医療TPPの成否(2)ー乙

2015-11-19 13:21:16 | Weblog
 医療TPPで案じられるもう一つの懸念事は、安倍内閣が、世界の医療のパラダイム・チエンジをも可能とする、日本発「一医当千(All in One)療法」を十分に咀嚼しきれているか、という国内事情です。

 医師会を中心に座ギルドと化した産官学が、90年にもわたって同療法を座敷牢化してきたため、安倍内閣自身が同療法を、知悉していない懼れなしとしません。これは、「一医当千療法」が表舞台にたっては、自らがたちゆかなくなると内心ビクついてきた彼らには、一瞬朗報のように映るかもしれませんが、然に非ず、却って、わが国の医界は、ビッグファーマの草刈り場と化してしまうでしょう。座敷牢化の報いです。

 疾病を治せない。これは医療の白旗降伏いがいのなにものでもありません。にも不拘、座ギルドは、医の医師独占を奇貨として、世界に例をみない一医当千医療を、いっかな認めることはありませんでした。90年も副作用皆無で、複数の病を纏めて治す! 斯る医療が世界に在るでしょうか。無い! だからこそ、座ギルドは目の敵にしてきたのです。己の無力無能を十分承知しながらも、オイシイ地位や権力を手ばなしたくはない。それが、人間であるのはわからないではありません。しかし、ことは国民ばかりではなく、人類全体にかかわる喫緊事です。大度をもって、認めるべきではないでしょうか。

 同療法に保険の適用をみとめる。これだけで、一医当千療法のウソホントが、国民のまえで一見明白一目瞭然となりましょう。「日本には、100mを8秒で走るスプリンターがいる」のを、納得させるには、同一条件下での競走しかありません。同じように、保険適用という同一条件下での競争治療により、真偽真贋を国民に判定してもらえば、モンクはないはずです。TPP交渉入りするまえに、一医当千療法が、真に医薬のパラダイム・チエンジを叶えうるしろものか否かを、国家的に確認しましょう。

 

 

医療TPPの成否(1)ー甲

2015-11-19 13:19:14 | Weblog
 医療に関するかぎり、TPPは、病める人々が救われる千載一遇のチャンスです。この機をのがしては、医は永劫に医療者のためにしか存在意義を見出しえないでしょう。医は、被療者のために在ります。効かない治せない医療が、なぜ、のさばりつづけてきているのでしょう。不合理このうえありません。

 医療分野におけるTPPの成否は、安倍内閣が自負する「交渉力」に期待するよりほかに妙手はありませんが、成功するかは、予断のかぎりではないでしょう。なぜなら、嘘つき捏造コピーを得意技とする民族国家は、必ずしもアジアにばかり存在しているわけではないからです。それを是しとしない民族や国家はむしろ僅少で、その亜種は地球上にあまた見出せます。利あらずとなれば理をかなぐり捨て、恥も外聞もなく、暴力にうったえてでも利をとる勢力は少なくありません。

 国際連盟結成の往時、わが国の人種差別撤廃案が葬りさられた史実は、中学生でもしっています。人種差別など人権保障違反の最たるものであるはずを、いまTPPの中心メンバーと目される当該国家が主導して、人種差別撤廃案のための横車を押しきったのでした。想うに、当該国内における差別撤廃を是しとしないプレッシャー・グループの力に抗しきれなかったからでしょう。

 ここより連想して、彼国に根をおろし、国家主権をも実質的に左右する隠然たる力を有するとされる、ビッグファーマの意向を無視した対応を、TPPの場で、はたして彼国はとれるだろうか、一抹の危惧を禁じえません。これはつまり、わが国の「交渉力」がどれほど強力であっても、効いて治せる被療者本位の医療が、効かず治せない医薬で儲けたい医療者優先主義の彼国を、説き伏せられるか、心許ないということでもあります。

 
 

世界を先導する再生医療ではあるけれど

2015-11-19 12:48:55 | Weblog
 たとえば、癌。その治療法には、薬物をつかった化学療法・放射線療法・重粒子線療法や陽子線療法・外科療法等があります。ガン以外の各種しっぺいについても、同様の治療法が主流といってよいでしょう。

