92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

姫川源流自然探勝園 ’08 GW

2008-05-06 | 信州(安曇野・大北)
 せっかく白馬まで来たので、少し遅い時間帯になりましたが、佐野坂峠の近くにある姫川源流自然探勝園(紹介記事じゃらんnet)にも寄ってみることにしましょう。

姫川源流 バイカモ


 季節の進み具合によって、見頃の花は年によって随分と違うのですが、今年は割とハイペースで進んでいるようで、福寿草の花期は殆ど終了。カタクリもそれなりに咲いていますが、すっかり疲れ気味の花が多くなっていました。

福寿草 カタクリ


 自然園全般で最も見応えがあったのは、ニリンソウの群落でしょう。

ニリンソウ(1) ニリンソウ(2)


 イチゲの仲間もあちこちで見掛けました。アズマイチゲやキクザキイチゲだと思いますが、見分けるポイントである葉の違いが、今ひとつわかりにくくて、どうも断定しかねます。

アズマイチゲ? キクザキイチゲ?


 こちらは、エンレイソウやネコノメソウの仲間(イワボタンかニッコウネコノメ?)ですね。

エンレイソウ イワボタン?ニッコウネコノメ?


 林縁ではスミレもチラホラ見掛けますよ。

スミレ(1) スミレ(2)


 突然、近くの木で大きなドラミングの音がしてビックリしました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、どうやらアオゲラ(キツツキの仲間)みたいですね。

ミズバショウは大きくなって… ドラミングの主はアオゲラ




 その後、自然探勝園の奥にある親海湿原にも足を延ばしてみました。

親海湿原


 いくら季節が早めに進んでいるとは言え、まだ時期尚早かな、とも思ったのですが、ミツガシワが割と咲いています。

ミツガシワ(1) ミツガシワ(2)


 林縁にはカタクリの群落も見られましたが、こちらも全般的にお疲れ気味でした。一方、ところどころで見掛けるスミレが良い感じ。

スミレ(3) スミレ(4)


 昔は何種類か見分けることが出来た時期もあったのですが、今ではサッパリです。

スミレ(5) スミレ(6)


 スミレに混じって、エンゴサクの仲間(ヤマエンゴサク?)も見掛けました。

スミレ(7) ヤマエンゴサク?


 こうして、のんびり過ごしているうちに、すっかり陽も傾いてきたので、ぼちぼち日帰り温泉にでも浸かって引き揚げるとしますかね~。


前年までの記録:
姫川源流自然探勝園(2007-05-04)
貞麟寺、姫川源流自然探勝園(2005-05-08)

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2 コメント

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親海湿原に (mt77)
2008-05-19 21:01:03
ミツガシワがあったんですね。
知りませんでした。
数回行ったことがありますが、ミツガシワは見た事がありません。
ここはカキツバタが有名ですね。
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■ mt77 さん (kuni@管理人)
2008-05-20 02:04:41
湿原の植物を楽しむには、少し時期尚早だったと思いますが、先陣を切って咲くのがミツガシワの群落だったようです。

> ここはカキツバタが有名ですね。

うちは逆に、カキツバタの季節に行ったことがないんですよね…

是非、いずれ出掛ける機会を作ってみたいと思います!
返信する

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