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秋です。だんだん空気が澄んで行く感じがすき。

2010年09月03日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
秋です。
外を歩いていても、夏と較べてかなり影の長さが伸びてきました。
いつのまにかセミの声から、虫さんの声に変わっています。
朝夕が涼しくなってきて、にゃんこさんの食欲も少しずつ戻ってきました。
しかも、まだまだ暑いのに冬毛の準備も始まっている感じ・・・。
にゃんこさんって、陽の長さに反応して毛が生え変わるんだって。
動物ってすごいなあ(感心

それにしても。
毎度の事ですが。
季節の変わり目を「メンタル不良」で実感するのって、どーなの(苦笑
ねえ、どーなの。
いい加減、自分にウンザリな感じ(苦笑
鬱っぽいだけならいいんだ、別に←
じっと、行過ぎるのを待ってればいいだけだし。
嫌なのは、変に刺激して、大っきく堕ちること。
旦那に気を使って、疲れて余計に堕ちること。
連動してパニ&自傷に繋がるかもしれないこと。
つーか、むしろ自傷して落ち着くならそーしとけ、って感じですが、個人的には。
まあ、でも、ひとりで生きてるわけじゃない(と思う)ので、そう言ってもいられず。

もうさ、こんな事書いてる時点で、キモチのどこかがササクレて来てる証な訳で←
すみません、TMネタを読みに来てくれている方にとっては不快なんだろうと思いますが。
でも、書いておかないと、「澱」みたいなものが沈殿して発酵して手に負えなくなるので、書きます(苦笑
すみません。

こっこ。

2010年08月20日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
帰宅して、Mステつけたら、きいちゃんが出てた。
「おお、花束歌うのか~♪」(←花束好き)と思って、ボリュームをギリギリに絞ってMステ鑑賞。
・・・・なんか、キャアキャア言ってるMCって、ぐったりする(苦笑
そんな訳で「きいちゃん待ち」のひととき、ぼーっとTVの画面を見てた私は、チラっと映った顔を見て、我が眼を疑いました!!!!!

・・・・はっ!?!? coccoじゃない、今の??!?
あわわわわ・・・・・・・(汗
coccoがステ出てる(驚愕!!!

・・・・・・・・あの、「周囲にとけ込めない感」満載の佇まい(苦笑
ひとところに留まらない、視線(涙
TVなのに苛立ちを隠さない表情(嗚咽
・・・・・・・・・。
間違いない、今のはcoccoだ(コラ



coccoちゃん、歌ってましたね「玻璃の花」。
ちょっと途中、ヤバかったね。
あのまま泣き出すか過呼吸起こすか、と思ってこっちがドキドキしたよ(涙
相変わらす彼女は、私の「地雷」を踏みまくる(苦笑
それが歌詞のせいなのか、歌声のせいなのかはわからない。
でも、彼女が歌う姿は「慟哭」に似ている。



一時期、私にとって彼女は、私のかわりに「苦しい」と言ってくれる”媒体”のようなものだった。
ココに居るという”事実”が、ただ苦しい。
自分の中に沈んだ”澱”のようなナニカを、一時期、解かしてくれるようなものでもあったかも知れない。
泣けない私の代わりに、哭いてくれるようなものでもあった、きっと。
それは同時に諸刃でもあり、普段は見ないふりをしている”負の感情”を、無理矢理認識させられる事でもあった。
「苦しい」と認識する事が、同時に「ココにいる自分」を認識する事でもあった。


coccoちゃん、今日も泣き叫んでるように見えた。
最後に彼女の歌を聴いてから10年くらいたつけど、変わらないね。
彼女があの頃にように「苦しいまま」じゃありませんように。

「月光」 鬼束ちひろ

2010年08月13日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
月光   作詞/作曲 鬼束ちひろ


I am god's child
この腐敗した世界に墮とされた
How do I live on such a field?
こんなもののために生まれたんじゃない

突風に埋もれる足取り 倒れそうになるのを
この鎖が 許さない
心を開け渡したままで
貴方の感覺だけが散らばって
私はまだ上手に 片付けられずに

I am god's child
この腐敗した世界に墮とされた
How do I live on such a field?
こんなもののために生まれたんじゃない

理由をもっと 喋りつづけて
私が眠れるまで 效かない藥ばかり
転がってるけど ここに声もないのに
一体何を信じれば

I am god's child
哀しい音は 背中に爪跡を付けて
I can't hang out this world
こんな思いじゃどこにも居場所なんて無い

不偷快に冷たい 壁とか
次はどれに 弱さを許す
終わりになど手を伸ばさないで
あなたなら救い出して私を
静寂から 時間は痛みを 加速させて行く

I am god's child
この腐敗した世界に墮とされた
How do I live on such a field?
こんなもののために生まれたんじゃない

