健保と安もの買い ⑴

2018-07-19 16:10:18 | Weblog

 健保は、実質破綻しています。それは、国民の積年にわたる安もの買いに起因しています。すなわち、治らない治せない医療はモノでいえば、「安物」です。コピー商品や100円ショップ商品といえましょう。患者病人は、この治らない治せない安もの医療に通いつめ、国民医療費を天文学的数値におしあげてきました。

 いままでいってきたことの繰返しになりますが、脳外科内臓外科等を含む外科、そして外科的領域(眼科耳鼻科産科歯科等)、細菌ウイルス性疾患、これらを除き、これまでの医療は、病という病を治せていません。

 この医療の現状を巡って、さまざまな趣向の改革案が出、実施にもうつされてきていますが、なにほどの効果をえているでしょうか。音頭をとってきたのは、ほとんどが行政です。実効性の乏しい立案に、行政の神経を疑わざるをえません。 

 なによりも、なぜ治せないのか、反省すべきでしょうに。それは、デキのい医(0.005%医)を叩いて、デキな医(99.995%医)を、過度に保護し、病める者に塗炭の苦しみを味わゝせてきた、近代医療の実態を謙虚に凝視することからはじまると識るべきです。とくに、保険医制度が病人の安もの買い(治せない医者通い)を助長してきた、この確認が第一歩ではありませんか。 


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