えほんじかん

さほど本を読まない母と、全く絵本に食いつかないわが子で読書にチャレンジ

ゆき

2012-01-30 10:38:21 | あそぶこと

「ゆき」
作:ジョン・バーニンガム
訳:谷川俊太郎
発行所:冨山房
初版発行:1976年6月



「バーニンガムのちいさいえほん」シリーズです
ジョン・バーニンガム×谷川俊太郎 とてもしっくりくるおふたり。



雪が降ったある日、小さな男の子とお母さんは雪遊びをします。
大きな雪の玉を転がして雪だるまを作ったり、お母さんに引っぱってもらってそり遊びをしたり。

そりからは落っこちるし、手袋をなくすし。
結局寒くなってしまい、家に入って暖を取る。

最後に男の子がベッドに入って願うこと…こどもなら誰でも考えそうなこと。
お母さん一緒にやった雪遊びがとてもとても楽しかったことが伝わってきます



たった20ページの小さな絵本。
文章だって簡単で、こどもがひとりでも読めてしまいます。

そんな小さな絵本に描かれたなんてことない日常の様子。
そのなんともない出来事がわが子の心にはしっかり響いて、好評だった1冊。
改めてジョン・バーニンガムの偉大さを感じます


さて、このお話でわが子が一番大ウケだった(なぜそんなにウケるのかも疑問ですが)場面。
   
こんな場面、先週見たなぁ…と、母は思うのであります。

先日も記事にしまたが、スキー場でのこと。
写真をちょっぴり動画風(スライドですけど)に加工してみました
今のPCって何でもできるんですね、って何もできない母のいたずらです(笑)



音も付けられるんだろうなぁ。。。あまり余計なことやっていると更新が滞るので、この辺でやめておきます



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おなべおなべにえたかな?

2012-01-28 11:35:23 | たべること

「おなべおなべにえたかな?」
作:こいでやすこ
発行所:福音館書店
初版発行:1997年8月



こいでやすこ(小出保子)さんの絵本です。
季節的にはもう少し先、春にぴったりなお話です



ある春の日、きつねのきっこは、山向こうの大ばあちゃん家へ行きます。
途中野原で出会った、イタチのちいと、にいと一緒に。
もうすぐスープが煮えるという時になって、大ばあちゃんは人助けのために家を離れることに。
スープの番をするように、きっこたちは頼まれます。

「おなべおなべにえたかな?」みんながお鍋に聞くと、
「コト コト コト  にえたかどうだか たべてみよ コト」とお鍋は答えます。
そこできっこと、ちいと、にいは味見をしますが、まだにんじんが固い。

しばらくして、みんなは再びお鍋に尋ねます。「おなべおなべにえたかな?」
するとお鍋は「フツ フツ フツ  にえたかどうだかたべてみよ フツ」と。
今度は一味足りない。そこでバターをひとさじ入れて……。

美味しくできるまで味見を繰り返す、きっこ&にい&ちい。
当然お鍋の中のスープは減って行き…ついにはお鍋から煙が!!!!

でもここからが、しゃべるお鍋のいいところ♪
「ジュー ジュー こげつく。 はやく おみずをいれておくれ ジュー」
次はざるの中のお豆も、お豆が煮えたら塩、コショウ……
さっきまでの大惨事が嘘のよう~思わず笑顔がこぼれるラストです


こいでやすこさんの描く絵って、とても表情が優しく温かみがあって大好きです。
そして、このお話は言葉も軽快でテンポもいいので、(わが子は4歳ですが)もっと小さなうちから楽しめただろうと思います。



昨日幼稚園に行ったわが子、帰ってきてからずっと……ぶつぶつ歌っていました。
 「あーぶくたった にえたった  にえたかどうだか たべてみよ  むしゃむしゃむしゃ…」

懐かしい!母の古びた頭の引出しがまたひとつ開きました

  あーぶくたった 煮えたった  煮えたかどうだか 食べてみよ  
  むしゃむしゃむしゃ   まだ煮えない
  あーぶくたった 煮えたった  煮えたかどうだか 食べてみよ
  むしゃむしゃむしゃ   もう煮えた

  戸棚にしまって  鍵をかけて  かちゃかちゃかちゃ
  お風呂に入って  ごしごしごし
  お布団敷いて  電気を消して寝まーしょ

  とんとん  何の音?
  木が揺れた音  あーよかった
   (※これを何回か繰り返したような…)

  とんとん  何の音?
  おばけの音―――!!!! 

