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同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

炭鉱メモリアル森林公園へ!

2009-08-09 21:28:00 | うろうろ-美唄市

01 フォトアルバム【美唄(20090809)

炭鉱メモリアル森林公園は、我々A-COLORがはじめて訪れた炭鉱遺構です。
道央自動車道美唄インターを過ぎて、さらに道を奥へ東へと進んでいくと我路へと至ります。
美唄国設スキー場を横目に、さらに奥へと進むと炭鉱メモリアル森林公園が姿を現します。

朱塗りの立坑巻揚櫓を遠くに眺めていましたが……公園のはずなのに誰もおらず、草が生い茂って道らしきものがかすかにあるだけで、まさに自然そのもの!

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道なき道が続いていく…

「これって公園の廃墟?」というのが正直な感想でした。
案内板によると一応順路はあるようですが…辛うじて、獣道のような道が残っていたので、これをたどるようにして公園内へと向かいました。

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案内板によると一応道はある

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朱色がまばゆい(写真は逆光だけど…)入気用と排気用の2基の立坑櫓
公園化にあたって建設当時の色に塗り直された

巨大な原炭ポケットに差し掛かったあたりで、公園内を芝生刈りをしている方々がいました。美唄市にお住まいの方々のようで、この公園が炭鉱跡であること、かつて炭坑事故があり封鎖された坑口には取り残された方もいた、といったお話を伺いました。

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巨大な原炭ポケット
採掘された石炭は、ここに集められた

立坑櫓の正面に、小さなコンクリート造りの建物が。美唄炭坑の心臓部、開閉所です。1階にはハシゴや階段が見当たらず、上へ行くことはできませんでした。

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開閉所
美唄炭坑の電力をここで管理していた

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ここにはハングルでも案内が書かれてました。外国の方もここを訪れるんでしょうか?

開閉所を過ぎると、まさに道無き道を進むような感じで、まるで『天空の城ラピュタ』の遺跡みたいでした。

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なお、この先にトイレがあるのですが、入口は施錠されていて中には入れませんでした。この近辺はトイレがないので、訪れる方は要注意!

さらに奥へ進むと、坑口跡がありました。先にお話を伺った炭鉱事故があったときの名残だそうです。

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公園の奥にある坑口跡

炭鉱メモリアル森林公園は比較的簡単に自動車で来られる場所です。
廃墟ファンや炭鉱遺構ファン以外でも、興味があったらぜひ訪れてみてください。
また、炭鉱遺構ファンにとっても炭鉱施設が当時の姿のまま残っているので、これらを安全に安心して(遺構は私有地にあってなかなか中には入れないことも多いので…)見学する良い機会だと思います。
我々もここを訪れたのをきっかけに炭鉱遺構巡りにハマってしまいました。


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