記念局運用期間も折り返しとなり、これまでの運用状況を振り返ってみました。
VUHF帯(50~1200MHz)での交信が、関東(1エリア)、東海地方(2エリア)の局に偏っており、関西方面(3~6エリア)の局との交信がほとんどできていませんでした。
(1エリアは前半戦で富士山と箱根に移動運用して交信数を稼ぎました)
これでは「国内に広く守山区60周年をPRする」という目的を達成できないため、関西方面の局との交信にチャレンジすることにしました。
しかし、近距離通信が主流のVUHF帯で名古屋から関西地方を狙うのは、守山区内からは難易度が高く、区内最高峰の東谷山での移動運用でもほとんど交信できませんでした。
そこで、確実に関西の各局と交信するためには、当たり前の話ではありますが関西まで行くのが良いと判断し、大阪湾、瀬戸内海が一望でき、関西一円、運が良ければ四国、中国地方の局も狙える六甲山に行くことにしました。
とはいえ、六甲山に土地勘があるわけではないので、出発前に地図で目星をつけた場所に向かいました。
実際の運用場所はこちらです。
夜になると大阪方面の夜景がとても綺麗でした。
交信局数の変化は以下の通りです。
13時頃に名古屋を出発し16時頃着。
16:30から運用開始し、運用は21:30頃まで行いました。
本当は日が変わる頃まで運用したかったのですが、21時過ぎにガス掛かってきたと思っていたら、雪が舞い始めたため、慌てて撤収して下山しました。
ちなみに、気温が低くて、到着時で既に2℃、撤収時は0℃でした。
【トピックス】
呼んでいただいた局は、VHF、UHF帯の運用のみの局が多い印象で、HF帯で交信したことが無い局から沢山呼んで頂きました。
まさか東海の記念局と交信できるとは思わなかったという嬉しい反応も。
聞いたこと無いプリフィックス(8N2)が聞こえてきて驚いたともいわれ、わざわざ神戸まで来た甲斐がありました。
守山区制60周年のPRに対し、20年前に守山区に住んでいたという人や、守山には住んだことはないが昭和区にいたという人もいて、懐かしがっていらっしゃいました。
また、滋賀県守山市の記念局と間違えている方もいて、市ではなくて区です、と訂正をお願いしました。(笑)
今回は、平日(月曜日)にも関わらず、関西エリアの80局近い局と交信が出来ました。
残念ながら、中国(4エリア)、中国(5エリア)、九州(6エリア)の局との交信は叶いませんでしたので、3月末までの運用期間中に再度、西方面への遠征が出来たらと思っています。
呼んでいただいた各局、ありがとうございました。(Y)