I am god's child
哀しい音は 背中に爪跡を付けて
I can't hang out this world
こんな思いじゃどこにも居場所なんて無い

How do I live on such a field
こんなもののために生まれたんじゃない

==============================================

一時期、繰り返し聴いていた曲。
あーもう。
なんか、結局、情けない位なんも変わってないなあ・・・・

ふむむ・・・・・・。

駄文

2010年08月09日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
普段、散々アホな記事ばっかりアップしてますが(苦笑
すみません、今日の記事はFANKSさんスルー推奨。
ここを覗いてくれているFANKSさんの中に
お子さんをお持ちの方がいらっしゃる事は知っています。
もしかしたらそういう方の方が多い事も、知っています。
「命を生む」という経験をされている方、近しい人を失った方には、本当に申し訳ない記事を書きます。

-------------------------------------------------------

「今自分が生きているから」そう思えるのかもしれませんが
私は「生きていること」を肯定できずにいます。
その原因は自分では判っているつもり。
きっと、この先ずっと、私が「自分の生」を肯定できる事は無いと思う。
何に対して、誰に対して、どういう風に謝れば良いのかわからないけれど、本当に「申し訳ない」と思う。


「生まれてきてくれてありがとう」とか「おめでとう」なんて、私には言えない。
表面上だけだとしても、ココロにも無いこと、言えない。
「生まれる」って、もっと一大事だよ?
24時間面倒を見ていても、ふとした瞬間で死んでしまうような
そんな生き物を抱えてしまうって、もっと一大事だよ。
目線を合わせる事を覚えて、「自分と自分以外」っていう境界線を覚えて
「生きて行く事」を知って・・・。
平均すれば80年以上の命に対して責任を負うのに、
そんなに笑って「おめでとう」なんで言えない。

「生まれて来て良かった」なんて、ココロの底から思った事、ある?
私は、きっと自分が死ぬときに、それを感じるんだと思う。
「生かされている」と感じることはあるし、それが「奇跡のような確率なんだ」ということを感じる事はできても、
それを「喜び」として受け止める事ができない。
生きているもの全てに対して、本当に申し訳ないと思うけれど、
私はその喜びを「実感」として感じた事は無い。

他の人がどう感じるとか、「普通」はどうなんだとか、そんなことではなく。
私がどこか「欠陥」なのかもしれないけど。
昔、日本人女性の平均寿命を知ったとき、
「ああ、これから60年以上も生きて行かなきゃいけないんだ」と知って愕然とした。
(まあ、ナニゴトも無く生きていればのハナシですけど。)
基本的に、その想いは今も変わっていない。
今、この瞬間、寿命が尽きても私個人は一向に構わない。
昔、私が自分で自分を殺す事ができなかったのは、「親」が居たから、それだけ。
自分自身の「生」に執着はないけど、「親より先」には逝けない、それだけは判る。
「自殺」っていう選択肢だけは選んじゃいけない、そう言われた気がしたから。
「じゃあ、殺してよ」って、今でも時々思う。
ああ、書きながら今思った、人間って「自殺しないため」に「他者とのカンケイ(しがらみ)」を築いて行くのかも。。。。。


。。。。。。。。。なんてな(失笑
少なくとも、月曜のお昼休みに書く文章じゃないな(苦笑


久々に、TM以外のエントリー。

2009年06月12日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
「TVのボリューム、小さくして」


この一言が、言えない。
どうしても。
「音」と「光」が苦しくて、そこから逃げた。
TVからイチバン遠い、階段に座って時間が過ぎるのを待った。
・・・。
わかってる、旦那は間違ってない。
常識から外れるような大きいボリュームじゃないし。
でも。
ワタシには、大きすぎる。
耳のそばで、雑音を流し続けられるような感覚。
散らかった部屋のような、雑音。
大袈裟な効果音やBGM、不愉快な拍手や笑い声。
他人を卑下して笑うバラエティー番組、若手芸人。
ワタシにとっては、全てが「雑音」、「ストレス」。
聞きたくない、苦しい。


快調でもなければ、不調でもないのねん。

2009年04月11日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
・・・寝不足の、ここ1週間。
今日は土曜日なんだけど、【惰眠をむさぼる】事は許されず(涙
書道のお稽古、なんですわ。
「さて、じゃあ、行きますか。」って、家を出る迄、「行きたくないなあ」と思う自分とひたすら、葛藤(苦笑
でも、行けば気分転換にもなるし、楽しめるのを知ってるからね。
行きましたよ、ええ。