地域によって色々なうたい文句があるようですが、私の記憶はこんなもんです。
そして、わが子の歌には意味不明な言葉(聞き間違いかと…)もありますが、おおよそこんな感じでした

伝承遊びって、すごいです。
時代を越えて、人と人とでつないできているのですから。
それを教える機能が薄らいだ家庭や地域にとっては、幼稚園で教えてくれることがとっても有り難いものです。

幼稚園で習ったことをわが子が誇らしげに披露してくれるたびに、少しばっかり童心に戻れる母なのであります。



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ワニぼうのゆきだるま

2012-01-27 12:34:29 | 家族のおはなし

「ワニぼうのゆきだるま」
作:内田麟太郎
絵:高畠純
発行所:文溪堂
初版発行:2005年2月


ワニぼう」シリーズです



ワニぼうとお父さんはゆきだるまを作ります。
でもゆきだるまは寂しそう。 

  「どうしてだろう、おとうさん」
  「たぶん こうだとおもうよ」

そう、ゆきだるまとゆきだるまが離れているから。
ワニぼうとお父さんは、家族のゆきだるまをくっつけます。

  「これだと たのしそうだね、ワニぼう」
  「うん、とっても なかよしみたい」 

翌朝、ワニぼうがお父さん、お母さんの家族3人で出かけたら、たくさんのゆきだるまが。
どのゆきだるまも、なかよしこよし。
ところが2つだけ離れているゆきだるまが。
ゆきだるまはお互いに糸電話を持ち、お話しているようです。

それを見たワニぼうは、家へ帰ると早速糸電話をこしらえます。
ワニぼうが話したかった相手とは?
そして、何を話したのでしょう?
その返事とは?

雪景色の中にも春の足音が聞こえてきそうな、優しいお話なんです 



先日、一泊二日でスキー場へ行ってきました。

わが家のある埼玉では雪ってあまり見られないので、わが子も大喜び
車のスタッドレスも新調したので、その威力を確かめようと、大人だって意気揚々



スキー場と言っても、ゲレンデ遊びをしに…といったところで滞在時間は2時間もなかったのですが(笑)

とりあえず雪、満喫♪
二日間ともお天気にも恵まれ、そこそこに楽しんで参りました。


しかしその頃、埼玉は…
何もわざわざゲレンデに行かなくても、雪遊びだってできたし、スタッドレスの実力も知ることができたのです
そんなこんなでわが家の面々、降り積もる雪をいまだ見ておりません。



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ゆき

2012-01-22 09:23:59 | 自然

「ゆき」
作:ユリ・シュルヴィッツ
訳:さくまゆみこ
発行所:あすなろ書房
初版発行:1998年11月


「雪が降る!」と聞いて、思わず心踊ってしまう…そんな人にぴったりな1冊かもしれません


  『 空は灰色  屋根も灰色   街じゅう どんより 灰色です。
    そこへ 灰色の空から  ひとひらの 雪が 舞い降りてきました。 』

雪が降り出したのを見て、犬を連れた男の子は「ゆきが ふってるよ」と。

それを聞いた大人たちは「これっぽっちじゃ降ってるとは言えない」とか、
「どうってことはないな」とか、「すぐに溶けるわ」とか言うのです。

確かに雪はひらひらと舞う程度。
大人たちが気に留めないような雪でも、男の子にとっては、寒さも忘れるほど嬉しいものなのです。

  『 雪は ただ 灰色の空から 舞い降りるだけ。 』

重苦しい灰色の空から雪が降り続けます。次第に雪が積もり始め……街じゅうすっかり雪化粧。
大人たちが家路を急ぐ中、男の子だけが、雪を楽しみ、外を飛びまわている。
その対照的な様子が、もうなんとも表現し難いくらい、美しいんです


雪ではしゃぐ歳でもないのですが、私はやっぱり「雪」と聞くとちょっぴりドキドキします
ここ埼玉で積雪ってあまりないものですから、ついつい…(笑)

でも大人になると色々と面倒なことばかりが頭に浮かび、心から喜べない時もあります。
深々とただただ降る雪、真っ白でまっさらな雪景色、その純粋な美しさを素直に感じることができる大人ではいたいものです。


