先日、母親が5歳と8歳の子供に切りつけて重症を負わせたニュースがありました。
母親が育児ノイローゼに罹ってしまったようです、一人で抱え込まないで、発散できなかったのかと悲しく思いました。
今朝の新聞に、詩人の竹内てるよの記事が載っていました。子供をもうけながら、病気になって離縁を告げられて、子供と離れなくてはならなくなった時、わが子を殺して、自分も死のうと赤い紐を手に取った。目の前にチラチラする赤い紐が嬉しかったのだろう。赤ん坊がニコッと笑った。母は我にかえった。「生まれても何も知らぬ 我が子の頬に 母よ絶望の涙を落とすな」
切りつけた母親が我にかえった時、戻れる所があるのだろうか。母親に切りつけられた子供の心を癒すことは大変なことだと思います。私の子育ては、反省することが多くて、とても褒められるものではありません。成長して社会人となった子供たちから、今になって、ポツポツ小さい頃に『こうだった、ああだった」と聞くと、とんでもない事を今でも覚えていて、今でも引きずっているとは言わないまでも、影響を受けていたことで、驚くことがあります。
ですから、今回 被害者になってしまった子供たちの心にどのように影響するのかを考えてしまいます。
詩人は最後に「ただ 自らの弱さといくじなさのために 生まれて何も知らぬ 吾が子の頬に 母よ 絶望の涙を落とすな」と自身の心を鼓舞させています。
美智子皇后様が、国際児童図書評議会の記念大会で、この詩人の「その頬は赤く小さく 今はただ一つの巴旦杏(はたんきょう)にすぎなくとも いつ 人類のための 戦いに 燃えて輝かないということがあろうか・・・」と 限りない可能性を秘めた子供たちの未来についてスピーチをされたそうです。
若いお母さんたちが、育児ノイローゼにならず、未来を信じて、どうか強く生きてと願わずにいられません。
母親が育児ノイローゼに罹ってしまったようです、一人で抱え込まないで、発散できなかったのかと悲しく思いました。
今朝の新聞に、詩人の竹内てるよの記事が載っていました。子供をもうけながら、病気になって離縁を告げられて、子供と離れなくてはならなくなった時、わが子を殺して、自分も死のうと赤い紐を手に取った。目の前にチラチラする赤い紐が嬉しかったのだろう。赤ん坊がニコッと笑った。母は我にかえった。「生まれても何も知らぬ 我が子の頬に 母よ絶望の涙を落とすな」
切りつけた母親が我にかえった時、戻れる所があるのだろうか。母親に切りつけられた子供の心を癒すことは大変なことだと思います。私の子育ては、反省することが多くて、とても褒められるものではありません。成長して社会人となった子供たちから、今になって、ポツポツ小さい頃に『こうだった、ああだった」と聞くと、とんでもない事を今でも覚えていて、今でも引きずっているとは言わないまでも、影響を受けていたことで、驚くことがあります。
ですから、今回 被害者になってしまった子供たちの心にどのように影響するのかを考えてしまいます。
詩人は最後に「ただ 自らの弱さといくじなさのために 生まれて何も知らぬ 吾が子の頬に 母よ 絶望の涙を落とすな」と自身の心を鼓舞させています。
美智子皇后様が、国際児童図書評議会の記念大会で、この詩人の「その頬は赤く小さく 今はただ一つの巴旦杏(はたんきょう)にすぎなくとも いつ 人類のための 戦いに 燃えて輝かないということがあろうか・・・」と 限りない可能性を秘めた子供たちの未来についてスピーチをされたそうです。
若いお母さんたちが、育児ノイローゼにならず、未来を信じて、どうか強く生きてと願わずにいられません。