・・・・・・。
先生に会えるのは、有り難い。
先生の筆使いを見られるのも、有り難い。
でも。
一緒にお稽古をしてるヒトタチの存在が、苦しいなあ・・・・。
皆さんオトナですから、黙って静かに、ひたすら書いてるんですけども。

実はね、前回のお稽古は先生のお家だったんですわ。
普段は、借りてる場所でお稽古なんだけど、たまたま先生の都合で先生のおうちでお稽古だったんです。
しかも、みんな休みで、ワタシだけ(笑
すごい、落ち着いてお稽古できたんだけど。

やっぱ、環境かな。
あと、教室の人口密度ね(ていっても、生徒5人なんだけど)。
先生の言ってる事、頭では理解してるんだけど、全然反応できなかった・・・・(涙
口元は笑ってるけど目は笑ってない自分を、自覚してたわ、今日(苦笑

最後に、みんなでお茶して解散なんだけど、遠慮して、速攻帰宅。

ぬああああ、せっかくにお稽古だったのに(涙
「濃い時間」を満喫したかったのに(くすん

昔話。 Egoistic Children    

2009年04月04日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
昔話をします。


昔々。
Egoistic ChildrenというHPを開設していました。
きっかけは、鬱と自傷、拒食。
自分自身を一人称で「認識」する事ができなかったので、今何を感じていて、どう思っているのか、把握するために始めたHPです。
まあ、よくあるメンタル系のサイトでした。
日記といくつかのBBS、処方薬のページ。
日々の「澱」をそこに吐き出し、知り合った一部の人と、時々オフ会とか。

「類は友を呼ぶ」とは、昔から言われていますが。
例に漏れず、同じ様な人が集まりました。
入退院を繰り返していた人もいました。
今でも、病院から時々連絡をくれたりします。
「傷」に「薬」に依存しながら、大多数の人々と同じ様に生きて行けない自分自身への苛立ちと諦めの間で、揺れていた様に思います。
そんな中の何人かはもう、ココにはいません。
ODが原因だったり、飛んでしまったり。
それから、もともとの持病が原因だったり。

「○○ちゃんが、亡くなったよ」、そんな連絡を受けた時の衝撃は今でも忘れません。
「ああ、やっぱり」、と思ってしまう自分がいました。
認めたくないけど、それは事実で。
暫くして、携帯は解約され、HPは削除されました。
生きていて欲しかった、私に出来る事は何もないけれど。

「あやさん、ごめんね。」
夜中に、泣きながら電話をしてきたあの子。
「どうしよう、飛び下りたいよ。」
遠い北海道から、SOSの電話をくれたあの子。
「静脈切っちゃった(笑 血が止まらないんだけど(苦笑」
底抜けに明るく、実況をしてくれる困ったヤツもいた。
明るく電話をくれたあいつには、私も明るく返した、「バカだねえ(苦笑 とりあえず、止血しなさい(W」って。

「【死にたい】は、【生きていたい】ってことだよね? 生きていたいから、泣いてるんだよね?」
私は、そんな言葉を繰り返した。
私に出来る事はない。
その子の痛みも苦しみも、共有する事はできない。
出来る事があるとすれば、ただ黙って話を聞く事くらい。
無責任だけれど、苦しくても、ソコで生きていて欲しかった。

1週間、おわり。

2009年04月03日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
謎の焦燥感。
泣きたい衝動。

哀しい訳じゃない、何かあった訳でもない。
でも、声をあげて泣きたい。
誰か、泣かせて。


「揺れ幅を小さく」「安定させるため」にではなく、自分を痛めつけるために、薬を飲みたい。
「死にたい」とは思わない。
でも、「ここ」に存在する事が、苦しい。
泣きたい。泣きたい。
泣きたい。
ただ「意識を手放す」ための「眠り」を、下さい。



無題

2009年03月31日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
時々、自分でも「何もそこまで」ってくらい、攻撃的になる事がある。
ほんとに自制が効かなくなるのは、5~6年に一度なんだけど。


昔、って言っても8年くらい前。
一番自傷が酷いとき、「本来外に向かう攻撃性を、自分に向けている」って言われたことがある。
日々の些細なこと、「NO」って言えなかったこと、小さなストレス。
溜め込んで溜め込んで、果てに自分を傷つける行為に出る。

単に「昇華できてない」だけだという事も、理屈としては判る。



何年か前までは、「一見普通に生活してるように見えるヒトタチが、どうやって日々を送っているのか」、本当にわからなくて苦しかった。
呼吸をすること、会話をすること、眼を合わせること。
「普通のヒトタチ」が発するエネルギーに耐えられなかった。
どうやってそこに存在すればいいのかわからなくて、傷に依存した。
痛みだけを頼りに自分の輪郭を認め、日々をやり過ごした。



