2008年度、初研修会を『西宮北ゴルフコース』にて行った。
このところの寒気の影響で、3日くらい前には、このコースの在る西宮界隈も雪景色になったらしく、コースには、所々に雪のカタマリが残っていた。
本日も、プレー中に、さらさらと粉雪が舞い降りたが、幸いにも風(寒風)が吹いていなかったため、あまり寒さを感じずにプレーすることができた。
プレー中、除雪したその雪のカタマリの中に、ボールが飛び込んでしまって、白いボールが白い雪に隠れてしまった方がおられた。
一瞬「ボールは?」と思ったものの飛んだ方向がはっきりと分かっていたため、直ぐに見つかり…「この場合は、どうしたら良いんですか?」と、ルールに則ってプレーしようとの精神で、お尋ねして頂けた。
「雪は、カジュアルウォーターか、ルースインペディメントとして処置をすることができます」
でも、状況からして、カジュアルウォーターとして、処置をした方が、良さそうだったので、そちらの方法を選んで、次打をプレーして頂いた。
(*)ルースインペディメント…自然のもの。石、木の葉、木の枝など。動物のフン。ミミズや虫類。ただし、・固定されているもの・地面に固くくいこんでいるもの、成長しているもの・球に付着しているものは除く。(定義32)
何故、カジュアルウォーターとして、処置をした方が良さそうだったか?
①ルースインペディメントとしたなら、ボールのまわりの雪を、ボールが動かない範囲で取り除くことしかできない。
だけど、この場合、雪のカタマリがボールを覆っていたので、取り除いたとしても、スイングする時に雪のカタマリが邪魔になる。
カジュアルウォーターとしたなら、ホールに近づかなければ、その雪のカタマリの無いところにドロップすることができる。
②そのボールに雪が付着していたため。
上記の(*)にも有るように、球に付着しているものはルースインペディメントではない。
なので、ボールに付着している雪を拭くことはできない。
泥や木の葉が、ボールに付着していても、グリーンに乗っているボールでなければ、それらを拭いて取り除くことができないのも同じ。
だけど、カジュアルウォーターとみなしたなら、拾い上げてドロップする際に、そのボールを拭くことができる。
「雪は、プレーヤーの選択で、カジュアルウォーターか、ルースインペディメントとして扱うことができる」と、ルールブックにもはっきりと記してあるので、どちらを選んで処置をしてもOK!
だとすれば、カジュアルウォーターとして処置をした方が、プレーヤーにとって有利だったとしても、全く問題無し。
ルールを知っておくと、”得”することが、有るものです。
これから冬季のラウンドでは、このような雪に関わる問題が起きるかもしれません。
もしも、雪のカタマリの中にボールが飛び込んだなら、カジュアルウォーターとして処置をし、ボールのまわりの雪を少し払っただけで打てるようなら、ルースインペディメントとして処置をすれば良いのでは?と思いますよ。
ご参考までに…。
ルールは、4年に1度、オリンピックの開催される年に、見なおして、改正される。
今年は、その改正の年だったが、とても大きく変更された点としては、プレースとりプレースの処置違反が1打罰になったこと(これまでは2打罰だった)、球がプレーヤーやパートナー、キャディーや携帯品に当たった場合に1打罰になったこと(これまでは2打罰)。
どちらも、打罰が軽減された。
ルールを知っておくと、”得”することが、有るものです。(2度も書くな!って感じ?…笑)
少しずつ、「こんな場合は、どうすれば良いの?」と思ったことから覚えて行くようにしましょうね。
このところの寒気の影響で、3日くらい前には、このコースの在る西宮界隈も雪景色になったらしく、コースには、所々に雪のカタマリが残っていた。
本日も、プレー中に、さらさらと粉雪が舞い降りたが、幸いにも風(寒風)が吹いていなかったため、あまり寒さを感じずにプレーすることができた。
プレー中、除雪したその雪のカタマリの中に、ボールが飛び込んでしまって、白いボールが白い雪に隠れてしまった方がおられた。
一瞬「ボールは?」と思ったものの飛んだ方向がはっきりと分かっていたため、直ぐに見つかり…「この場合は、どうしたら良いんですか?」と、ルールに則ってプレーしようとの精神で、お尋ねして頂けた。
「雪は、カジュアルウォーターか、ルースインペディメントとして処置をすることができます」
でも、状況からして、カジュアルウォーターとして、処置をした方が、良さそうだったので、そちらの方法を選んで、次打をプレーして頂いた。
(*)ルースインペディメント…自然のもの。石、木の葉、木の枝など。動物のフン。ミミズや虫類。ただし、・固定されているもの・地面に固くくいこんでいるもの、成長しているもの・球に付着しているものは除く。(定義32)
何故、カジュアルウォーターとして、処置をした方が良さそうだったか?
①ルースインペディメントとしたなら、ボールのまわりの雪を、ボールが動かない範囲で取り除くことしかできない。
だけど、この場合、雪のカタマリがボールを覆っていたので、取り除いたとしても、スイングする時に雪のカタマリが邪魔になる。
カジュアルウォーターとしたなら、ホールに近づかなければ、その雪のカタマリの無いところにドロップすることができる。
②そのボールに雪が付着していたため。
上記の(*)にも有るように、球に付着しているものはルースインペディメントではない。
なので、ボールに付着している雪を拭くことはできない。
泥や木の葉が、ボールに付着していても、グリーンに乗っているボールでなければ、それらを拭いて取り除くことができないのも同じ。
だけど、カジュアルウォーターとみなしたなら、拾い上げてドロップする際に、そのボールを拭くことができる。
「雪は、プレーヤーの選択で、カジュアルウォーターか、ルースインペディメントとして扱うことができる」と、ルールブックにもはっきりと記してあるので、どちらを選んで処置をしてもOK!
だとすれば、カジュアルウォーターとして処置をした方が、プレーヤーにとって有利だったとしても、全く問題無し。
ルールを知っておくと、”得”することが、有るものです。
これから冬季のラウンドでは、このような雪に関わる問題が起きるかもしれません。
もしも、雪のカタマリの中にボールが飛び込んだなら、カジュアルウォーターとして処置をし、ボールのまわりの雪を少し払っただけで打てるようなら、ルースインペディメントとして処置をすれば良いのでは?と思いますよ。
ご参考までに…。
ルールは、4年に1度、オリンピックの開催される年に、見なおして、改正される。
今年は、その改正の年だったが、とても大きく変更された点としては、プレースとりプレースの処置違反が1打罰になったこと(これまでは2打罰だった)、球がプレーヤーやパートナー、キャディーや携帯品に当たった場合に1打罰になったこと(これまでは2打罰)。
どちらも、打罰が軽減された。
ルールを知っておくと、”得”することが、有るものです。(2度も書くな!って感じ?…笑)
少しずつ、「こんな場合は、どうすれば良いの?」と思ったことから覚えて行くようにしましょうね。