昨日は『大寒』。
大寒と言うのにふさわしい! そう言い切れる寒さでした
一昨日は、うっすらと今年初積雪でしたし。

そんな訳で、今回この本を記事にしようと思って… 思っていたのに……
結局、雪でもなく、大寒も過ぎ去った、今日になってしましました

というのも、昨日わが子が突然オナカイタイ…と。
目の前には来客にいただいた、ショートケーキが
大好物にもかかわらず全く手をつけず、どうしたもんかと思っていたら。。。

突然の嘔吐
そこから、母の戦いが始まってしまいました
嘔吐→介抱→寝る→洗濯→休む間もなく再び→介抱→寝る→・・・・・・
これ、エンドレスかと思うくらい続きました

風邪かなぁ~なんて心配しつつ、ようやく落ち着いたその時、
「あした、おもちつきだよね♪」
笑顔で確認して、就床しました。


今日、お昼から自治会主催のお餅つきがあるんですけど、
餅かぁ…病み上がりに餅かぁ… どうしようか考え中です。

あ、ちなみに朝の第一声は「あさごはんたべよ~っと
母の心配をよそに、朝ご飯を食べています


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イエコさん

2012-01-18 08:06:39 | おばけのおはなし

「イエコさん」
作:角野栄子
絵:ユリア・ヴォリ
発行所:ブロンズ新社
初版発行:2007年8月


角野栄子さんの絵本
しょっぱな表紙からパンチが効いた絵で、読みたくてしかたなかった1冊です。


森のそばにある、一軒の古い家。名前は、イエコさん。
家主はイエコさんを残して、町へ引っ越してしまったのです。
イエコさんは隠していた手足を伸ばし、おいしいものを食べてエクササイズもして、独りでも楽しく暮らすのだと言います。

そこへここに居させて欲しいというネズミがやってきて、得意の子守唄を披露します。
が、イエコさんは断ります。
ネズミが「ふん ひとりぼっちで寂しいくせに」と言うと、
イエコさんは手を出して、ネズミを捕まえて、ぱくり ぺろり。
「さあ元気を出してエクササイズ、エクササイズ。手と足を伸ばして曲げて 伸ばして曲げて 右左 右左」

次にやってきたのはネコ。イエコさんが追い返そうとすると、ネコは「ふん ひとりぼっちで寂しいくせに」と。
その途端、イエコさんは手を出して、ネコを捕まえて、ぱくり ぺろり。
「さあ元気を出してエクササイズ、エクササイズ。手と足を伸ばして曲げて 伸ばして曲げて 右左 右左」

こぶたを丸食いしたオオカミ、こぶたを探しにきた母さんブタ、最後は迷子の男の子がやってきて…

夜になるとイエコさんからは、大きないびき、願い事、小さな寝息も聞こえてきます。
イエコさんはぱんぱんに膨らんできて、空が明るくなってきたころ、ついに。。。
バブ~~~ン! と、破裂してしまうのです。

次々と訪れた者を食べてしまうイエコさん。
ひとりでも寂しくなんかない、と言い張りますが、実は…。
みんなの笑顔あふれるラスト。やっぱりにぎやかで、みんなで過ごす時は楽しいのです。

わが子はもっぱら『バブ~~~ン!』を楽しんでいましたバブーン!バブーン!←しつこい。
ちょっと奇妙なお話なので、怖がるかしら?なんて心配をしていたのですが、
この意味不明な音のおかげで何度も何度も読まされました



さて、これ、何だと思います?

    

前回の記事に載せた『ぷーぴーの袋詰め』も入ってます。
※ちなみにマジックでの落書きは、ぷーぴーの似顔絵

わが子、最近工作らしきものにハマっているんです。
何を作っているのかは、出来上がるまでわかりません…いや、出来上がってもわかりません

ダンボールや空き箱、牛乳パック、トイレットペーパーの芯まで、なんでもターゲットになってしまいます。
それらの周囲にセロテープを貼りまくり、その中に人形を。

そう、これは家なのだそうです。
大好きな人形たち、ぎゅうぎゅうに詰められてますけどカワイソウニ…。
そう、ぼっろぼろのビニール袋は家なのだそうです

でもって、これら。
捨ててはなりません ほとぼりが冷めるまで、このまま放置されるのです(涙)



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ふくろにいれられたおとこのこ

2012-01-16 15:36:49 | むかしばなし
ふくろにいれられたおとこのこふくろにいれられたおとこのこ絵本ナビ

文:山口智子(再話)
絵:堀内誠一
発行所:福音館書店
初版発行:1982年10月  ※絶版のようです


フランス民話だそうです


ピトシャン・ピトショは道で拾ったお金で、イチジクを買って帰ります。
最後のひとつを庭に落としてしまいますが、イチジクはたちまち大きな木になり、たくさんの実を付けます。
ピトシャン・ピトショが木の枝に飛び移り、食べようとすると、袋を担いだ大きなオニが!!

