ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

技術の蓄積と人間の身体の仕組みの間に位置する体操

2015年04月24日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
クラブの通り道を知って練習するのと、
ゴルフスイング体操で練習するのとでは、どちらが飛ぶか!?
…って、その比較は、必要なのかな!?
と書いた先日のブログを読んでくださった方が、
「あれは…次元が違うからねぇ~。何を考えて…」と言うようなことをおっしゃっていました。(((^^;)

私も、次元と言うより、ワケが違うような気がします…。

「ボールに上手く当たるクラブの振り方」と、
「なるべく身体を壊さないように振るための身体の動き」。

これって、車に例えるとエクステリアとエンジンくらいに違う気がする…。

エクステリアならエクステリア同士、エンジンならエンジン同士なら比較できる。

でも、エクステリアとエンジンを比較するって!?…どうなのよ…って、考えれば、腑に落ちない話しです。

どうやって比較するの!?何を比較するの!?…って、意図が分からないくらい。^^;

ホントに…、
AのシャフトとBのシャフトなら、どっちが飛ぶか…とは、ワケが違う。

そもそも、スポーツの動作って、人間の身体の仕組みの上に技術の蓄積がなされる。




「クラブの通り道」は、このイラストで言うと『技術の蓄積』。

『人間の身体の仕組み』を考慮したものとしては、ストレッチや筋トレなどが有る。

『ゴルフスイング体操』は、上のイラストで言うと赤の矢印に位置するもの。

人間の身体の仕組みを考慮した上で技術を蓄積するには、どうすれば良いか?を示すもので、そういう身体の動きになるようにと練習していく体操です。

だから、
技術の蓄積をあらわす三角の青の中にあるものと、
赤の矢印とは、比較できない…ですよね。

ゴルフスイング体操をおこなったことにより、どれくらい飛距離が伸びたかとか、どれくらい目標方向に飛ぶようになったかのデータ取り。

これって、実際におこなってくださっている方々からのアンケート集計だけではダメなのでしょうか?

「今まで、ゴルフをした後は腰が痛かった。でも、今は痛くない」
「飛距離は、随分伸びました」
「アイアンの番手で言うと1~1.5番手違います」
などの…。

先日のブログにも書いたように、大学の学生さんにお願いして、片方のチームには「クラブの通り道を覚えて練習してもらう」、もう片方のチームには「ゴルフスイング体操で練習してもらう」なんてチーム分けは、できません。

はたまた、一人の方が1年間「クラブの通り道」で練習なさった場合と、1年間「ゴルフスイング体操」で練習なさった場合を比較するなんてことも、現実的には、無理なような気がします。

だから、この「クラブの通り道」と「ゴルフスイング体操」の比較データ取りは、私にとって無理難題ではなく、
「クラブの通り道」の練習では、筋肉の動きとして、どれほど不明瞭、不安定なものになるかにお気づきいただくこと。
それをお願いしたい気がします。

…実際に、こういうデータ取りをして欲しいとの要望は、有ったのですが…。

皆さまは、この要望に対して、どのようにお思いになるでしょうか?

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