのトーナメントにおいても、自分の身体の操作性に優れている人が成績を残せる時代になるでしょう。

そういう時代にならないと、ゴルフによる怪我や故障、身体の歪みは、ゴルフ界から減少して行かないと思います。

…ジャンボさんの背中の激痛は、内臓に原因があるものではなく、命には別状の無い故障である方が、まだいいな…と思いつつ、ふと思ったことを書いてみました。

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