オニがイチジクをひとつ欲しいと言うので投げてやると、イチジクは地面に。
そこでオニはもう少しこちらに来て投げるように言います。
そして、ピトシャン・ピトショが枝の先まで来ると、オニは「枝よ、低くなれ」と言って、
ピトシャン・ピトショを袋の中に落としてしまうのです。
「これでよし、と。今夜のご馳走はピトシャン・ピトショだ」と。

オニが家へ帰る途中、ピトシャン・ピトショは隙をみて袋から抜け出し、代わりに石ころを袋に詰めます。
それからオニの家に走って行って、屋根の上の煙突の後ろに隠れます。
オニは家で待つおかみさんに、ピトシャン・ピトショを捕まえてきた!と意気揚々に話し、
オニは大鍋に袋の中身を     ごろごろごろ!

それを見たピトシャン・ピトショは大笑い。
怒ったオニがどうやって屋根に上ったのか尋ねると、ピトシャン・ピトショは大鍋・小鍋・お皿を全部積み上げたのだと。
それを聞いた鬼は、大鍋・小鍋・お皿を全部積み上げ…    がらがらがらがら!

そう、オニは騙されたのです。
オニはカンカンになって怒鳴り、本当はどうやって上ったのか、と尋ねます。
ピトシャン・ピトショは、先の尖がった長い鉄の棒を真っ赤に焼いてその上に乗っかったのだと…。


拾ったお金でイチジク買ったり、袋から逃げ出してもオニの家に先回りしたり…
何となくオニが気の毒に感じてしまったりします
ま、知恵比べをしながら、爽快・明快に鬼退治をする。。。そんなお話です。



袋に入れられた…と言えば、わが子の大のお気に入りの人形であります。

『ぷーぴー』と名付けられた、くまの人形
最近、あまり持ち歩かなくなりました。
以前はどこに行くのも、何をするのも一緒。寝ている時でさえ、手に握りしめていたんですけど。
こんな人形、いつまで持ち歩くのかしら…とまで思っていたのですが、母の心配をよそにあっという間に卒業したようで。

こどもの成長には、親の方が置いて行かれることもしばしば。
こうなると、赤ちゃんの時代が名残惜しくなるものなのですねチョッピリサミシイ。。。

さて、その『ぷーぴー』、何故かぼっろぼろのビニール袋に入れられています。
    ビニール袋には謎の落書きも。(どうやら似顔絵らしいです)
偶然の産物ではありません。わが子の意図することって母をもってしても理解不能です。

これが何なのかは次の更新の時にでも(笑)



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おもちのきもち

2012-01-14 11:18:23 | たべること

「おもちのきもち」
作:かがくいひろし
発行所:講談社
初版発行:2005年12月


お正月にぴったりな1冊。…と言いつつ、正月はとうに過ぎ去っていますが
これを読めば、おもちの気持ちがばっちり掴めます(笑)


おもちも大変なんです。

お餅つきでは、何度も頭を叩かれ、
兄弟たちは、のし棒でペッタンコに伸ばされ、プッチンとちぎられ…。
あんこや、きな粉つけられて、ひどい場合は納豆に混ぜられねばねば。

そんな話をしてくれたのは、たごさくさんちの鏡もち。
いつ何時食べられるかわからない恐ろしさから、このたび逃げ出すことにします。

鏡もちは必死に走って逃げだします。
あまりに一生懸命走ったので、お腹が空いた。
そういえば人間は美味しそうにお餅を食べていた    そこでちょっとだけ味見をしてみることに。

自分で自分を食べるおもち。
あまりの美味しさに止まりません。
自分の足(と言っていいのだろうか?)の方から食べて、気がつけばリング状になったおもち。
ところがなんだか体が硬ーくなってきて……

どうしてそんな形になっちゃったんだか。
たごさくさんたちは不思議がります。
そう、それはおもちに聞いてみないと分からないんですよね。



みなさん、鏡開きはされましたか?

