聖書と共に

士師、預言者、パウロのとりなし

イスラエルではBC1350年~1050年までを士師
(さばきつかさ)の時代と言います。神様から選ばれた人が、民族を統治する時代で、最後の士師は
サムエルと言う人でした。祈りの人でした。
 他の国々では王様が国を率いていましたので、
イスラエルの人々もサムエルに士師ではなく、国王を置くことを求めます。

サムエルは言った。
「私は主に呼ばわる。その時、主は雷と雨を下して、あなた方が王を求め、主の前に犯した罪の大いなる事を見させられる」すると、その日、雷と雨を下された。民は皆、非常に主とサムエルを恐れた。

民は皆、言った。
「僕らのために、あなたの神、主に祈って、我々の死なない様にして下さい。我々は諸々の罪を犯した上に、又、王を求めました。」

サムエルは言った。
「あなた方は、この全ての悪を行った。しかし、
主に従う事を止めず、心を尽くして主に仕えなさい。虚しいものに迷って行ってはならない。
主が、あなた方を自分の民とする事を良しとされるからである。
私は、あなた方の為に、祈ることを止めて、主に
罪を犯す事は、決してない。」 (Ⅰサムエル記12章)
   *******
ソロモン王の後、BC931年にイスラエル国家は
分裂し、北イスラエルと南ユダになります。
北イスラエルは、バアルやアシタロテと言う異教の宗教に傾むいた為に、神様から見放されます。
BC722年にアッシリア帝国によって滅ぼされ、その10部族は失われてしまいます。

南のユダ国家も、良い王の時は祝福されましたが
BC586年、バビロニア帝国により、エルサレムが
陥落います。ユダヤ人は、バビロニアに70年間、
移り住み、その後、先祖の地へ帰還します。

ユダの陥落寸前にいた預言者が涙の預言者
エレミヤ(BC650~582)でした。
「あなたは、全くユダを捨てられたのですか。
我々は平安を望んだが、良い事は来なかった。
主よ、我々は自分の悪と、先祖のとがとを認めています。
み名の為に、我々を捨てないで下さい。
あなたが、我々にお立てになった契約を覚えて、
それを破らないで下さい。
異邦の偽りの神々のうちに、雨を降らせうる者があろうか。
我々の神、主よ。我々の待ち望むものは、あなたです。」         (エレミヤ記14章)
    *****
最後は、使途パウロのとりなしです。

「私には大きな悲しみがあり、私の心には絶えず傷みがあります。
もし、出来る事なら、私の同胞、肉による同国人のために、この私がキリストから引き離されて、
のろわれた者となると事さえ願いたいです。
彼らはイスラエル人です。子とされる事も、栄光も、契約も、律法を与えられる事も、礼拝も、約束も彼らのものです。
祖父たちも彼らのものです。又、キリストも、人としては彼らから出られたのです。
このキリストは万物の上にあり、とこしえに、
ほめたたえられる神です。  (ローマ9章)









名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る