聖書と共に

モーセのとりなし

BC1440年頃、モーセは神様に面会するために、シナイ山に登り、そこに40日40夜いて神様から
もろもの指示を受けます。

しかし、山のふもとにいた民は、モーセが帰ってくるのを待ちきれず、祭司アロンに言います。
「さあ、私達を先導する神を、私達のために造って下さい。」
アロンは、民から集めた金で「金の子牛」を造り上げ、彼らに言った。「イスラエルよ!、これは
あなた方をエジプトの国から導きのぼった、あなたがたの神である。」

これを見て、民は座して飲み食いし、立って戯れた。

主は言われた。
「急いで下りなさい。あなたがエジプトの国から
導きのぼった、あなたの民は悪い事をした。
彼らは早くも、私が命じた道を離れ、自分のために鋳物の子牛を造り、これを拝み、これに犠牲を捧げている。・・・・これは、かたくなな民である。私の怒りは彼らに向かって燃え、彼らを滅ぼし尽くすであろう」

モーセは、その神、主をなだめて言った。
「主よ!、どうか、あなたの激しい怒りを止め、
あなたの民に下そうとされる、この災いを思い直し、あなたの僕、アブラハム、イサク、イスラエルに、あなたが誓われた誓い「私は天の星の様に、あなたがたの子孫を増し、私が約束した、この土地を皆、あなた方に与える」を覚えて下さい

モーセは山を下り、宿営に近づくと、子牛と踊りを見たので、彼は怒りに燃え、金の子牛像を粉々
に砕いた。

モーセは、民が欲しいままに振る舞ったのを見た
モーセは宿営の門に立って言った。
「すべて主につく者は、私の元に来なさい」
レビの子たちは皆、彼の元に集まった。そして、
その日、民の内、3000人が剣で倒された。

明くる日、モーセは民に言った。
「あなた方は大いなる罪を犯した。それで今、私は主の元に上って行く。あなた方の罪を償う事が
出来るかもしれない。」

モーセは主に言った。
「ああ、この民は大いなる罪を犯し、自分のために金の神を造りました。今、もし、あなたが、彼らの罪を赦されますならば・・・。
しかし、もし、かなわなければ、どうぞ私の名を
消し去って下さい。」

主は言われた。
「全て、私に罪を犯した者は、これを、私の文から消し去るであろう。しかし、今、あなたは行って、私があなたに告げた所に民を導きなさい。
見よ、私の使いは、あなたに先だって行くであろう」
          (出エジプト記32章)




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