お餅つき…母の実家も、旦那サンの実家もやる慣習がないんです。
となると、そう滅多に経験できるものではないんですよね。

昨日は幼稚園でお餅つきがありました。
みんなでついた、つきたてのおもちって格別ですよね~
12月からちょっぴり楽しみにしていたのです。

・・・・・・・・・・・・と思ったら、親は不参加。こどもだけでありました

持ち物の中には、“おべんとうばこ…お皿として使います。また、残ったお餅を持ちかえります”と。
お餅に、野菜たくさんの汁物に
先生総動員、係の父母も集まって、にぎやかに行われたようです。

楽しく&美味しい思い出と共に、わが子帰宅。
そういえば…と、持ち帰ったお弁当箱を開けると。。。

・・・・・・・・・・・・残ったお餅など皆無。完食ですっ!母、ちょっぴり期待外れで凹みました


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ナミチカのきのこがり

2012-01-13 11:14:52 | あそぶこと

「ナミチカのきのこがり」
作:降矢なな
発行所:童心社
初版発行:2010年9月


ナミチカが入り込んでしまった、キノコとの不思議な世界。
独特な世界観がとっても魅力的で、夢のあるお話です


ナミチカはおじいちゃんと、いとこのアンドレと一緒にキノコ狩り。
ドクツルタケ、カラカサタケ、サルノコシカケ、ヤマドリタケモドキ……
おじいちゃんの説明とともにキノコを探しながら、森の奥まで進んで行きます。

ナミチカがヤマドリダケモドキを探していると、ナミチカの帽子と同じ赤いキノコを見つけ、
「あっちにたくさん生えてる。行ってみよう」
そこには、赤いキノコたちが輪になっていて、森からは軽やかなリズムが聞こえてきます。
   チャカンチャ チャンチャン
   チョカンチャ チャンチャン
   チャンチャカ チャンチャカ
   ヤッポー  ヤッポー

リズムに合わせて、キノコたちが踊り出します。ナミチカも楽しくなって、一緒に踊ります。
くるくる回って、目が回ったら枯れ葉の上にバッタリ。
それを見たキノコたちは、「ナミチカ ひっくり返ったからオニだよ」 そして鬼ごっこ。
夢中に走るうちに、ナミチカはひんやりした、日陰の森のへ。

そこには大きなボールキノコ。ボールキノコはトランポリンのよう。
ナミチカも赤キノコも、みんな力いっぱい飛び跳ねます。
キツツキの危ないという警告も聞かずに……そして!!


外国の絵本のような画風の絵に魅かれて思わず手に取りました。
そこで初めて降矢ななさんの絵本だと気がついたのですが、今まで読んだ絵本とも雰囲気が違っていてよかったです。
長年スロヴァキア在住されているとのこと。なので外国の雰囲気があるのかもしれませんね
本当は秋に読むのがな絵本かも。



余談も余談…
きのこと言えば、わが家は最近、なめこは“株とりなめこ”なんです。
なめこ独特のあのゼリー状のぬめりはないんですが、歯ごたえがあって意外といいんです。
で、株とりなめこを買い続けていた中で、こんなものを発見 →→ 
分かりやすいネーミングではあるのですが、ちょっぴり分かりずらい写真
大きいんです、なめこひとつひとつが。
(わざわざ測るまでもないんだけど…)測ったら、かさの直径が2.5~3cmくらいありました
煮込みうどんや鍋物など、寒い時期の食べ物には最適です☆


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ぼくはあるいた まっすぐまっすぐ

2012-01-10 10:51:07 | あそぶこと

「ぼくはあるいた まっすぐまっすぐ」
作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
文:坪井郁美
絵:林明子
発行所:ペンギン社