昔々のオハナシ。
昨日のエントリーと、湯船で浮き上がる傷痕を見て、思い出した。

衝動。

2009年02月26日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
ぬあああ。
切りたい・・・・・。

なんでだろう。
満たされてるのに。
旦那も、お互いの両親も、にゃんも元気。
何か、トクベツに辛い事が有る訳でもない。

なのに、切りたくなる。
自分は、一体何を、「身体の痛み」に摺り替えようとしているんだろう。

「仕事中」のワタシとは別のワタシが、いる。
むき出しで、ひりひりする。
バランスを欠いたら、叫び出しそうな感覚。
声を上げて、泣き出したい衝動。




「痛み」
「傷」
「衝動」
「慟哭」



声を上げて、泣く事ができれば、
それできっと「楽」になれるのに。


「カミングアウト」というと、大袈裟だね。

2009年02月17日 | 鬱・自傷行為・パニックetc




まことに不本意ですが。
1月末から、過呼吸 数回(むうぅ。

週の後半からなんかダルダルとか動悸とかしててですね。
2回連続で、書道をお休みしてしまいまして・・・・・。
センセイから「どうしました?」のメールあり。
・・・・・ここで、適当に「私用」とか言えれば良いんですが。
そうも言えず、結局、白状(?)しました。

「季節の変わり目等々、ちょっと過呼吸起こしそうで、電車乗れませんでした。」

「そういうことでしたか。生命力をつけないといけませんね。心労、でしょうか?」と、ねぎらいの返信を頂いた次第。



・・・・・・。
ありがたいです、正直。
でも。
「でも」なんです。
多分、「普通」に生活をしている過半数の人から見たら、「電車に乗れません」なんて、「言い訳」なんですよね、きっと。
「過呼吸? 大袈裟ねえ(笑 気のせい気のせい」で済むハナシだったりするんです、きっと。
そういう事を、「言い訳」にしてしまった自分が、嫌。


あまりピンと来ないかもしれないけど。
最近TMにハマり直して、ちょっと調子良かったんだよねえ・・・・。
あまりこういう言い方はしたくないけど、「夢中になる」って、ある意味スゴク「ストレス発散」になると思うしね。
・・・・・・飛ばし過ぎたかなあ。


てゆか、薬飲んでないからか(汗?
・・・・・あんまり薬に頼りたくない。
病院のセンセイも、好きじゃないし。
「ヘンに刺激しない様に」っていうスタンスが透けて見える(苦笑

むぅぅぅ。
負のスパイラルに突入しないように。
がんばります~。





水底。

2008年08月29日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
鬱の時。

「水槽の底」にいるような気分になる。
水面は波ひとつなく、穏やかで。
怖い位に静かな水底で、ひざを抱え、私は水面を見上げている。
左手には、数え切れない程の傷跡。
手首の付け根から、肘にかけて、細い線が何本も何十本も走る。
注視しなければ判らない程に薄くなった、傷跡。
ふさがりつつある、傷跡。
そして、まだ、ひり付くように痛む、血のにじんだ傷。

傷跡の「痛み」が、辛うじて「私の輪郭」を保っている。
ひざをかかえ、「痛み」を抱きしめる。
苦しくも無い。
哀しくも無い。
「私」がそこに居るという事さえ、定かでは無い。
頭の中に響く声だけが、確か。

「もう、やめて。赦して。赦して。赦して。」

「私がここにいる」という事を。
誰か、教えてください。

ちょっと,本音。その2

2008年07月19日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
病気なんだとしたら。
原因は何なのか。
今,「鬱」については、セロトニンの分泌異常とか、日照時間の変化によるバランス異常とか、いろいろと言われている。
単純に「脳内物質の分泌異常」なのか。
そうであれば、ハナシは単純。
「鬱病」は、立派に「身体の病気」だ。
周りの人がなんと言おうと、本人が自らを「ただの甘えだ」と攻めても、「病気なんだから、薬で治ります」で終わるハナシだ。

でも、そうじゃない。
それだけじゃない。
この不安定さの、理由は何?
原因は何?

