聖書と共に

アブラハムのとりなし

BC2000年頃、当時、アブラハムは山の方で放牧をしていましたが、そこからかなり離れたら低地にソドムとゴモラいう町がありました。
この町にはアブラハムの甥のロトの家族が住んでいましが、この町は性と暴力の氾濫した町でした

そこへ3人の御使いがアブラハムの所を通過し悪徳の町へ偵察に出掛けようとしていた。

主は言われた。
「ソドムとゴモラの叫びは大きく、また、その罪
は非常に思いので、私は今、下って私に届いた叫びの通りに彼らが行っているか、どうかを見てこよう」

アブラハムは、主の前に立って、近寄って言った
「あなたは正しい者を、悪い者と一緒に滅ぼされるのですか?。たとい、あの町に50人の正しい者
があっても、なお、その所を滅ぼし、その中の
50人の正しい者のために、これを赦されないのですか?。正しい者と悪い者とを一緒に殺すような事を、あなたは決して、なさらないでしょう。
全地をさばく者は公義を行うべきではありませんか。」

主は言われた。
「もしソドムの町の中で50人の正しい者があったら、その人々のために、その所を全て赦そう。」

アブラハムは答えて言った。
「私はちり灰に過ぎませんが、あえて、我が主に
申します。もし、50人の内、5人欠けたなら、そのために、町を全く滅ぼされますか?」

主は言われた。
「もし、そこに45人いたら滅ぼさないであろう」

アブラハムは、また重ねて主に言った
「もし、40にんいたら?」
…………
アブラハムは言った。
「我が主よ、どうかお怒りにならぬよう。私は
今一度申します、もし、そこに10人いたら」

主は言われた。
「私は、その10人のために滅ぼさないであろう」

主はアブラハムと語り終わり、去っていかれた。

…………
夜が明けて、み使い達はロトを促して言った。
「立って、ここにいるあなたの妻と二人の娘を連れ出しなさい。そうしなければ、あなたも、この町の不義のために滅ぼされるでしょう」

主は硫黄と火とを天からソドムトゴモラの上に降らせて、……ことごとく滅ぼされた。
         
           (創世記18-20~19-24)




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