 再生医療は、iPs細胞療法を筆頭に、幹細胞を利用した各種療法がありますが、iPs療法が人間さまに適用された例は未だただ一例にすぎません。尤も、既述のように、「再生医療」をiPs細胞療法と同一視して即ち錯覚して、そのテの書籍や広告文につられて治療をもとめた例は少なくないようです。どのような医療でもそうですが、受診受療をもとめる際の、要注意事は、その療法の歴史をみることです。数年前後の沿革しかもっていない医療にはよくよく慎重にかまえて対処すべきではないでしょうか。ディオバンや子宮頸癌ワクチンなどは、その悪しき典型例とおもわれてなりません。歴史が浅すぎます。

 いうまでもなく、再生医療は、外科療法の一環です。これは、化学療法も放射線療法もそして脳外科内臓外科をふくむ外科療法すら、無力なため、医療のさいごのよりどころとして、託されたものといえましょう。外科療法はいっとき「効いた治った」といえそうな状態が現出したとしても、転移や再発も不可避ではなく、また同療法にはとりかえしのつかない失敗例だって少なくありません。それこそ、それぞれのジャンルの各外科療法の歴史が証しています。

 たしかに、再生医療はせかいにほこる日本発の医療ですが、iPs以外の再生医療で、多発している医療事故は看過できません。世界が期待するのは、やはり、iPs細胞をつかった再生療法ではないでしょうか。ただ、それとて、山中先生が創案されて、かれこれ10年! 危惧は募って、これから同じくらいの年月を要しないと、臨床の一般化は実現しないのでは? さらに、そのとき、癌化その他の副次的マイナス効果が完全に克服されているのか、断言のかぎりではないでしょう。

OT(Ozone Therapy)ーオゾン療法の二の舞

2015-11-19 04:00:21 | Weblog
 オゾン療法の二の舞とは、大正末期から昭和初期にかけて、尾川正彦先生の創案にかかるオゾン療法が、戦後ドイツにとって代わられ、いまでは、超高額の対価を払って、逆輸入しなければならなくなっているのを、AMT(交流磁気療法)でもやりかねない、との謂です。

 OTとAMTとの施療者は、殆ど重なりますが、それでも、数のうえでは前者の方が、多いかもしれません。高額機器を輸入して、なお、保険が利かないとあっては、医師が採用しきれないのも当然でしょう。それゆえ両施療とも、之に携わる医師が、こんご急速にふえるとは想えません。厚生行政の異常さは目に余ります。

 OT同様、AMTも日本独自の医療ですが、いまは既う特許もきれており、仮に、アメリカが新たに特許申請をして、認められれば、オゾンの二の舞は必至です。NHKが紹介したアメリカの磁気療法は、パルス磁場をつかっていますが、放映通りの施療では全身療法が利かず、AMTを凌ぐとはいえません。

 しかし、日本では技術的にはクリア済みゆえ、彼国でもいずれ全身療法化が実現するでしょう。それに、パルス応用の医療に対して、わが厚労省はいまだに認可を与えていません。他方、アメリカの一部の州では、認可済みのようですから、オゾン療法の二の舞を懸念するのは、けっして思いすごしではないのです。

TPPでの医療改革は不可能ーcf. 後記 甲・乙

2015-11-19 00:07:44 | Weblog
 三大国民病リウマチ糖尿アトピー痛風うつ歯槽膿漏ぜんそく等を治せる医療は、わが国のAMTいがいにはありません。副作用皆無で90年の、治験例や科学的検証のエビデンスもまた超豊富。

