博単者[HAKATANMON]

博多での単身赴任サラリーマンの日常と壱岐高校野球部を応援するブログです。

広島・今村、13年の目標は防御率0点台そしてCS!

2013-01-02 12:51:52 | Weblog
 今季のさらなる飛躍を誓いもちつきをする今村

 カープの2009年ドラフト1位・今村猛投手(21)は、2年目の一昨年から1軍に定着、昨年はリリーフとして69試合に登板し、防御率1・89と抜群の成績を残した。今春のWBC日本代表候補にも選ばれ、チームを代表する投手に成長した。投の今村、打の堂林。09年ドラフト同期コンビは、これからチームの屋台骨を背負う選手への階段を駆け上がる。

 堂林より実績は上だ。今村は入団1年目から1軍のマウンドに上がり、3年目の昨季はリリーフ陣の中心としてフル回転した。今や野村鯉にとって欠かせない存在となったが、今年は今後を大きく左右する重要な1年になりそうだ。

 昨年12月、WBC日本代表候補34人の中に選出された。今年2月の宮崎合宿で28人の代表メンバーが決まるが、その中に入れば3月のWBCの舞台に立てる。代表入りが微妙な立場だが、自らをステップアップさせるためにもこのチャンスを逃したくない。

 “売り”は「若さ」と「万能性」だ。「投げるのはどのポジションでもいい。抑えは山口さん(巨人)とか涌井さん(西武)とか、経験のある人がいますけどね。行けといわれたところで大丈夫です」。セットアッパーでも、抑えでも、状況に関係なく自分の投球をできるのが強みだ。

 イニングをまたぐ投球や、2イニング投げることも問題ない。昨季もシーズン中は何度もイニングをまたぎ、69試合の登板中17試合で2回以上の投球を経験した。気持ちの切り替えなど難しい“イニングまたぎ”だが、「回をまたぐのは気にならない」ときっぱり。2回以上の投球も「シーズンは長いし、先発に負担をかけたくない。その中で自分が何をできるか考えて、長いイニングを投げた」と話す。

 WBCへ向け、1月は長崎の母校・清峰で始動し、その後は広島か宮崎で自主トレを行う予定。「早めに調整しないといけないから、昨年とは(調整法が)変わってくる。寒い時季から肩もつくらないといけない」。例年より早めの仕上げで、まずは2月の宮崎での代表候補合宿に臨む。

 WBC後には公式戦が待っている。個人的な目標は防御率0点台。「0点台は毎年いるので、できないことはない」。そしてチームとしては「CSに行きたい」と力強く訴えた今村。球界を代表する右腕へ、鯉の若武者が新たな歴史を作る。

[ デイリースポーツ 2013年1月1日 9:01 ]


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