聖書と共に

我らをキリストの凱旋に伴い行き

今日は、Ⅱコリント2章です。
「静まりと黙想の朝に」(松木祐三著)からです。

エペソでの伝道中、パウロにコリントの問題が
伝えられた。その解決のために、彼自身が訪ね
、更に、Ⅰコリントの手紙を送り、テモテを派遣
した。
しかし、問題解決に至らなかった為、更に
テトスを派遣し、もう一度、パウロ自身が出向こ
うとした。

彼はエペソ伝道を止め、トロアスまで旅を進め
が、テトスに出会えなかった。
コリントの事が、あまりにも心配だったので
トロアスからマケドニアへ移動した。人間的な
パウロを見る思いがする。

しかし、うれしい事に、マケドニアで帰途に
あったテトスに会い、パウロは喜びに満たされ
た。
テトスの報告によると、コリントの人々は悔い
改めた。それを聞き、彼は
「神は、いつも私達をキリストの凱旋に伴い行」
くと、喜びを表した。

良い香りの福音を語っても、それに応じない人
には、悪い臭いに過ぎない。
しかし、受け入れる人には、命の香りとなる。
パウロはコリントの人々が、福音を良いもの
として、受け入れてくれた事がうれしかった。

ここから、「限りなき主の栄光を求めて」から
です。
パウロには、密かな喜びがあった。
それは、イエス・キリストに反逆し、(クリス
チャンを迫害する)「現行犯」であった彼を、
神が捕らえ、捕虜にして下さった事である。

それが、パウロの生きる目的となった。
主の捕虜となる事はパウロの喜びであり、それ
以外の関心事は、何もなかった。

私達が保つべき正しい視点とは何か。
たった一つの目的、すなわち、キリストの凱旋
の行列に捕虜として、加えられる為に、私達は
今、ここにいる、という事である。
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