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同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

ぷらぷら美唄に参加しました

2018-10-21 21:23:38 | うろうろ-美唄市

今日はぷらぷらまち歩き 美唄に参加しました。
http://soratan.sakura.ne.jp/3city/2018/event_1645/


A-COLOR的には、美唄市といえばメモリアル森林公園なのですが。
今回は「我路の原風景ということで、美唄市の我路の町をぷらぷらしてきました。

このイベントは、ガイドさんと一緒に町歩きをするというもので、今回が初めての参加だったのですが。
これまで知らなかったお話を伺いながら、町の風景を楽しむことができ、しかも程よく運動できるという、とても素敵なイベントでした!


国設スキー場のレストハウス前に集合。
当日は、正確な人数は数えていませんが、30人ぐらいは参加していたのではないでしょうか。
なお、このレストハウスは沼東中学校の体育館跡です。
中に入ると、体育館のステージの痕跡があり、学校の雰囲気が強く感じられます。


町歩き前に、まずは昭和34年の我路の地図をいただきました。
もらった当初は、さっぱり地図が読めませんでした……というのも、今の我路とはまったく様子が違うからです!
地図上では、建物がたくさん並んでいるのに、今はほとんど建物が残っていない……。

まずは我路2条、1条へと進んでいきます。
ガイドさんが昔の写真を引き合いに出しながら、当時のお話をしてくれます。
というか、昔の写真がないと「元々人の少ない場所」という認識にしかなれません。
そのぐらい、知らない人にとっては変わってしまった町でした。

なお、周囲に人が多かったので、写真は以前撮ったものです。


岡田春男の生家。
この建物は知っていたので、ようやく地図と地理関係が一致しました。
なお、この写真も以前に撮ったものです。


道路を渡って我路3条へ。
かつての駅前のメインストリートだったと言われても、にわかに信じられないのですが……。
これも古い写真を見ると、あまりの変貌っぷりに驚きます。


地図の中でも一際目立っていた、すみれ食堂の跡。


ヤブの中に微かに見えるのは、銭湯跡地のタイルです。


このあたりが我路駅の周辺なのですが、「駅前」と言われてもあんまりピンとこないですね。
遠くに見えるのは我路郵便局。


我路郵便局。
ここを訪れたのは初めてでした。
レンガ造りのお洒落な建物で、近年まで市の施設として使われていました。
しかし閉鎖された途端に、不法侵入や窓ガラスが割られるなどの被害に遭っているそうです……。
年代を経たただの物体と捉えるか、町の歴史を担った遺産と捉えるか……どっちが、みんなが幸せになるんでしょうか。


我路神社の趣のあるウェルカムボード。


我路神社を遠くに臨む。
今回は訪問しませんでした。


サイクリングロードは現在、閉鎖中。


我路映劇の映写室跡。
映画のフィルムは可燃性だったので、映写室だけはコンクリート製だったらしいです。
そのため映画館は無くなっても、こうして映写室跡だけは残りました。
『ほっかいどう映画館グラフィティー』によると、我路には我路映劇とテアトル我路の2館あったようです。
(どちらの経営は我路映劇)


なお、ぷらぷら中に話題になった『宇宙家族カールビンソン』のジョンの我路映劇はこれです。

その後、レストハウスに戻ってからは……ぷらぷら参加者だけのスペシャルステージがありました。

今回のぷらぷら美唄、とても楽しかったです!
もちろん、アレやコレがあったのも理由の1つなのですが。
古い建物や遺構を残すことの意義について、考えることができたのが大きかったです。
時代とともに変わっていき、無くなっていくことは仕方がないのでしょうが。
町の歴史や意義を後世に伝えるためには、あえて残すことも重要なのではないかと思いました。


後日、図書館で『美唄由来雑記』という本を図書館で見つけました。
この本には、我路の由来や当時の様子が簡潔にまとめられていました。


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