医学部の定員増

2018-04-13 17:51:03 | Weblog

 医師不足が深刻化しているといわれて久しい。足りなければ、増員もアリだろう、とはおもいます。しかし、関係者は、そのまえに為すべきことがあるのではないでしょうか。それは、医師本来の使命を果たしているか、に応えることです。
 医師の使命は、心身の疾病を治すことにあるはずです。お医者様は治して下さるからこそ、お医者様であって、それが能きなければ、役者芸者とおなじく、"お"は要らないのではありませんか。

 手術で治す外科の一部。ワクチンで治す予防するウィルス性疾患。これらを除いては、ほとんどの医師が、ほとんどの病を治せないのは、周知の事実です。
 脳疾患やガンそして心臓疾患、それらを治しているのは、メスをつかった外科医です。その外科医だって、TVでみるように、全てがうまくいっているわけではありません。「神の手」の持ち主はごくいちぶの外科医にかぎられるはずです。また、ワクチンその他の薬だって、医学以外の化学薬学等理科系諸分野の知見や技術をもった人達によって製られているのが実態でしょう。

 そうすると、医学部定員増を実施したところで、治せない医師の再生産をするだけではありませんか。之への反論には、ぜひ、三大国民病のほか、糖尿リウマチ痛風ぜんそく歯槽膿漏、これらだけでも、治せる医師を挙げてみてください。おそらく不可能でしょう。反論不能の現役医療者の再生産は、はたしてどれほどの有意性をもつものか、想像すらできません。医界は異界、とするゆえんです。


厚労省が人気

2018-04-13 17:32:09 | Weblog

 生物学系のリケオ・リケジョに、厚労省が人気、とききました。厚生行政の抜本改革は必須ゆえ、次世代をになうかれらへの期待は大きく、嬉しいですね。

 が、喫緊の要改革事は、薬効や施療効果の見直しです。国民医療費は年々上りつづけ、その勾配が下向きになることがないのは周知のとおりです。これは、病が「治らない」からにほかなりません。
 「治せる」医療を基準として、メスをいれないことには、厚生行政が二進も三進もいかなくなるのは目に見えています。治せる治せないの判断は、かならず医師法医療法薬機法等にからんできますから、先ず、法以前に、人間のため国民のための医療という観点から、事実を先行させねばなりません。そうしないと、産学官側だけが利得するような"判断"しかなされないのは、やるまえから明らかです。

 いまでは、あまりにも有名を馳せている、無農薬無肥料の木村農法が、世界中から、スタンディング・オベーションをもって受け容れられているのは、それが"事実"だからではありませんか。

 医療にかんする法制度は国によって異います。「法に照す」前に、まず、それが 真に効くのか治せるのか を吟味検証しなければなりません。このとき、科学的事実が検証立証されていれば、木村農法同様に、AMT療法が医療を一変させるであろうことは、既定の事実とすらいえましょう。 


”医療TPP"の推進

2018-04-13 15:25:41 | Weblog

⑴ 薬幻想の過去現在
 オバマ前大統領は、下院につずき上院でも、TPPの一括交渉権(TPA)をみとめられました。ここで、いよいよ大詰めか と思いきや、トランプ新大統領の脱退声明で、頓挫! しかしそのご日本が主導し、米国ぬきで、11ヶ国の合意にまでこぎつけ、目出度さも麓から3合目ぐらいまではきたでしょうか。
 そして、今日(H30,4,13)の新聞報道では、17日の安倍トランプ会談で、米国のTPP復帰が表明されるかもしれない由。そうあって欲しいものです。

 TPPには、国内でも依然として反対論がくすぶっていますが、大の虫を活かすべきでしょう。とくに懸念されるのは、医療分野です。そこでは、TPP賛成者を国賊低能呼ばわりしていたくらいで、いまさら驚くには当りませんし、医療がTPPの最大の課題というわけでもありませんが、"医療TPP"化を 拡大推進すべし、と主張する当欄からすれば、医療分野はもっと世界的視野をもって欲しい、とねがっています。 
 そもそも、医師会はじめ医療関係者は、TPPに猛反対ですが、近視の度が強すぎましょう。反対事由を端的にいえば、いまの医療制度がオイシく惰眠を貪っていられるからにほかなりません。世界一と豪語するわがくにの医療制度を盾に、国民に臆面もなくTPP反対の同意をもとめている姿は、制度維持・旧套墨守そのもので、醜悪のきわみです。

