博単者[HAKATANMON]

博多での単身赴任サラリーマンの日常と壱岐高校野球部を応援するブログです。

7月17日の試合結果

2009-07-21 19:32:40 | Weblog
2回戦
清峰 5-0 川棚
北松西 5-2 佐世保北
大村 3-0 国見
長崎日大 3-2 壱岐商
鎮西学院 6-4 小浜
五島海陽 3-2 佐世保南
海星 15-2 対馬 (5回コールド)
瓊浦 3-2 壱岐


重井君に声をかける山田君(左)=県営
後輩ほぐす冗談 奏功
2009年07月18日(朝日新聞掲載記事)
《壱岐 山田敬吾主将》
 2点を追う壱岐の5回の攻撃。主将の3年山田敬吾君は、狙っていた直球を左前にはじき返し、安打にした。犠打と盗塁で三塁に進み、スクイズで生還して、反撃の口火を切った。得意の足を使った攻撃が続けざまに決まり、「今日は流れがきている」。必ず逆転できると信じた。
 チームは再び2点差とされたが、8回には2死から、3年下條弘二郎君が三塁打を放った。「ここで、もう一本」と、ベンチは沸き立った。だが、続いて打席に向かった2年重井裕亮君は、緊張で顔がこわばっていた。野中輝監督が山田君に指示を出す。「重井の緊張をほぐせ」
 山田君は重井君に駆け寄って、背中に手を置いて、こう語りかけた。「ここで打てたら、女の子に良く思われるぞ」。ニヤリと笑うと、ベンチに戻った。
 重井君をリラックスさせようと、とっさに思いついた言葉だった。重井君は4球目に右前安打を放ち、1点を返した。「あの一言で、気持ちがほぐれた」
 シード校の瓊浦を相手に、敗れはしたが、1点差まで詰め寄り、力をすべて出し切ったと思う。「仲の良い重井が、自分と話した後に打ってくれたことが、一番うれしい」。後輩を思いやった。

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