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同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

積丹半島一周の旅-2

2012-08-11 17:08:00 | うろうろ-後志管内

というわけで、神威岬でランチを終えた我々は、いよいよ今回の旅の一番の目玉である泊原発と泊村のとまりん館を目指しました。

2012年5月5日に泊原発の3号機が停止したことにより、日本では国内の原発がすべて稼働していない状態となりました。
朝日新聞デジタル版 原発42年ぶり稼働ゼロ 泊3号機検査で全50基停止

【ニコニコ動画 泊原発停止の瞬間】
http://www.nicovideo.jp/watch/1336630552

ホントはその瞬間を見に行きたかったのですが、いろいろあって断念。
その後、大飯原発が稼働しましたが、それでも北海道内の原発がすべて稼働していない状態ではあるわけで、ぜひその状態を見てみたかったんです。

結論からいうと、当然のことながら泊原発を直接訪れて中を見るなんてことはできませんでした。
神恵内村から泊村へ至る道中、道の果てに原発の姿がちらちらとは見えるんですが…。
原発そのものが湾の方に向いており、さらに陸側の入口は切り立った断崖とコンクリートの壁に覆われています。
(入口を過ぎるとすぐにトンネル)
そのため発電所の脇にクルマを止めて、敷地内を覗いてみるなんてこともできませんでした。
さらに、トンネルを過ぎて反対側に回り込んで、堀株海水浴場側から見てみようと思ったのですが。
こちらも微妙に山が湾にせり出しているので、陸側から敷地内を見ることはできませんでした。
(この辺のカンジはGoogleマップで発電所近辺を見るとよくわかります)
やっぱりマスコミみたいな高望遠のカメラで、遠くから見るしかないのか~ってあきらめました。

というわけで、そのすぐ側にあるとまりん館に行くことに。

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まるでお城のような佇まい。とまりん館、スゲー!
館内も綺麗だし入場も無料。
積丹半島一周の旅の休憩所として訪れてもいいんじゃないでしょうか。

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原子力PRセンターということで、原子力に親しみを持ってもらうことを目的に建てられました。

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これがマスコットキャラクター「とまりん」です。

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ロビーではとまりんがお出迎え。

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館内には、このような案内も。

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原子力PRセンターらしく原発のメカニズムが解説されていたり、サンプルが展示されていたりします。
(ほかにも科学の体験型施設や地域の郷土資料もありました)
いろいろありましたが、個人的にはこの燃料棒と燃料プールのサンプルが印象的でした。
職員の方が見学者に原発の案内もしていました。予約をして申し込めば、こういう説明が受けられるはずです。

ちなみに、ここには展望ラウンジがあるのですが、この日は「節電のため」ラウンジは立ち入りできませんでした…。

泊村のとまりん館を後にした我々は、共和町の原子力環境センターにも足を伸ばしました。
といっても、道路を挟んですぐ向かいなんですけどね。
この2つの施設は、微妙に行政区をまたいで建っています。

大きな地図で見る

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とまりん館と違って、原子力環境センターは普通のお役所的な建物で、最初は場所を間違えたかなと思って写真を撮るのも自重してました。
なので、建物の写真は無し。

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中に入って、ここも原発関連のPR施設なんだと実感。
とまりん館より地味目な印象があります。
っていうか当日は館内を清掃作業していて、係員も誰一人もいない状態だったので、入ってよかったのかどうか…?

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放射能測定器がありました。
計ってみようかとも思ったのですが、係員もないし、測定には15分ぐらいかかるというのでご遠慮しました。

といったカンジで、2つの原子力PRセンターを見学してきました。

その後、岩内の道の駅を目指し、岩内町内をちょろっとうろうろしていたら…岩内町の港から原発がはっきりと見えました!

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せっかく、ここまで来たのに原発をはっきり見ることができず、ちょっとガッカリ気味でしたが。
岩内町でようやくその姿を見ることができました!

この旅の最大の収穫に満足した我々は岩内町で一泊しました。


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