Aを亡くした事。
Mを失くした事。
昼夜逆転の生活をしていた事。
レイプ未遂。
Sによる、ストーカー行為。
身近な人間の、自殺。

精神的な不安定さの原因が「幼少期の家族関係」にある、とする人達もいる。
確かに、私が産まれてからの数年,父母の関係が上手く行っていない時期があったのも確か。
不和が原因で、母は第2子を死産している。
その頃に書かれた母の走り書きには、「ここ数日の、この子(私)の不安定さを見たか。私(母)の精神状態を見事に反映している。」とあった。
「この子(私)さえ、いなければ。」という記述とともに。
今でこそ,その当時の母の葛藤を想像できるけれど、初めてそれを読んだ時はショックだった。

家族のもとを離れて一人暮らしをするようになってから、一時的に実家へ戻っていた事がある。
夜中にパニックを起こして、泣きわめいた。
やっと落ち着いてベッドに横になると,母が部屋に入って来た。
「ごめんね、お母さんの育て方が間違ってたね」と、私の手を撫でた。
・・・違う、あなたのせいじゃない。
育ててくれた人間に,そんな事を言わせてしまった、私自信の不安定さが赦せなかった。





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ちょっと、本音。

2008年07月19日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
私は,「病気」なのかな?
病気だとしたら,何の病気で、何が原因で、どうすれば治るの?

「私」の不安定さのせいで、旦那に迷惑を掛けている。
笑って,穏やかに過ごせたら,その方がイイに決まってる。
でも、できない。
テレビの音が苦しい。
他愛の無い事で、イライラする。
コミュニケーションの取り方が、わからない。
どうすれば、「伝わる」のかが、わからない。
どうしようもなく泣きたい時があれば、理由も無いのに突然哀しくなって泣いてみたりする。
腕に爪を立てたり,噛んだり。
さすがに、刃物で自傷する事はもうないけど。
自分の感情の揺れに,着いて行けていない。

多くを望んでは居ない。
大切な人と、穏やかに毎日を過ごしたいだけだ。
無くしたくない。
どうすればいい?

「病気」なら、治せばいい。
昔,精神科の先生に言われた。
「自分のこと、どう思う? 不安定だったり、自傷行為をしてしまうことについて。」
その頃は「自分」の輪郭があやふやで、【自分/私】というカテゴリでモノゴトを捉える事ができていなかったから、どう応えたのか,はっきりと記憶をしてはいない。
でも、「原因がどうとかには興味は無い。薬で日常を送れるならそれでいい」というような事を言った様な気がする。

「適応障害/人格障害」
「抑鬱」
「パニック症候群/過呼吸症候群」
「境界例」
いろんな病名を、カルテに書かれて来た。
抗鬱剤,安定剤,抗てんかん薬。
抗精神病薬。
メジャーもマイナーも飲んだ。
薬を飲めば,その時は収まる。
でも、一定期間を置いて,また波は来る。
繰り返しだ。

コドモも,欲しいと思う。
だから
薬は飲みたくない。

苦しい。
苦しい。
苦しい。



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無題  *フラッシュバック注意*

2008年07月09日 | 鬱・自傷行為・パニックetc
数年前の、冬。
いつもの、帰り道。
駅から家迄、歩いて約10分。
スカートに、ブーツ、コート、いつもの格好。

違っていたのは、後ろを歩いている男の人が一人いた事。
ごく普通のサラリーマンだと思ってた、「その時」までは。
「たまたま偶然」同じ方向に向かって歩いてるんだと思ってた。

街灯のある公園ぞいの道。
「ヤバイ」と思って、友人の携帯に電話をかけて話しながら歩く。
距離が近くなって、不自然に感じた時はもう、遅かった。
その男の人は、すぐ後ろに居た、手を伸ばせば届く距離。
走り出そうと思った瞬間、腕をつかまれて、すぐ横の空き地に引きずり込まれた。
起き上がろうとした。
叫んだ。
押しのけようとした。

「騒いだら、殺すぞ。」
ムどこかで聞いた様な、安い台詞。
頭の片隅で、そんな事を思う。

男の人が、ポケットから何か刃物を出した。
鋏だったのか、カッターだったのか、それはわからない。

押さえ込まれる。
男の手が私に触れる。
「助けて、助けて、助けて!」
叫んだ。

男の身体が私から離れて、走り去る。

ふと、空気の冷たさに気が付いた。
殴られた頭の痛みが、よみがえる。
散らばった鞄の中身を集めた。
乱れたスカートの裾を直して、立ち上がりながら汚れを払う。
身体中が痛い、手が震える。

「ごく普通の生活」の中の、ちょっとしたアクシデントだと、思いますか?
「私」に隙があったと、そう言いますか?
「気の持ち様」だと、「考え方ひとつ」だと言いますか?
でも、チカラじゃ、どうやったって叶わない。

悔しいけど、今でも、その時の状況をはっきりと思い出す事ができる。
男のジャケットの模様も。
空気の冷たさも。



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