ミノルタがライカと仲がいいときにライカR3と一緒に開発、発売したカメラだと割りと最近知り、LEITZ Minolta CLは知ってたけど、SLRカメラでも共同でか、下請けでやってたことがあるんだと、ちと欲しくなった。 前にも言ったように、昔高嶺の花が今ではほんの小遣い程度で、中古で買える。 修理のいい技術者とも知り合えたし、金属製のカメラであまり電気仕掛けでないものは、大抵はなおる。 従って、彼のアドバイスによると、例え不動であっても、見てくれのいい奴を買ったほうがましだということである。 見てくれもよく、完動品であればとても高い。一見完動でも、実際使用するとなれば、一通り点検はしなくてはならぬ。どうせ似たような費用がかかるなら、最初から不具合品を安く買ったほうが得である。
ずっと相場の流れをウォッチして、やっとこさ3月6日に落札、3月9日に手元に届いた。
思っていた以上に程度がよくて、ほくほく。 その後4月7日にオーバーホールに出し、4月14日手元に戻ってきた。 早い、画期的に早い。 別に急ぐ訳ではないが、他に私が預けてある2~3点の中での優先順位を1番に上げてくれとお願いしてあった。
噂に聞いていた、フィルムの巻上げ感は凄い! とてもスムーズである。私が持っている、手巻きのカメラの中で間違いなくベストである。 こんな巻上げ機構を持ったカメラを1974年に発売してるなんて・・・。
モルトプレーン交換、ファインダーカビ清掃、ミラークッション交換、巻き上げ空転>切り替え部さび掃除、シャッター>スイッチ掃除、シンクロ良、表示振り切れ、露出アンダー>抵抗体汚れ掃除、メインスイッチさび掃除 こんな作業が施されていた。
真っ赤なベルトもオークションものである。 すごく派手なようだけど、そうでもない。黒に赤はよく似合うと思う。 黒に黒もいいけど。
1つ所有するとつい色違いも欲しくなる。 白ボディーは6月5日落札、6月8日受取り。
フィルム巻き取りレバーが動きません。 従ってシャッター切れません。 年内修理出しは無理だな。何しろ可処分所得に限りがありますから。