7月31日に開業した、日帰り入浴と宿泊施設を兼ね備えた 大船渡温泉。
三菱商事のHPでは下記のようにプレスリリースされている。
株式会社海楽荘(以下、海楽荘)は、株式会社岩手銀行等による融資支援に加え、公益財団法人三菱商事復興支援財団(以下、三菱商事復興支援財団)から5,000万円の出資を受け、7月31日(木)、岩手県大船渡市の憩いの場となるホテル「大船渡温泉」をオープン致します。
「大船渡温泉」は、三陸自動車道大船渡碁石海岸インターチェンジから車で約3分に位置し、太平洋を一望できる好立地のホテルで、その温泉は神経 痛や関節痛、慢性婦人病等に効果があるとされています。また、地元の海でとれる新鮮な魚介類を使った豪快な料理は、漁業権を有し社長自らがホタテなどの養 殖まで手掛ける「大船渡温泉」ならではの特徴です。さらに、ボイラーは薪ボイラーを採用し、地元の木材を使用して地元林業にも貢献していきます。「大船渡 温泉」のオープンにより約30名の新規雇用と地域経済への波及効果が期待されています。今後は、年間5万人の宿泊客数を目標に、大船渡市の観光拠点となる ことを目指すと共に、震災の影響で失われた地元の憩いの場を創出すべく、事業を推進して参ります。
三菱商事復興支援財団は、大船渡の雇用創出と地域経済の活性化を目指す海楽荘を力強く後押しするため、「大船渡温泉」への支援を決定致しまし た。東日本大震災から3年4ヵ月が経過しましたが、震災により甚大な被害を受けた地域は未だ再建途上にあります。三菱商事復興支援財団は今後も、岩手銀行 をはじめとした地元金融機関と協働し、被災地域の産業復興・雇用創出、地域再生につながる支援を継続して参ります。
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ここに導入された薪ボイラーを見学させて頂いた。
30万kcal/h ×2基の木くず焚き温水ボイラ (タカハシキカン製)を導入し、
温泉の昇温、給湯(シャワー等)、冬期は床暖房にも用いる予定。
地域の製材工場から端材を購入してメインの燃料とすることで、
今のところ全く補助の重油ボイラーは焚かなくてすんでいるそうだ。
端材の燃焼の様子
宿泊施設全景
山側の客室からの眺め
湾にのぼる朝日を望みながら入る露天風呂が最高でした。
日帰り入浴も可能(夜22時まで)。お値段はなんと390円と格安!
観光客だけでなく、地元の方の利用も多いようで、
1時間に50人以上の来場があることも珍しくない模様。
皆様、大船渡へお越しの際は、ぜひ大船渡温泉へお越しください!