ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

どこで学んだ?どこでなんだろう?…^^;

2013年05月22日 | ゴルフ理論…私の見解
先日、レッスン中の雑談の中で、「機能解剖学は、どこで勉強されたんですか?大学で…ですか?それとも、また、別のどこかで?」と言うようなことをお尋ねいただきました。

「学んだ場所は…」と言えば、ティーチングプロ取得の際…ですかね。

ティーチングプロフェッショナル資格を取得する際は、様々なことを学びます。
ざっと思い出すだけでも…
芝生のこと、コース管理のこと、栄養学のこと、用具のこと、ゴルフ史、ルール、心理学・メンタル的なこと、さらには、貸借対照表の見方まで学びました。

その中には、トレーニング学やバイオメカニクスなどのことも含まれていたので、「いろはの“い”」は、そこで学んだ…と言う事になるのでしょうね。

学んだこと全ての項目において、スペシャリストになれれば良いんでしょうけど…、
これらの学んだことのうち、ティーチングプロの資格を取得しても、それぞれ自分の道を進んで行く中で、
コース管理などの職種に就いた人は、芝生の養成や害虫防除などのことについて詳しくなって行くんでしょうし、
心理学に興味を持っていた人は、心理学に、
栄養学のことについて研究したいと思った人は、そういう方面に進んでいるでしょう…。

で、私は…これまで、心理学に興味を持っていた時期も有るし、
クラブのことについて詳しくなれた方が良い時期も有ったけれど、
自分自身が、トレーニングをし、身体の使い方を変えただけで、スイング時の痛み発症が無くなったという“不思議”を、初動負荷トレーニングを行なったことによって経験していたため、人体の“内側”に興味が湧いていたことと、
レッスンの質向上のためには、この辺り(ざっくりと言えば機能解剖学的なこと)への“踏み込み”は、絶対必要だと思ったことも有って、
「いつ、どこで?」と言うこともなく、なんとなく勉強して来たのだと思います。

ま、「勉強して来た」と言うより、「興味が有るんだ」なんでしょうけどね…d(゜∀゜;)・゜∵

それで、今、思う事は、ゴルフであれ、他の競技であれ、ダンスであれ、何であれ、「人の身体を動かすこと」を仕事としている人にとって、『機能解剖学』の、あえて言うならば『基礎』は、必須ではないか?…と思います。

理学療法士や柔道整復師など「人の身体を触れる資格」をお持ちの方は、機能解剖学の『深いところ』まで勉強なさっていると思いますので…、
本を見て分かる程度のことは、『基礎』ですね…。

でも、本を見たら分かる程度のことでも、関節の仕組み、筋肉の付き方、付着している場所を知って行けば、おのずと、「できる動き、できない動き」「どのような動きをした際に、どの筋肉が働くのか」などが、分かってきます。

また、人体の機能は、自分の身体(筋肉や関節)に触れてみたり、動かせてみれば、理解して行くこともできます。

どこかの学校に行って、一から十まで教えてもらえば、より早くスムーズに「ものにする」ことができるかもしれません。

でも、マンパワーや時間的な制約などで、そういう学校や学びの場に行けないのなら、
多少時間はかかっても、自分で見て調べて行けば良い…。

そういう方面の専門家ではないから…と、こういうことに踏み込んで行けないなら、「人の身体を動かすこと」のクオリティーを向上させて行くことはできません。

…と、こんなことを思いながら、筋肉の本を見ていると、人間の身体には、色んな種類の筋肉が付着しているけれど、どれとして無駄な筋肉は無く、本当によくできているんだな…って思いますね…(*・ω≦)p

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