 アベノミクス医療成長戦略に、「新薬審査の期間短縮・特区の重用・先端機器こみ病院の丸ごと輸出」とあわせ、この効いて治せる医療をなぜ組入れなかったのでしょう。

 効いて治せては、医療者がたちゆかなくなるから、これが偽らざる理由でしょうか。かねてより、産官学は、真に効く治す医療を表舞台に立たせることはありませんでした。医療機関製薬会社医療機器メーカー大学研究所、そしてそれらをコントロールする行政は、面目がたたない(あべこべでしょうに!?)し、自らの首を絞めることになるからです。
 「しかし、TPPという楽市楽座では、そのような独善りはつうじません。医道という信長がゆるさないからです。」・・当欄は、長い間、そのようにおもっていました。が、先日一応の”決着”をみたTPP交渉の推移をみると、医の世界場裏でも、楽市楽座など殆ど期待できないかに映り、ショックをかくせません。

 そして、各学会の専門医がカルテ(anonymous chart)を開示する「医療のたけくらべ」で、効く治すのウソホントを公開の場で判断するシステム構築以外にはないのかも、と思うようになりました。
 いったい医療のキモは、効く治すです。しかもそれは、医療者のためにではなく、被医療者の疾病疾患を治すためにあるのです。わが国にしかない、効く治す医療は、医療の新幹線ないしリニアです。全世界の患者さんのため、「発車オーライ」! となる日はいつくるのでしょう。 ※ 前に、TPPに託した熱いおもいを、再現しておきます。後記する 甲・乙がそれです。

大阪とコミュニズム

2015-11-14 19:34:45 | Weblog
 共産主義国家はそんなにいいですか。虐殺粛清監視強制労働思想統制そして所有権の否認居住移転の不自由また表現の自由の制限。こんなこと朝飯前の共産主義国家! 大阪に共産主義知事や市長を誕生させたら、全体主義独裁主義政治が敷かれ、都どころか府市ともに立ち枯れは必至でしょうに。

 ドッグフードで飼われた猫は、やがてタウリン不足で失明し、死んでしまいます。商都大阪に不可欠なのは、自由と民主主義というタウリンで、これのない共産主義府政市政は、やがて共産国家の大都市と同じゴースト・タウンと化してしまうでしょう。府政市政を非維新反橋本の手に渡してはなりません。かれらヴ派ヴ翼の朝日毎日共産党は妖怪魔女です。それは、共産主義国家の実態に、あますところなく証されているではありませんか。
 五郎丸選手の蹴るボールには二つのフォーカスがあります。国にも、権威(天皇制)と権力(民主制)という二焦点があって、国政をバランスしています。ここに大阪東京二都制が実現すれば、磐石の国家地方体制となりましょう。身分保障をえた公務員ばかりが潤う共産主義府政市政は、無保障の住民を無視し犠牲にする封建苛政への先祖返りも どうぜんです。

 非維新反橋本の共産党主導で展開する知事市長選は、大阪都構想の蒸し返しというより、自由と民主主義を護るか否かの正念場と捉えられるべきです。共産主義は民主主義ではありません。全体主義専制主義の別称です。勿論、そこには自由の欠片も見出せません。それは過去現在の共産主義国家に如何なく発揮され顕現しているではありませんか。朝日毎日は、府政市政にコミュニズムを布くプロパガンダ機関、これがその素顔であり実相です。

 朝日NHK共産日教組東大等は、府や市の公務員とともに 豚のように肥え太り、府民市民を干からびた葱坊主のまま放置する、反日自虐のならずもの悪の枢軸で、府民市民に靴を脱がせ這い蹲らせ叩頭九拝せよと迫る破落戸擬き存在です。彼等は、なぜ、ヒダリポーズをとって弱者の味方であるかのフリをするのでしょう。それは、70年前の敗戦時、国民が衣食住に事欠く塗炭の苦しみにあえいでいるのを尻目に GHQのイヌと化し、最高最大の終戦利得者になったことを隠しつづけたいからにほかなりません。国民が軒先で雑炊にもありつけず飢えにうち震えているとき、かれらは奥座敷ですき焼に舌鼓をうっていたのです。ウソ捏造ズル恣のかれらの反国家的言動は、戦後70年史に深く刻まれました。
 自由と町衆の大阪には、コミュニズムが馴染まないことを、ウソズル恣の偽善者たちに、この知事市長選で、思い知らせて遣りましょう。