高砂市の近代建築

今回は、2010/1/3撮影分と過去撮影の写真から高砂市の近代建築を紹介します。

＊＊2010/5/9追記＊＊
2010/5/3撮影分写真を追加しました。

※クリックすると大きい画像でご覧いただけます。

旧高砂銀行本店
（不詳/S7/RC2/兵庫県景観形成重要建造物）

（撮影データ；EBONY SW45・SUPER-ANGULON 58mm F5.6 XL・6ｘ9判・1/30秒・ｆ22・ライズアオリ）

黄色い銀行建築というと住友銀行本店が思い浮かびますが、その外壁材には高砂産の竜山石が使われています。
そして、この高砂銀行にも地元産の竜山石が使われています。

同上

（カメラ；RICOH GR Digital II）

側面から見ると、奥行きが深くかなり大きい建築だとわかります。

旧高砂消防会館
（不詳/S10/RC2/文化財指定なし）

（カメラ；Nikon new FM2・2002/5/3撮影）


片岡医院
（不詳/不詳/木2/文化財指定なし）

（カメラ；Nikon new FM2・2002/5/3撮影）

ライト風です。昭和一ケタの建築でしょう。

旧神戸製紙所 外国人技師長住宅
（不詳/M37・M38移築/高砂地区歴史的景観形成地区）

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）

神戸製紙所は三菱製紙の前身です。
後述の三菱製紙工場内から市街地に移築して会社の倶楽部として利用されています。

旧鍛治醫院
（不詳/不詳/木1/文化財指定なし）

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）


（カメラ；RICOH GR Digital II・2010/5/3撮影）

門柱が竜山石です。元医院です。

Ｙ邸
（不詳/不詳/木2/文化財指定なし）

（カメラ；RICOH GR Digital II・2010/5/3撮影）

元医院のようですが、詳細不明です。
玄関扉上部にステンドグラスが入っています。

Ｍ邸
（不詳/不詳/木2/文化財指定なし）

（カメラ；Nikon new FM2・2001/4/29撮影）

同上

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）

2006年に改修されましたが、まるで新築のようです。出来る限り古い部材を生かして改修するという原則に則らずに、ほとんど新しい部材に改変してしまったように見えます。

旧横田工業倉庫
（不詳/不詳/煉瓦/文化財指定なし）

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）


煉瓦塀
（不詳/不詳/煉瓦/文化財指定なし）

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）

詳細はさっぱりわかりません。塀の中に工場があったような感じです。

三星化学合資会社
（不詳/不詳/木2/文化財指定なし）

（カメラ；Nikon new FM2・2001/4/29撮影）


旧米田公会堂
（不詳/S10/木1/文化財指定なし）

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）


旧魚橋郵便局舎
（不詳/M43/木2/登録文化財）

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）

前述の松本家住宅と同じ建築事務所の手による改修です。やはり新築のように見えます。
建築が失われるよりマシですが、改修の仕方次第で明治の風格が失われたように思えてなりません。

旧国鉄曽根駅舎
（不詳/S2/木1/文化財指定なし）

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）


旧朝日町浄水場配水塔
（不詳/T12/S/登録文化財）

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）

（カメラ；RICOH GR Digital II・2010/5/3撮影）

Ｔ12築ということは、姫路より5年以上早く上水道が施設されたということです。

旧鐘淵紡績高砂工場迎賓施設
（不詳/S11/木2/文化財指定なし）

（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）


三菱製紙高砂工場 その1
（不詳/M34以降/煉瓦/文化財指定なし）

（カメラ；Nikon new FM2・2001/4/29撮影）

神戸製紙所時代の建築でしょうか？

三菱製紙高砂工場 その2
（不詳/M34以降/煉瓦ほか/文化財指定なし）

（カメラ；Nikon new FM2・2001/4/29撮影）

手前の事務所棟らしき建築は戦前かどうか怪しいところですね。奥の煉瓦は神戸製紙所時代の建築かもしれません。

三菱製紙高砂工場 発電所？
（不詳/S12？/SRC？/文化財指定なし）

（カメラ；Nikon new FM2・2001/4/29撮影）

表題写真は三連蔵（不詳/M初期/土蔵造/兵庫県景観形成重要建造物）です。
（カメラ；RICOH GR1・2007/1/6撮影）


次回は加古川です。