このお話は、マーガレット・ワイズ・ブラウンの“Willie's Walk”という短編のお話が元になっているそうです。
林明子さんの絵ってやっぱりいいですよね♪



おばあちゃんのお誘いの電話からお話が始まります。

   『 おうちの前の道をまっすぐ行って 田舎道をまっすぐまっすぐ 』

これでおばあちゃんの家まで行けるのです。

小さな男の子は、最初こそ道をまっすぐ行きますが、
道端に咲く花、ちょうちょ…色んな物に気を取られながら、どんどん道からそれていくのです。

  『 ぼくはあるいた  まっすぐ まっすぐ 』

林を抜け、小川を渡り、小高い丘を上って、
馬の納屋をのぞき、犬小屋の犬に驚き、蜂の巣箱に逃げ出し、
気がつけばどこをどう来たのか、無事おばあちゃんの家なのです。


小さいこどもが様々なものに興味を示しながら、ずんずん道行く姿には、どきどきしながら目を見張ってしまいます。
おばあちゃんの家、本当にまっすぐで着くのですね。


わが子が随分前に小児科の待合室で読んだこの絵本を、先日突然思いだしましたんです。
 おばあちゃんちにいくおはなし~わんちゃんのおうちなのに、まちがっちゃって…

母、苦労しました。必死で記憶の糸を辿り、どうにかこうにか検索を繰り返し、ようやくこの絵本に行きつきました。
全く的を得ない説明でしたが、わが子の心にはしっかりと残ったお話だったのでしょう



本当にまっすぐで着くおばあちゃんの家
わが家も同じようなもんです。

家を出て右。
うちの前の道をまっすぐ行って、
    田舎道をまっすぐ まっすぐ
    ぼくは歩いた まっすぐ まっすぐ

そう、こどもの足でも5分とかからず到着です(※寄り道しなければです)
そしてこれだけ近いので、暇だとすぐに行こうとします。
のお散歩、家を出て5分でとん挫することもしばしばです

まだひとりで行かせたことはないけど、多分そのうち行けるようになるんだろうなぁ


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ぼくのすきなおじさん

2012-01-06 10:08:53 | ひと

「ぼくのすきなおじさん」
作:長 新太
発行所:童心社
初版発行:1993年11月  ※絶版です


長 新太さんの絵本。
相変わらずの面白さなんですけど、絶版になっているのが残念でなりません


  ぼくの しっている おじさんのはなしを しましょう。
  ちょっと みると、ふつうのひとだけど、ちがいます。

そんな一文から始まるお話。どんなおじさんなんだか気になって仕方ありません。
読んでいくと、おじさんの全容が(笑)

車なんか頭で「ガーン!」とぶっ飛ばしてしまうんだそうです。
大きな月が出てきたら、頭で「ドーン!」とぶっ飛ばして、上空高く上げたり、
三日月だって尖がっていてやりにくいけど、このおじさんだったら頭で「ドーン!」と。

そう、おじさんは石頭なのだそうです。
お医者さんには「サッカーの選手になるといい」とハンマーで小突かれ、石屋さんにはノミで叩かれ…でも平気。

ある晩、オバケの城を頭でぶっ飛ばしたおじさん。
怒ったオバケが石を投げても平気。
ついにオバケがおじさんめがけて、頭突きを「ガーン」
オバケは「ひきわけにしよう」と言うけど、コブができていてオバケの負けかも。

  ぼくのしっている おじさんは、    こんな すごい あたまをしています。
  あたまのなかみは わからないけど、  ぼくは みんなに じまんしてるんだ。
  ぼくは、このおじさんが だいすきです。


確かに自慢するに値する、タフなおじさんです。
なんだか分からないけど、きっと素敵なのでしょう。
このなんだか分からないのに、笑いがこみ上げてしまうのが、長新太さんの絵本なのでしょうね。



年末、わが子が大好きな『おじさん』に会ってきました。
おじさんと言っても、母と1つしか変わらないんですが…あ、十分におじさんか(笑)

そのおじさん持参の手土産が、なんとも大ヒットでありました。
わが子にはトミカ・マツダのアクセラスポーツ
数ヶ月来の約束だったので、わが子も大喜びでした

そしてもう一つ。
   
干し芋です。これには母、小躍りしました
左の二つは“丸干し”というらしく、スライスされていない棒状のもの。初めて見ました。
でもって…美味すぎます

Viva!茨城!! 美味しいものが色々ありそうで羨ましいです。
干し芋とは、やられました。
次回は納豆とセットでお待ちしていますでもっていつもありがとうね~

そういえば、ここ埼玉にも芋で有名な川越が。
干し芋はあるだろうけど、丸干しってあるのでしょうか? 今度探してみよう。



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