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うちの熱帯魚『A'z Aquarium』

うちで飼育した歴代の熱帯魚たち。

【チェリーバルブ】

2006-07-22 23:07:59 | 淡水・コイ
【学 名】 Puntius titteya
【分 布】 スリランカ
【体 長】 5cm

■特 徴
 若魚のうちはピンク色がかったベージュ色程度のさえない魚であるが、成熟して発情したオスの個体は、深みのある実に鮮やかな紅色に全身が染まる。わが国では、金魚という美しい赤い体色をもった魚が普通に見かけることができるためさほどの評価を得ていないが、欧米では非常に人気の高いコイの仲間である。

■飼 育
 非常に丈夫で温和なため、コミュニティタンクに最適。現地では、ジャングルの中を流れる細流に棲息している。
人工餌で問題ない。

■繁 殖
 水草の茂みに産卵するタイプで、繁殖は非常に容易。稚魚も大変育てやすいので、バルブ類繁殖の入門種としてお勧め。
メスは成熟しても、ピンクがかったベージュ色の体色なので簡単に判別することができる。

■備 考
 現地スリランカでは、地域によってさまざまなカラー・バリエーションが存在することが知られ、最近ではブルー・タイプと呼ばれる青みを帯びた独特のカラー・タイプも、ショップで見かけることがある。

【ゼブラダニオ】

2006-07-22 23:02:41 | 淡水・コイ
★コメント
 一度飼った。温和と解説にあるが暴れまわるので二度と飼いたくない・・・。水槽に暴れん坊でした(_ _。)・・・

【学 名】 Brachydanio rerio var.
【分 布】 改良品種
【体 長】 4cm

■特 徴
 原種ゼブラ・ダニオの、各ヒレが伸長する突然変異個体を固定した改良品種。非常にポピュラーで、最近ではノーマルタイプよりも、こちらの方がよくみかけるようになっているほどである。若魚のうちはなかなか優雅な雰囲気があるが、老成した個体では各ヒレがバサバサしているように感じてしまうため、これを好まないアクアリストも多い。

■飼 育
 非常に丈夫で温和なため、コミュニティタンクに最適。もっとも、あまり活発に動き回るため、ゆったりと水槽を鑑賞するにはやや邪魔な気がすることもある。
人工餌で問題ないが、餌を際限なく食べるところがあり、あまり大量に餌を与えると食べすぎでうまく泳げなくなったりする。

■繁 殖
 粘着力のない卵を、水底にばら撒くようにして産卵する。産卵自体は非常に容易だが、親魚はせっかく産卵した卵を食べてしまうので、水底に大き目の小石を敷き詰めるか、市販の繁殖用ネットを利用して、卵を食べられないような工夫が必要である。
オスではベージュの体色が、イエローに変わるので判別は容易。また成熟したメスは卵で腹が大きく膨れるので、その点でも判別可能。

【クーリーローチ】

2006-07-22 22:48:49 | 淡水・コイ
★コメント
 見た目、みみずへび。。。あかんたれでたいがいどっかに隠れている。水換えの時なんかは必死こいて逃げはる。

【学 名】 Pangio kuhlii
【分 布】 東南アジア
【体 長】 7cm

■特 徴
 オレンジ色がかったベージュのボディの上を、数本の茶色い縞が横切る熱帯ドジョウ。水底や砂の中に落ちた餌を食べてくれるため、水槽内の掃除家(スカベンジャー)として飼育されることが多い。夜行性であるため、普段はあまりその姿を見かけることがないが、夜まっ暗な中で黙々と水槽内の残餌整理をしてくれる、重宝な働き者である。

■飼 育
 丈夫で温和なため、コミュニティタンクに最適である。また、できれば細かい砂を底砂に使ってやると、その中に潜るなどクーリー・ローチ本来の行動を披露してくれるだろう。
人工餌で問題ないが、できればタブレット状になったコリドラス用フードなどを、消灯直前に与えてやりたい。

■繁 殖
 この種に限らずドジョウの仲間は、飼育下での繁殖は困難である。どうしてもという場合は、ホルモン剤を注射すれば繁殖は可能。
成熟したメスでは腹部が卵で大きく膨れるため、判別することができる。

■備 考
 クーリー・ローチの仲間は、十数種がいずれも東南アジアに生息している。そのそれぞれが微妙に斑紋が異なるため、その点に着目してコレクションしているアクアリストも、ごくわずかながら存在するようである。

【ゴールデン・アルジーイーター】

2006-07-21 00:33:05 | 淡水・コイ
★コメント
 最初に掃除屋として飼ったんだが、最高に成長して約10cmくらいまで成長した・・・。小心者で、すぐ逃げて隠れるがどこに隠れてもすぐに見つけられる。かなり長生きしたが、先月お亡くなりになりました(x_x;)

【学 名】 Gyrinocheilus aymonieri
【分 布】 タイ
【体 長】 10cm

■特 徴
 褐色の体の上を1本の茶色いラインが走るだけの地味な魚で、観賞価値はあまり高いとはいえない。しかし、水槽内に発生する厄介な藻類(特に褐藻)を食べてくれるので、それを目的にコケ取りとして飼育されることが多い。

■飼 育
 市販されているのは若魚で問題ないが、成魚はかなり強いテリトリー意識をもつようになり、同種、他種を問わず追いかけ回すようになる。こうなると結構厄介者となるが、意外と泳ぎがすばやいため、水槽内から取り出すのにはかなり苦労する。
人工餌で問題ないが、あまり豊富に餌を与えていると肝心のコケ取りをしなくなるので注意する。

■繁 殖
 不明。
 
■備 考
 最近ではこの種の白化個体を固定した、ゴールデン・アルジーイーターも登場したが、困った性質は相変わらずである。