 現状維持でいいのは医療者側だけで、病む患者には少しも嬉しい在りようではありません。なぜなら病という病をまるで治してはもらえないからです。治せないが保険で安価に薬を入手できる、いまの医療のとりえは、これだけです。
 医と薬は、近代医学が移入されてより今日まで、表裏一体でした。しかし、百数十年をへてはっきりしたのは、薬ではほとんどの病を治せないという事実です。お薬中心主義医療の破綻・終焉は既定の事実で、否定のしようがありません。病を治せるとしたら、それは脳外科内臓外科といった外科の領域か、感染症の一部に使われる特種ワクチンぐらいに、かぎられてしまいます。しかし外科とて失敗も珍しくはなく、再発転移はこれを止めようがありません。ワクチンまた然り。

 とはいえ、治して貰えない不満はあっても、非専門家である国民一般は、医師まかせ以外に打つ手がありません。医療にTPP! それは、黒船襲来だ、と脅す医師に、患者国民が不承不承同調せざるをえないのが、実情といってよいでしょう。それをよいことに、医療者側は、青に喰わせるほどのお薬を処方して点数稼ぎをし、ご満悦! 過去そして現在の医療の実体が、それを証しているではありませんか。お薬で治らない事実は、だれよりも私たち国民自身が、身をもって体験し実証してきました。薬の幻影から逃げ出さねばならない、とする所以です。

⑵ 治せる医師を表舞台へ
 ドクターズ・サロンが、医療TPP推進を切望するのは、わが国には、お薬をつかわずに治せる医療が、現にあるからです。それに携る医師は 全医師30万中僅か数人(銀行利子に稀益し位)。かれらの医療に保険をみとめれば、たちどころに、日本ばかりでなく世界の医療が一変しましょう。医療のパラダイム・チエンジの実現です。政産官学がもっとも懼れ慄き、医師会が躍起になってTPPに反対するゆえんは、ここにあります。
 殆どの疾病をなおしてきている、かれら数人の医師を、表舞台に立たせましょう! 政産官学に代わって、私たちの手で。


「8020運動」

2018-04-11 11:10:59 | Weblog

 これは、80才になっても自分の歯を最低20本保持 との、 国と日本歯科医師会とによるキャンペーンだそうです。年々、奏功率がupしている由にて、慶賀に堪えません。

 ときに、歯科の実態は外科の一環と位置づけられるかとおもいますが、脳外科内臓外科でも、失敗や転移再発等が不可避であるように、歯科医のうけもち領域とされる歯槽膿漏についても、事実上、お手上げのようです。歯医者をたづねて、歯槽膿漏がなおったというハナシを聞いたことがありません。
 
 国立の医歯大や私立の歯大の歯の権威をもってなる先生にして、歯槽膿漏治癒ならオレんところへ来い と、胸をはることのできる御方は、挙手をなさってください。真に歯槽膿漏を治せる専門医(非歯科医)と、競争治療をなさいませんか。「乃公出でずんば」と胸をはっておでましになられるのを、どれほど沢山の患者さんたちが、待っておられることか、数えきれません。

 「8020運動」を推進なさっておられる、日本歯科医師会の会長さんや重鎮の先生方は、その義務があるのではないですか。権威と権勢・名誉と名声・地位と高報酬にめぐまれた御方の、ノーブレッセ・オブリージェかとおもいますが、如何でしょう。

 三大国民病リウマチ痛風うつ糖尿ぜんそく等の治療においても、おなじよびかけを長年し続けてきていますが、未だに、道場主はじめ門弟のだれひとりとして、応戦なさる御方はおられません。それでいて、薬物教にとり憑かれた、与し易い患者教徒を、効かない治せない医薬医療づけにしてきています。卑怯卑劣としかいいようがありません。
 歯科医師界は、頻りにインプラント施術のCMを流し、宣伝にこれ務めていますが、そのまえに為ることがあるでしょうに。歯槽膿漏の治癒を放置したまま、失敗等問題山積のインプラントのすすめは ナイ、と 思いますが、如何?